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- カテゴリ:一般
- 発売日:2000/08/30
- 出版社: 文芸春秋
- サイズ:16cm/1冊
- 利用対象:一般
- ISBN:4-16-356510-8
紙の本
またたび浴びたタマ
アリバイが苦いバリア 伊良部、縞柄が増し、無頼 浦和で蒔いた、ははは、と母は大麻で笑う−44個の回文にショートストーリーと友沢ミミヨの画を付けた、究極の回文50音かるた。...
またたび浴びたタマ
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商品説明
アリバイが苦いバリア 伊良部、縞柄が増し、無頼 浦和で蒔いた、ははは、と母は大麻で笑う−44個の回文にショートストーリーと友沢ミミヨの画を付けた、究極の回文50音かるた。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
回文と1ページのお話とカルタッぽい絵が44個
2023/06/29 16:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹さんが2000年のお正月に考えた回文が、50音順に44個と、全てに友沢ミミヨのイラストがついて、村上春樹さんの超短編が付いていて素敵です。
紙の本
大人が笑える!
2021/12/21 06:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サッピーターン - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹ライブラリーで出会い、帰宅後、思わず買ってしまいました(笑)
よく思いついたなーという回文、そしてその解説。
オトナ向きな内容ですが。
読んでいてついクスクス笑ってしまう本です。
紙の本
どうした村上春樹
2001/01/15 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:remi - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく笑いが止まりません。本を読んでこんなに笑いが止まらないのは、久しぶりのような気がします。
本書は村上春樹さんによる、「回文」五十音かるたです。本書のタイトルがもうすでに回文になっています。
村上春樹さんの文章も絶品ですが、友沢ミミヨさんの絵がなんともいえない味わいを醸し出しています。
春樹ファンの方はもちろん、そうでない方にもおすすめしたい本です。
紙の本
こんなのもアリ
2002/07/19 20:40
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投稿者:絵師K - この投稿者のレビュー一覧を見る
「回文」という言葉遊びは面白いが、それのみで本にして、しかも結構売れ
てたってのがスゴイな。前半「あ〜に」はそれほどでもなかったけど、後半
「ぬ〜わ」はそれなりに楽しめた。
友沢ミミヨがカルタ絵を担当したせいもあるのかもしれないが、回文てもの
は、下方面のネタ(グロいのはダメだが)が単純に笑える。
何気なく手に取って、時折「ニヤッ」とする程度のスタンスで読めば、これ
はこれで評価できると思うのだがどうだろう。
紙の本
それ程、絶品ではないものの
2001/07/13 15:41
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投稿者:くもざる - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に真面目でストイックな小説を書く村上春樹氏と、意味ない面白いことをノリで作る村上春樹さん。年を重ねる毎に文体がかわり、雰囲気が変わっていく小説だが、「村上春樹さん」の方のノリは変わらず健在だ。これだから50歳とは思えないのだ。いまだに、村上春樹が50代ではなく、30代後半かと思っている人も多いそうだ。
「友沢ミミヨさんの絵のおかげ」で、この作品がより良くなったという意見もあるようだが、本当はもっと違う人の絵の方が雰囲気にあっているような気がしないでもない。
回文は、はっきり言ってそんなに上手くない。無理やりこじつけも多々ある。「ぞうからかうぞ」だったら、誰に向かっていっても意味が通るけど、この本に載っている回文は意味が分かりにくい。絵があっても分かりにくい。だけど、まぁ、肩の力をぬいて、「ははは」と楽しみたい時にはおすすめだ。
紙の本
く、、、くだらないっ(笑)
2001/02/17 10:48
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投稿者:のぶこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり深く考えすぎずに、読むのがよいんじゃないかな?本人(村上氏)もあんまし深く考えてなさそうだから。とりあえずいえるのは、挿絵も味わうべきということ。それ以上のことは、自分で読んでから、どっぷり浸ってみてください。
紙の本
本書の成功の大半は、春樹がリクウェストした友沢モモヨの絵に拠るところが大きい
2000/10/05 00:15
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投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹の「回文」44個と、その「回文解説」をアイウエオ順に並べた本である。ぼくは基本的に春樹の脂下がった尊大さが嫌いゆえ、もし版元が贈ってくれなければ、こんな本、手にも取らなかった。しかしせっかく贈られたものを、いきなりゴミ箱というのはあんまりなので、一応読んでみた。春樹のこの手の「おふざけ本」、大半はクズだが、意外にもこのカルタには、そこそこの短文が幾つかあった。また、本書の成功の大半は、春樹がリクウェストした友沢モモヨの絵に拠るところが大きい。にもかかわらず文藝春秋は「箱」では白地に黄色、「本文」では黄色地に白抜きと、春樹の名は墨で目立たせてはいるが、友沢の名は意識的に見えないようにしている。むろん春樹よりQ数も小さい。馬鹿版元はえてしてこうしたことをするので、春樹は前もって版元に「同格に扱って欲しい」と言っておくべきだった。
どんな回文なのか、以下に「短文」も含めて引いておこう。「しらぬことてつだってとこぬらし」(知らぬことてつだって、床濡らし)。そして短文は、「この回文って、なんか、よくわからないんですけどー、なんか[このダブリはひっかかる!]エッチな感じするんですけどー」「そうですね。かなりエッチだと思います」「どういうことなんですか? 具体的に言って」「あんまりエッチなんで、具体的には言えません。想像してみてください」「えーと、すごーくエッチな想像しかできないんですけどー」「はい。それでオーケーです」 しかしいったいどういう状況だったんだろう? ふとんの中でウォッカ・マティーニを作っていたんだな、きっと」 こうして写していると、別に面白くもなんともないか。2000年の正月は何もすまいと決意したが、ムラムラと書きたくなり、5日間で書いたと「あとがき」にあるが、作家とは大嘘付きなのでこんな話、まともに信じてはいけない。人間50歳にもなったらもう少し、それなりの年齢の取り方をしそうなものだが、おそらく春樹は70歳になってもこの乗りのような気がする。