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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1999/05/14
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/495p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-264566-1
文庫

紙の本

奪取 上 (講談社文庫)

著者 真保 裕一 (著)

【日本推理作家協会賞(第50回)】【山本周五郎賞(第10回)】【「TRC MARC」の商品解説】偽札をつくりあげた者が勝利者となる!傑作長編1260万円。友人の雅人がヤク...

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奪取 上 (講談社文庫)

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商品説明

【日本推理作家協会賞(第50回)】【山本周五郎賞(第10回)】【「TRC MARC」の商品解説】

偽札をつくりあげた者が勝利者となる!傑作長編
1260万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札作りを2人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した、涙と笑いの傑作長編サスペンス!【商品解説】

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みんなのレビュー148件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

真のエンタテイメントは何年たっても色褪せない。

2009/06/19 13:43

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はりゅうみぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

衝撃の面白さ!
これほどのエンタテイメント、早々ころがっているもんじゃない。
小さなフェイクから大きなどんでん返しまで、この作者が読者を楽しませるためどれほど粉骨砕身している事か。私たちがそれを受け取らない訳にはいかないではないか。
心底楽しませていただいた。

これは強きものが弱きを助けるお話でも、弱きものが強きものに変わっていくお話でもない。
弱きものが弱いまま、誰もが持てる「勤勉と努力」によって偉業を達成するという単純明快・痛快至極のハイスピード・コン・ゲーム、ややシニカル風味、である。
偉業によって達成するのは「偽札作り」、お上にたてつく大罪だ。


まるで落ちてる石ころを拾うかのような気安さで自販機破りをする道朗。
彼をネコの子をつまむように捕まえるヤクザ。
少しもあわてず口先一つでヤクザを丸めこむ道朗に、冒頭からついつい引き込まれる。

いったい、このしたたかな青年は何者?
ヤクザに追われるような何をしたの?

わずか数ページでたくさんの「?」をちりばめて、行きつく偉業は「偽札」。
「勤勉と努力」をこっちに持っていくのか!と唖然とするが、こんなところでアングりしていては約1000ページに及ぶ本作を読み終わった頃には、口腔外科に予約を入れる事必至。この後に待っている怒涛の展開に口を閉じるひまがないからだ。

一難去ってまた一難、そして一男去ってまた一男。
銀行員も騙せる「偽札作り」は当然困難の連続だ。知識、材料、資金…。おまけにヤクザにも警察にも追われる。
ところが、まるで神が贋作の成功を望んでいるかのように、必要な時に必要な人や物が現れる。その面白さたるや現代版「藁しべ」と言えなくもない。緻密な構成の妙技を堪能しよう。

もう1つこの作品の魅力は個性的な各キャラクターだ。
彼らのバランスのとれた力関係と絶妙なやりとり、三谷映画か「ルパン三世」でも見ているかのようなコミカルで含蓄に富んだセリフが、コン・ゲームにつきものの専門用語の応酬による味気なさを相殺している。

個性的な彼らは、もちろん友情や愛情でも結ばれているが、もっとも大きな絆は偽札作りにかける「情熱」だ。
そもそもきっかけはヤクザから不当に請求された借金を短期間で返済するための研究だった。それがいつしか目的は、金儲けよりも「完全なる贋作」への情熱、へとシフトしていく。

(偽札作りが成功して)
「大金が手に入ったらなにがしたい?」と仲間に問われてユキオは胸をはって答える。
「もっと完璧な偽札作りのために使う!」


まさに夢は夢のためにある。


アツい情熱は目的の善悪はともかく、とにかく人を引き付ける。望んで巻き込まれるハリケーンで、命を落とすも本望なのだろう。しかも1人ではなく仲間がいる。

これほどの夢、見つけられた彼らがちょっぴり羨ましい。



「真保裕一」
最後まで読めば、彼の名は決して忘れない。漢字一字間違える事はない筈だ。保証する。
そして真のエンタテナーに素直に兜を脱ぐだろう。

これも保証する。

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紙の本

犯罪(クライム)小説の傑作。

2023/11/30 10:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯罪(クライム)小説の傑作。「偽札造り」、「信用詐欺(コン・ゲーム)」、適度な活劇を、軽妙なユーモアとサスペンスで味付けした絶品。その流れの良さは、映画「スティング」(1973年、アメリカ、監督:ジョージ・ロイ・ヒル、出演;ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード)を彷彿とさせる。偽札造りにヤクザが絡んでくると、とかく陰惨、凄惨な様相を呈するが、本作では洒脱なユーモアでむしろ喜劇的軽快さを維持してるのも好感が持てる。二転三転どころか四転五転の展開も絶妙。特に、作家「真保裕一」の誕生に至る結末は笑いを誘う。なお、「偽札造り」の緻密な描写は、こんなに詳細に記述して良いのかと心配になるが、私などは逆にその難度の高さから割に合わない犯罪として諦めますね。

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紙の本

最高傑作

2023/01/29 08:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:*ニックネーム* - この投稿者のレビュー一覧を見る

数多くの真保 裕一さんの作品を読みましたが、
今のところ一番良かったです。
偽札作りの細かい描写が脳を刺激する。

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紙の本

ネット評価が高いので、読みました。

2014/10/13 00:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る

偽札作りのエンタメ小説。偽札作りの説得力がすごいのですが、そのぶん説明でかなりのページが取られています。細かい説明を苦痛と感じなければ、おすすめだと思います。

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紙の本

最高傑作!!!

2004/02/09 20:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バンカー - この投稿者のレビュー一覧を見る

文句なし! 最高傑作でしょう。
真保作品はかなり読みましたが、これが最も面白い。
真保裕一といえば「ホワイトアウト」が映画化もされ一番有名ですが、私としては絶対こちらの作品をおすすめします。もちろん「ホワイトアウト」もすごく面白いですが。
なによりこの作品のいいところは、登場人物がすごく魅力的であること。
主人公はもちろんのこと、脇役や敵役まで味のあるいいキャラクターが勢ぞろいしています。真保作品の主人公たちは良く言えば真面目で、悪く言えば融通がきかない人物が多く、読んでいて物足りなさを感じることもあるのですが、この作品の登場人物たちは実に自由奔放で、型にはまらない人間らしい魅力にあふれています。彼らが次はどんなことをやってくれるのだろうと、ページをめくるのがもどかしいほどのめりこんで読みました。
ストーリーに関しては触れないほうがいいでしょう。
ぜひご自分で手にとって、読書する喜びに浸ってください。

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紙の本

おもしろいの一言

2003/10/28 12:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまやん - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろいですねー。真保裕一作品は、最初に読んだのが、「ホワイトアウト」だったんですが、この作品もはまりました。友人におもしろいからと薦めてます。
最初に目次を見た時に、違う人物の名前が、あったので短編小説だと思いました。
ところが、理不尽な連中への復讐劇でした。なんとおもしろい。ストーリー展開・魅力のある登場人物たまりませんでした。最後は、アンハッピーエンドですが、又希望に向かっていく主人公に爽快感を覚えました。いやーまた次の真保裕一作品を読ませる作品です。「星五つです。」堺正章風に!!

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紙の本

読めば、引き込まれる面白さ

2003/05/14 21:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おば - この投稿者のレビュー一覧を見る

真保裕一氏の作品は、「ホワイトアウト」以来ですが、本作品はそれ以上に面白い作品でした。
上下巻での作品量は、少し読むのがためらわれるかに思えましたが、冒頭からぐいぐい引き込まれ、あれよあれよと言ううちに読み終わったというのが実感です。
偽札づくりに関する細かいデータ(?)や印刷技術についても、素人にはわかりづらい単語などでしたが、そんなことは全く気にならないくらい、ストーリー展開が面白く、読んでいると頭の中で映像が浮かび上がり、それぞれのキャラクターが動き回っているような感じでした。
迷っている方は、まず読んで見てはいかがでしょう?
読めばきっと、この世界にどっぷりと浸かっていることでしょう。

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紙の本

偽札作りに燃える男たち、それを狙う悪党たちの駆け引き。

2002/07/01 20:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんとかして、「本当の」偽札を造ろうとする男たちの物語。
きっかけが、やくざに不当な借金を負わされたり、仲間がひどい目に
合わされたりしたところにあるせいもあってか、冒頭からの印象。
「これは、和製「スティング」だ!」

冒頭から、暴力団と手塚道郎の会話ににまにま。
そんな奴ら相手に、ひるむどころか、得意技を使って煙に巻いちゃうやり方、
なんてかっこいい!
この時点で、すでに道郎のファンになりました。
自動販売機から、外国コインで小銭をくすねて生きてるような小悪党なのに。
それでも、本当に、ものすごく魅力的。

そこに、力自慢・体力自慢の雅人。
正体不明のじいさん。
お転婆お嬢の幸緒。
みんな、ものすごく魅力的。

彼らが、パソコンや、それぞれの特技を活かして、徐々にバージョンアップした
偽札作りを目指す!
もちろん、これって、犯罪中の犯罪。
でも、気づいたら、せいいっぱい彼らを応援してるのですよね。
そのキャラの魅力はもちろん、悪辣な組織との闘いのためであるというところも
大きいでしょうね。
でも、何度も何度も壁にぶつかりながら、1つ1つ、彼らが難関をクリアしてい
く度に、こっちまで、「やったぁ!」って声をあげそうになりました。

終盤は、本を閉じることができなくなってしまいました。
とにかく最高です。

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紙の本

文句なしに面白い

2002/06/08 23:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:柿右衛門 - この投稿者のレビュー一覧を見る

真保裕一の作品ではホワイトアウトが有名だが,私の中ではこれがぴか一だとおもう。
偽札作りに、青春や人生をかける人々の話なのだが,なんとも面白い。
どんでん返しに継ぐどんでん返し、一度読み始めたら彼らと一緒に夢中になってしまう。
偽札作りは犯罪なのだが、かれらのそれはもう芸術活動の域にはいっていて、つい応援してしまう。

なんとなくいつもの日常生活に飽きてきたとき、これを読んでスカッとするのもいいかもしれない。
ちょっとわるになった気持ちで楽しんでほしい。

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紙の本

ダッシュ

2003/03/02 17:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かいらぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ホワイトアウトを読んであまりに面白かったので、次に奪取に手を伸ばしたが…これも面白かった。ウラ社会と係わり、騙したつもりが騙されて、それを逆手にどんでん返し、という2転3転するストーリーに目が離せない。上下2巻でかなりのページ数になるが、克明な記述ながらテンポの早い展開に、一気に読破してしまった。鮮やかな結末には誰もがアッと驚くに違いない。ニセ札造りに情熱を燃やす彼等に青春を見た。

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紙の本

夢へむかって

2001/02/25 01:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 とてもすがすがしい話である。偽札作りのどこが? と言われそうだが、そういう話なのだ。知恵と勇気と汗と涙と青春のすべてをかけて完璧な偽札を作ろうとする若者たち。その志が尊いのだ。
 誰にも見破ることができない偽札を作ることができたなら、それは本物だ。誰も困らない、誰も傷つかない、そして笑うのは自分達だ。天下国家に反する大犯罪をめざす彼らのとった方法は……本書を読んで確認されたい。
 読後に、なんとなくルパン三世を思い出した。そうだ、そういうノリかもしれない。「義賊」なんて言葉はとっくの昔に死語になってしまったが、彼らの行動にはそれに近いものがある。
 技術を磨くために真面目に印刷工場で働いたり、偽札作りの資金を稼ぐために地道にお金をためる彼らをみていると、おかしくもせつない気分になる。そこまでするんだったら、普通に暮らせるんじゃない?
 でも、そうじゃない。それは、見果てぬ夢なのだ。
 いつの日か、彼らの「作品」を手にすることがあるかもしれない。そんなことを私は思う。

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紙の本

奪取上・下

2001/02/16 09:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sansho - この投稿者のレビュー一覧を見る

 偽造犯を描くサスペンス小説はいくつか読んだことがあるが、印刷工程を詳細なタッチで表現したのは読んだことがない。ただし、お札の印刷工程をあれだけ描いても果たして何人の方が正しく理解できたでしょうか?偽札を作るのにはこれだけ大変なんだぞと文章で表現するとなると、機械、技術力、紙の繊維素材などあらゆることを文章で綴らなくてはならないが、読み手に取ってすんなりと頭の中に吸い込まれるものでもない気がする。この物語でも印刷工程の説明については繰り返し同じことを場面毎で説明しているが、やはり一度説明しただけでは分かりにくいとの判断だろう。
 ストーリーは仲間の絆の強さが存分に表現されていて、かつ主人公が一般市民ながら痛快に活躍する場面が面白い。「こんな犯行もあるんだ」と思わせる著者の作品は相変わらず健在だ。
 楽しく・軽く読み耽るにはもってこいだと感じる。

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紙の本

長編

2024/01/20 18:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

ボリュームたっぷり。
ページ数はかなり多いですが、サクサクッと読み終えます。
少年マンガの様なノリで、軽快に話が展開するので、飽きさせません。
偽札作りの描写がやや細か過ぎて少し冗長ではあるが、そのこだわりが、小説にマンガでは無い厚みをもたらしているのだろう。
ただ当方にはチョイとクド過ぎた。

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2004/09/23 15:45

投稿元:ブクログ

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2004/09/28 16:00

投稿元:ブクログ

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