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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 18件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.7
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/298,6p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-646503-5

紙の本

塩野七生ルネサンス著作集 3 チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

著者 塩野 七生 (著)

塩野七生ルネサンス著作集 3 チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

税込 1,870 17pt

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塩野七生ルネサンス著作集 7巻セット

  • 税込価格:14,190129pt
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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 3 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

2001/10/13 01:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シロヤマ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私がこの著書を手にしたのは大学生の頃である。その頃澁澤龍彦に陶酔し、ヨーロッパへの興味をかきたてられたのが始まりである。始めは塩野氏が男性だとばっかり思っていて、冊子の写真を拝見したときには大変驚いたのを覚えている。
 さて、私達はこの著書で、先人の生活ぶりを目の前に見るような感覚を得ることができる。塩野氏の他の著作全般を通して、人々の生活が事細かに記載されている。
 例えば、その頃の思想とは如何や。時代はルネッサンス。老いも若きも暗い中世を忘れ、この世の春を満喫していた。ミケランジェロやレオナルド・ダビンチが活躍し、著書の主人公であるチェーザレ・ボルジアが父であるローマ法王アレッサンドロ6世共に活躍する(カンタレラという味の良い毒薬を用いて!)。その妹であり、娘でもあるルクレッツアがこの三角関係の輪の中に嫌がおうにも巻き込まれる。父と息子が娘であり妹に恋焦がれるなど近親相姦も甚だしいが、この時代はルネッサンスである!ミケランジェロやレオナルド・ダビンチも美少年同好会なるものに参加していたことをご存知か。美しい者程賞賛の的になる。人間の心は賞賛には値しないのがこの時代である。また、著書の中でレオナルド・ダビンチがチェーザレ・ボルジアの軍事顧問をしていたことにも驚かされる! 学生時代にモナリザを見て、何が美しいのかと思っていた皆さんもこの著書によってレオナルド・ダビンチを新たに発見されるに違いない。
 チェーザレ・ボルジアは悲願であるイタリア統一を果たす事ができず、非業の最期を迎えるが、神を信じていなかった彼の魂は唯一のよりどころであるルクレッツアの元への帰っていく。
 これは、単なる野心に燃えたイタリア・ルネッサンスの一貴族の話ではなく、稀有な時代を代表する為に生まれた最高の男性の話といっても過言でないと思う。
 ちなみにサガンもチェーザレ・ボルジアを題材にした著書がある。彼に興味を持たれたら、こちらも読んでみると視点が異なりより楽しいと思う。

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紙の本

塩野さんの作品は、とても好きです。

2008/10/25 12:14

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

塩野さんの作品は、とても好きです。女性の細かな描写力と男性の力強い表現力を兼ね備えているため、文章を通して風景が頭に思い浮かぶのです。

特に「ローマ人の物語」などの中で描かれている戦争の場面は秀逸。

さて、本作品はルネッサンス期にローマ法王の子息として、権力を得てその力を背景にイタリア統一を目指した野心家の物語。

マキャベリの「君主論」のモデルにもなったといわれるチェーザレ・ボルジア。

彼の生き方は、目的のためには手段を選ばないという非常にシンプルなもの。貴族的な表情の奥底に冷酷なものをもっている人物。

全くなにも持たない彼が、さまざまな策を弄してイタリア支配をしていく様は、圧巻です。しかし、その快進撃もやがて止まってしまいます。

彼の最期はあっけなくおとづれます。策の限りをつくした男の最期は、ひどくそっけなく描かれ、それが強烈な印象を与えます。

彼は権力のバランスをよくわかっていた人物で、そのバランスのとり方は現代の大きな企業で働く人たちにとっても参考になる処世術だと思います。

そういった意味では、「君主論」も現代のビジネスマンにとっては、必読の書なのでしょう。



http://ameblo.jp/12484/

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紙の本

処女作には すべてがある。

2007/09/02 10:49

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

塩野七生のデビュー作。

 これを読んでいると 彼女の資質は やはり まず小説家である点が素直に分かる。チェーザレ・ボルジアという ルネサンスに実在した主人公を描いているわけだが その味付けは完全に小説家のそれである。

 塩野は「ローマ人の物語」で 今や名高い作家となった。「ローマ人の物語」は 塩野が彼女なりに例えば ギボンなどに挑戦している歴史書なのだと思う。但し 歴史書を書くにおいて 彼女は自分が小説家が出自である点を最大限活用している。しばしば塩野は 自らの想像力の飛翔を許すにおいて「自分は歴史家ではない」と公言している。つまり 自分が 小説家だからこそ許される記述があるのだと宣言している。こういう人を「確信犯」と呼ぶのである。

 但し だからこそ 塩野の著作は読み易い。

 僕は思うのだが やはり本は「読まれてナンボ」という部分があると思う。塩野だってそれが良く分かっている。でなければ 「ローマ人の物語」を 薄い装丁での文庫化などやるわけがない。勿論 それを「商業主義」と呼ぶのは簡単である。但し 塩野の狙いは 少しでも読者に読んでもらうことにあったのだと思う。塩野が語っているのは 結局「日本」なのだと思う。塩野が考えている「日本」について 出来るだけ多くの人に声を届けたいという一心なのだと思う。

 彼女のデビュー作は まだ優雅な物語でしか無い作品かもしれない。但し 塩野がその後に進んだ道はしっかりと刻まれている。「処女作に全てがある」とは 誰の言葉だったか忘れたが ここでもそれは正しい。僕は そう思っている。

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紙の本

“生きた戦った愛した”

2003/09/13 00:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:流花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 歴史上の人物を小説化する時、どこまで史実に忠実であるべきであろうか。第一、史実というのが疑わしい。長い歴史の中で、しばしば歪められて伝わるものである。ある一面を拡大してイメージづけてしまったり、時の為政者によって都合よく塗り替えられてしまったり。チェーザレ=ボルジアと聞いて、まず、悪いイメージが先行するのではないだろうか。ボルジア家といえば“毒”。残忍な殺人鬼。猟奇趣味。淫乱。…だが、それらのどこまでが真実なのか。塩野七生さんは、同じ時代に生き、接触もあったマキアヴェッリの眼を借りて、チェーザレを描いている。マキアヴェッリは『君主論』の中で、新興君主の行うべきことがらを述べ、その好適な例として、チェーザレを挙げている。
 志半ばに倒れ、結局何もなし得なかったチェーザレは、歴史の歯車の前には、無に近い存在だったのかもしれない。しかも、塩野七生さん曰く、「自らを語ることが極端に少ない男で、手紙や日記などを残していない」というのだから、チェーザレについては、もう藪の中である。
 だが、そのほうが都合がよいではないか。若くて美男でセクシー。しかも、大いなる野望を、“優雅なる冷酷”さを以て、着々と成し遂げようとしているのだからたまらない。23歳のチェーザレ=ボルジア。彼に理想の男性像を重ね合わせても罪にはならないだろう。父である法王アレッサンドロ6世の用意してくれた、枢機卿の地位を捨て、武将として、君主として、生きる道を選んだチェーザレ。彼は、冷静にして的確。熟慮断行。“イタリア統一”という壮大な目標のために、自分の時を待ち、一歩一歩固めていく姿には、まじめな努力家というイメージさえ浮かぶ。夜、窓辺に映る長身の影。休むことを知らない行動力。そんな姿に、読者としては健気ささえ感じ、思わず応援したくなってくる。若くて美男でしかもセクシー。そこにクールさと、内に秘めた情熱がプラスされたら、もう女性としてはたまらない。作者の術中にはまった読者は、チェーザレ=ボルジアとともに、壮大な夢を見るのだ。
 「生きた。書いた。愛した」。…これは、文豪スタンダールの墓碑に刻まれている言葉であるが、チェーザレ=ボルジアは、31年という短い生涯を、「生きた。戦った。愛した」のではないだろうか。…と言いたいところだが、チェーザレ=ボルジアには、ロマンスの香りはしない。塩野さんは『サイレント・マイノリティ』の中で、「チェーザレは女になんか惚れない男」と言っている。そこがまた女心をくすぐるのかも知れない。しかし、冷え切った心を温かく包み、解かしてくれる女性と巡り会えなかったチェーザレの孤独な魂を思うとき、運命の“優雅なる冷酷”さを感じずにはいられない。「生きた。戦った。愛した」。…チェーザレには、“満ち足りた人生”を送ることが許されなかったのだ。
 孤独な彼の実像は、だれにもわからない。だが、“チェーザレ=ボルジア”に、五百年もの時を越えて思いを馳せるとき、きっとチェーザレは、クールにして熱き一瞥を与えてくれるだろう。

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2006/06/26 10:46

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