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紙の本
近づくラインハルトとヤンの距離
2002/07/05 13:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帝国軍の勝利に終わった「アムリッツァ会戦」。
けれど、同盟軍の撤退をゆるしてしまい、ラインハルトはヤンのために二度も完勝を邪魔される。
ラインハルトとヤンは、どんどん互いを意識してゆきます。
ラインハルトは、世界を手に入れるという目的の最大の障害として、ヤンにいらだちをつのらせます。
一方、戦いで人が死ぬのは嫌だけれど、戦略や戦術を考えることが好きなヤンは、強い敵将としてのラインハルトに勝つことへの魅力を、感じている節があります。
また、本巻では、ヤンは初めてラインハルトの顔を見ます(映像ですが)。
そして、ラインハルトの支えであるキルヒアイスとは実際に対面もします。
「味方の政治家より敵の指揮官に好意を抱くというのは妙なものだな」というヤン。
どうして、こんな戦いをしなければならないのだろうと、読んでいる方はもどかしくなります。
戦いを軸にした作品を読むとき、どうしても人間の愚かさや哀しさを感じずにはいられません。
紙の本
第二の故郷、イゼルローンへ。
2002/06/16 16:18
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投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帝国皇帝が死亡し、状況はめまぐるしく変わってゆく。ヤン艦隊は、イゼルローンに駐在することになり、ユリアンは軍人になる。
イゼルローンの話は明るい。ちょっとしたコメディのようである。ヤン艦隊には明るいキャラクターが多いからだ。この深いストーリーが暗く思えずにいれるのは、ヤン艦隊のおかげだろう。帝国側では、皇帝の死から動乱の時代がはじまり、この結末がどうなるのか早く、続きが知りたくなる。