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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.6
  • 出版社: 朝日ソノラマ
  • サイズ:15cm/383p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-257-76907-6
文庫

紙の本

星虫 (ソノラマ文庫)

著者 岩本 隆雄 (著)

星虫 (ソノラマ文庫)

税込 628 5pt

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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

ほしむー、みぃ~つけた!

2007/10/25 07:20

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:宇宙の三文文士 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 では、パンパン!(かしわ手?)
ねがいごとは、みっつまで?(何の話だよ!)あ、そうだ…三回となえるんだっけ(流れ星じゃないって)。
「ユメ」は、でっかく膨らまそう(なにを願ったのだろう…?)。
 よかったですねぇー。「しつりょーへーきじゅーたんばくげき」じゃなくて(意味わかってんのか?)。
育てて、食べられる。おいしい宇宙怪獣(食ぅのかよ!?)。
「よなき」「かんのむし」に負けるな!オトーサン、オカーサン。
近所めいわくも吹きとばせ!(なんだと!?)
え、食べるんじゃなくて、食べられちゃうのぉ?うぅそぉっ!やぁあだぁああああー…!(「山猫軒」か…?)
 さて、こちらが「コア作品」だそうです。
いろいろと細かい「伏線」がちりばめられております。
気にしないという人には何の気なしに飛び越えられるものがほとんどです。
しかし「全てのナゾには裏づけを!」という方々は、このほかに2~3冊ほど読む必要がありそうです。
 それほど長期間の話ではないんですけど、他の作品も読んで伏線全部をつなげてみると「スケール」は、ばかデカいです。
でも「壮大なスペースオデッセイ」ってなワケではなく、物語はあくまで日常的ミニマムスケールですよ。

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紙の本

おもしろいんですが…

2002/12/28 20:22

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめて読んだのは、もう何年も前になります。とにかくすごくおもしろかった、という覚えがあります。その後、読み返そうと思って本を探したのですが、誰かに貸してそのままなのか古本屋に売ってしまったのか、どうしてもみつからない。買いなおそうとは思ってはいたのですが、ついついそのまま、いつの間にか品切れ状態に…。読み返せないままでいました。
物語は、ある夜突然、星のようなキラキラ光るモノが降りそそいだ次の朝、世界中の人々の額に宝石のようなものが貼りついていた。日々大きくなっていくこのモノは、どうやら生きているらしい。「星虫」と名付けられたこのモノが引き起こす大騒動に、主人公の宇宙飛行士パイロットを目指す少女の恋愛と成長を絡めたSFです。
久しぶりに読み返してみても、やっぱりおもしろかったです。ただ、はじめて読んだときには感じなかったんですが(気付かなかった?)、恥ずかしくなるようなクサイ会話が多々あり、ちょっと気になりました。
もう一つ気に入らないこと。物語とは全然関係ないんですが、今回復刊された理由というのが、この『星虫』のアニメ化が決まったからとのこと。アニメ化するのも復刊するのも大歓迎なのですが、どんなおもしろい作品でも、品切れ状態の本はこんなことでもない限り復刊なんてされないのかな?と、なんか釈然としません。

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紙の本

夢とは……

2001/09/08 05:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリフィド - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第1回ファンタジーノベル大賞で好成績を収め、1990年に新潮社ファンタジー文庫の一冊として出され、その後絶版になっていた幻の本の再版である。多くの人々がほめていたため、大変期待して今回の再版を読んだのだが、残念ながら、わたしは高く評価することができなかった。

 まず小道具の類がいけない。「第5世代コンピュータ」とか「プロローグ」とか(ふつう「プロログ」でょ…)、出てくる小道具の類が恥ずかしくて、床の上をのた打ち回ってしまった。おまけにこれらは、(一般向け入門書の受け売りなのだろうか)「なんか凄いらしいもの」という扱いでしかない。そして宇宙飛行士を志望することが恥ずかしいことだというこの設定はなんなのだろうか? 宇宙飛行士が募集されるこの世の中で、なぜそのような不自然な設定が必要なのか。このあたりでもう、物語に入り込めなくなってしまった。この作品世界が、ストーリーのために逆算されて構築された人工物であることを念頭から消すことができなくなってしまった。

 さらに、この作品がもともと持っていたと思われるインターネットなしの世界と、再版にあたって書き加えられたと思われる「一般のエンドユーザから見たインターネット」ありの世界がチグハグで、プレハブの貧相さを露呈してしまっている。こんなことしかできないのなら、なにもしなければ良かったのにと思う。

 そのような末梢を別に置いたとしても、いろいろと引っかかる部分があった。「夢をかなえるには行動が必要」とかいいつつ、その夢方向に何があるかというと、この宇宙は自分の夢が必然である世界だったということが棚からボタモチで判明したということ、自分の前方に誰かがレールを敷いてくれたということ、願書の提出先を誰かが作ってくれたということ、やりたいことをやる制度をだれかが作ってくれたということだという。これではまるで「夢とはだれかがそれを叶えるための下準備をしてくれるもの」ではないか。
 夢を実現する上で本当に困難な箇所を、思い切り逃げてしまっている。なんという他力本願。そしていかにも学校に通っていて将来の進路について悩んでいる青少年が喜びそうな構造でもある。中高生の頃に読んで感動したという人が多いのはこのあたりが理由かと思ったりしてしまうのはうがちすぎか。

 読み終わってから、SFの逃避文学としての側面について考えさせられてしまった本だった。SFなんか読んでいていいのだろうかとひさびさに考えてしまった。

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紙の本

やっぱりすごい!

2003/06/07 08:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本との出会いは、もう10年以上も前。悩んでいた時期に、この本に出会いました。「夢は諦めるものじゃない。叶えるためにある」この言葉に、はっとさせられました。諦めたらそれで終わり。今まで頑張ってきた努力も報われることがない。100回挑戦してだめでも、101回目で成功するかもしれない。諦めない限り、必ずチャンスはくる! そう思えるような本でした。何回も何回も読み直した本。そのリニューアル版としてこの本が出版されていることを知り、飛びついて買いました。やっぱりすごい! 最高の本です!!

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紙の本

ジュブナイルとして、気恥ずかしいほどに王道

2002/06/16 12:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 その昔、この国にも「ジュヴナイル」というジャンルがあった。
 いわゆる、対象読者層も作中で主役を演じるのも中・高校生というジャンルで、どうした加減かSFと非常に相性がよかった。今でもそういった性質の作品がまったく姿を消した、というわけでもないのだが、なんかヤング・アダルトとかオタク系の作品群の中に紛れてぽつんぽつんと出版されているような状況で、非常に肩身が狭い。
 で、この作品は、その「ジュヴナイル」のど真ん中ストレートにずっぽり入った作品なわけですね。もともと、日本ファンタジーノベル大賞の最終選考に残り、十年前に出版された作品を、最近になってリライトして版元を朝日ソノラマに変えて再販された、という経緯をもちます。
 どれくらいストレートかというと、三十過ぎのおっさんが読むと気恥ずかしいくらい、まっとうなジュヴナイルの姿を見せてくれます。
 科学は人類を幸福にし、人類は宇宙に行かねばならず、ガール・ミーツア・ア・ボーイ、なのであります。

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紙の本

すごいっ!!

2001/02/11 22:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すの - この投稿者のレビュー一覧を見る

 友人に強く勧められて読みました

「殺す以上は、食べるのが礼儀だと思わないか?」

 はじめのインパクトにやられてぐぐっと読んでしまいました。3作ともリメーク版と言うことでリメーク前も読んでみたい!!
 本当に面白かった。
 設定に不自然な点はあるけど、2/50億の確率だから仕方ないかなって気もする。

 みんなで暗い話を読むよりは、本当はこういう話を待っているんだと思う…前向きになれる理屈抜きでおすすめ!! 読んでほしい!!

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紙の本

中高生にもっとも勧められる本

2000/11/10 17:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maxwell - この投稿者のレビュー一覧を見る

 将来の進路に悩んでいる人や、少しエネルギーが切れてしまったような人に、そして中高生に最も勧めたい一冊です。
 誰しもが持っている「夢」。これを貫き通すには、非常に大きなエネルギーが必要です。そして「勇気」と「強さ」も。しかし、それは誰しもが持てるものであると、そう思える本です。
 また、これを読むと、「環境」というものに少しでも目を向けることができると思います。
 読後には、必ず心に思うところが残る、そんなお薦めの一冊です。

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紙の本

引き込まれる

2000/09/21 23:46

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投稿者:yai - この投稿者のレビュー一覧を見る

 読後、ほっとした。「まさか」「でも」を繰り返し、最後は涙が止まらなかった。読み始めると途中で、栞を挟みたくなくなり、ぐいぐいとその世界に引き込まれていく。星虫という話は終わっても、その世界の話は終わらない。続きは『鵺姫真話』へと続く…。
 この小説は10年前に出版されている。そして10年後、リメーク版として登場した。これは、長い年月が経っても、変わらず読者に愛されつづけてきた証である。

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紙の本

この台詞にヤられるためだけに読んでもいい。

2004/12/17 18:56

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投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 SFには苦手意識を持っているので、最後まで読めるか不安でしたが、蓋を開けてみると、なんだか“懐かしい”のは時代のせいか(^^;)。なんせ主人公が、猫をかぶった女子高生、というあたりがなんとも(笑)。そんなクサイ設定にもかかわらず、これが不思議とのめり込んでしまうのです。

 宇宙に憧れ、将来はスペースシャトルの操縦士になる、という夢を幼いころから持ち続けている女子高生・氷室友美。けれど、いつの頃からかその夢を口に出して言うことはなかった。学校では優等生を演じる友美は、家に帰ると宇宙飛行士を目指すための訓練を行っている。そんな友美が夏休み最後の夜に見たものは、空から無数の星が降ってくる風景。しかしそれは、人間の額に吸着することで宿主の感覚を増幅させる宇宙生物で、友美はすっかり夢中になり…。

 物語の中盤ほどで、ヒーロー&ヒロインが確定、そこから核心へと向かっていきます。…いろいろと言いたいことはあるのですが(笑)、まあ、そういうことを置いておいても、読む者を惹きつけるものがやはりちゃんとあるのですね。人によって感じ方は違うのでしょうが、私にとってはやっぱり登場人物、ということになるでしょうか。もうね、とある人が言った、たったひと言にヤられちゃいました。

 「…俺、昔、絶対に死ぬわけないと思ってた人が死ぬの、見てますから」

 きゃー。こんな台詞にまいっちゃってる自分にびっくり(笑)。まだまだ私も捨てたもんじゃないわ、と(違)。

 物語全体を通してみると、とてつもなく大きなテーマを扱ってるんですよね。でも、裏を返すととても身近なものだったりしますが。そして、やっぱり“愛”を語ってるなあ、と。表紙がこんなで、ちょっと書店で買うのをためらいそうになりますが(笑)、でも、読んでみて損はないと思います。充分楽しませてくれますよ。


紫微の乱読部屋

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紙の本

ジュブナイル系SF

2001/06/12 08:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しおん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新潮社の第一回ファンタジーノベル大賞(大賞は酒見賢一氏の後宮小説)で最終選考まで残り、新潮社から出版されるがその後入手が困難になり、ファンの間から幻の名作と呼ばれていた作品。
 ソノラマ文庫で復活し、そのさい加筆・修正がなされているようです。
 この作品自体は謎で引っ張っていくタイプなので、あえて筋書きは書きません。
 主人公は委員長こと氷室友美・高校一年生。優等生でクラスの憧れの的の彼女だが、実は幼少のころから宇宙飛行士になるという夢をもっており、トレーニングを10年間欠かさず続けているという裏の姿をもつ。
(可愛い顔をして、握力なんか50キロで、走ると警官も追いつけない(^^;))
 ただ、彼女の願望充実の物語というより、表題の『星虫』と呼ばれる謎の物体を中心にして、環境問題が生じている地球、そしてその世界の中の日本という世界の動きに重点が置かれている。
 高校一年のクラスメートたちの友情を横糸に国連や日本政府の駆け引き、解き明かされていく星虫の謎。
 本来中心に据えている委員長のような優等主人公キャラは逆に読者の印象が薄くなってしまいがちだが、この作品の氷室友美は凛として強く、愛嬌があり、可愛いので、強く印象に残った。
 名作というのが頷ける作品でぜひ読んで頂きたいと思います。
 余談ですが、作中で登場する第五世代コンピュータというのは、もちろんICOTのそれがモデルでしょうし、寝太郎こと広樹君が作り出したというプロローグという言語は、ICOTで脚光を浴びた述語論理型言語『PROLOG』がモデルなのは確かでしょう。
 寄生や共生という概念。最近、エイリアン9のアニメを見たこともありますが、大原まり子さんのエイリアン刑事もありますし、古くは寄生樹など傑作が色々ありそうです。

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紙の本

夢は続く……

2001/02/02 08:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちゃぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 宇宙飛行士を夢見る氷室友美は高校生。いつかスペースシャトルのパイロットになる事を目指し、自主訓練に励む日々を送っていた。夏休みの最後の夜、友美は空からいく筋もの光が降ってくるという幻想的な光景を目にする。星虫と呼ばれるその光の一筋一筋は、人間の額に吸着して宿主の感覚を増幅させる能力を備える宇宙生物だった。人々はそんな星虫の存在に夢中になるが、やがて星虫が驚くべき変化を始めた時……
 本作品は第一回日本ファンタジーノベル大賞で最終選考まで残った作品のうちの一作である。ちなみにこの時の大賞には『後宮小説』が、優秀賞には『宇宙のみなもとの滝』がそれぞれ選ばれている。これらの作品をお読みになったことがある方ならわかるように、日本ファンタジーノベル大賞は非常にレベルの高い新人賞なのである。その最終選考まで残った! それだけで何か期待させられるものがあるではないか。
 『星虫』から『鵺姫真話』『イーシャの舟』と続く一連のシリーズのコンセプトは明解、『夢は諦めてはならない』である。これだけ聞けば、お寒い内容を想像してしまう人もいるだろう。だが、岩本隆雄だけは違うのだと言いたい。岩本隆雄はそこらの作家モドキとは違うのだ。
 本作は新潮文庫から1990年に出版されたが後に絶版となり入手不可能な状態が長らく続いていたが、ネットでのファンの地道な活動の成果か、2000年に朝日ソノラマから再刊され今こうして読む事ができる。本当に良い作品はやはり埋もれたままにはならないのだ。

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紙の本

ちょっと、がっかり

2002/04/09 10:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Aさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 以前、岩波書店からでたとき、すごく、感動した。人にも勧めまくった。で、そのあと、イーシャの船が出て、物語として独立しているけど、同一設定上を違った方向から物語にしているので、すごくお気に入りになった。そのあと、何度も、「星虫」を読み返しているが、今までの中で好きな物語のベストいくつに入る本だ。で、10年近くたって、「鵺姫真話」を含めた3部作として再販された。最初は、「鵺姫真話」のみを読むだけのつもりだったが、設定が変わってしまっているので、ほかの2作も読むようにした。

 でも、読み直してみて、主人公の女の子、友美がすごく色あせてしまった。他の物語と連携を深めてたからかわからないが、キャラクターの奥深さがすごく浅くなったような気がした。演じてる自分と本当の自分の狭間にゆれる主人公の部分がぜんぜん描かれていない気がした。設定自体も、10年前と同じというわけには行かなくて、ちぐはぐになってしまっていた(インターネットやその他のことを入れるときに、知識が足りなかったのかな?)。

 「イーシャの船」も含めて、10年前より物語としての完成度が落ちているのは、すごく、残念だ。このあと、「星虫ワールド」として短編集が出るとか言っているが、買おうか迷っている。

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2004/09/30 01:51

投稿元:ブクログ

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2004/10/18 10:04

投稿元:ブクログ

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2004/11/07 00:48

投稿元:ブクログ

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