現代詩人論
著者 大岡 信
大正末期から戦後まで、混迷の時代の中で輝かしい光を放った詩人たち――西脇順三郎、金子光晴、中野重治、中原中也はじめ、「四季」の三好達治、立原道造、戦後「荒地派」の鮎川信夫...
現代詩人論
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商品説明
大正末期から戦後まで、混迷の時代の中で輝かしい光を放った詩人たち――西脇順三郎、金子光晴、中野重治、中原中也はじめ、「四季」の三好達治、立原道造、戦後「荒地派」の鮎川信夫、田村隆一さらに清岡卓行、谷川俊太郎に及ぶ、23人の魅力の源泉に迫る。「詩」と「批評」という二筋道を、一筋により合わせ得る道を自らの内に探求してきた著者の、刺激に満ちた詩人論。現代詩を語る上で、必読の詩人論が誕生した!
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新しい見方がひろがる
2021/01/13 12:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:酔生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
取り上げられている各詩人の作品を改めて読みたくなる(そういう「批評」が、よい批評だと思います)ような本でした。
特に、村野四郎や丸山薫について、じっくり読んで考えたいと感じました。今まで読んでいなかった大岡信氏自身の詩も読みたくなりました。
心の中に残っていた詩心を掻き立てる刺戟に溢れた好著。
素人には不親切だが
2002/05/28 13:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「現代詩の半世紀」という序章がまずあって、ここでは大正末期から60年代後半までの詩壇が俯瞰される。
その後が、詩人論。金子光晴、中原中也、中野重治から、飯島耕一、谷川俊太郎あたりまで、21篇。それぞれの論のスタイルは一様ではない。長さも一様ではない。記述は客観的ではなく、大岡のバイアスが強くかかっている。
僕のような詩の素人には不親切な構成ではあるが、刺激的な一冊である。