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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.9
- 出版社: 時事通信社
- サイズ:20cm/177p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7887-0071-9
読割 50
紙の本
あたりまえの日に帰りたい 骨髄性白血病からの生還
著者 小林 茂登子 (著)
ある日、突然宣告された慢性骨髄性白血病。突然直面した死の恐怖に立ち向かい、驚嘆すべき沈着さと深い信仰に根ざした勇気をもって、ついに打ち克ち、見事に生還を果たした主婦の記録...
あたりまえの日に帰りたい 骨髄性白血病からの生還
あたりまえの日に帰りたい―骨髄性白血病からの生還
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商品説明
ある日、突然宣告された慢性骨髄性白血病。突然直面した死の恐怖に立ち向かい、驚嘆すべき沈着さと深い信仰に根ざした勇気をもって、ついに打ち克ち、見事に生還を果たした主婦の記録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
骨髄性白血病にかかり,骨髄移植を受けた女性による,3児を含む家族や友人,信仰に支えられた熾烈な闘病記
2000/10/05 00:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杉山 由美子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
慢性骨髄性白血病から生還した著者が,同じ病にかかった人の役に立てたらという思いで書いた闘病記。告知,死の恐怖,入院,骨髄移植,副作用に苦しむ長い闘病,復帰という過程を,心の揺れとともに記録している。これを読むと,慢性骨髄白血病は難治性の病で,化学療法でも3〜4年しか生存できないこと,骨髄移植は適合するドナーが見つかりにくいうえに手術しても成功率は高いとはいえず,激烈で長期にわたる副作用があることなどがわかる。
著者の場合,カトリック信者で知人・友人に支えられたこと,病に敢然と立ち向かう強さがあったこと,15歳と14歳とまだ6歳の3人の子どもがいて生きつづける意欲があったこと,夫や実母,義父母,義姉まで金銭的にも日常的にも援助してくれたこと,骨髄を妹が提供してくれて移植手術ができたことなど,ひじょうに幸運なケースのようだ。しかし,この人のように長期にわたる高度で高額な医療を,周囲の支援が得られるなかで受けられる人がどれだけいるのか考えさせられる内容である。
(C) ブックレビュー社 2000