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商品説明
パソコン、携帯、ロボットからバイオ、宇宙、エネルギー、素粒子まで旬の話題を網羅。最先端科学の現場を徹底取材し、豊富な知識と軽妙な文章でわかりやすく紹介したおとなの理科の本。『SAPIO』連載をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
溝口 敦
- 略歴
- 〈溝口敦〉1942年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。出版社、広告会社勤務を経てフリーに。組織犯罪集団から新宗教、科学まで、数多くのリポートを発表。著書に「あぶない食品」など。
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紙の本
最近はわからないことだらけで、新聞では当たり前みたいに書いてあって、おじさんとしてはわかった振りをしていますが、この手の参考書はありがたいです。でももっとわかりやすくお願いしたい。
2001/10/28 01:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
電脳、バイオ、エネルギーと宇宙。この4つのカテゴリーで、現在話題になっている科学の事柄をわかりやすく説明しようとした本です。でも、「どーーーーしても、これ以上わかりやすくできない」ことも結構あるみたいで、そういうところは、専門家の説明がそのまま文章になってて、そうなるとやっぱわかりません。まあ、そういうことも結構あるというか、その方が世間には多いんだろうな、と思います。限られた個人の教育や経験、知識からすると。でも著者は「できる限り」努力をしてくれていますから、「まあ、そこそこ」わかったような気分にもなります。
ちなみに4つの中では「宇宙」が楽しいです。一番わかりやすい。最も難しいのはバイオです。薬の作用とか、抗原抗体反応とか、めっちゃ難しいです。そうそう、最近ノーベル賞になった「不斉」合成も出てきます。同じ結晶でも、右と左があって、性質が異なる、ってやる。その研究が「日本化学会学術賞」を受賞しておられますが、登場するのはノーベル賞受賞者とは別の学者の方で「あれ?」でした。
紙の本
2001/11/19
2001/11/20 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常生活や経済活動に情報技術(IT)やバイオテクノロジーなど「科学」が入り込むことが増えてきた。本書はこうした科学の仕組みを初歩から知るための1冊。「社会畑の人間」を自称する著者が第一線の科学者にインタビューし、科学の現場をわかりやすく解説した。雑誌「SAPIO」での連載から取捨選択して収録してある。
取り上げるのは電脳、バイオ、エネルギー、天体の4分野。ロボット、ヒトゲノム、ナノテクノロジー、素粒子など旬の話題を網羅している。燃料電池や抗ガン剤、再生医療など、生活・暮らしに直接関係するテーマも多い。
例えば、パソコンなどに普及しつつある音声入力ソフトの仕組みはこうだ。ソフトは人が声を発する時に生じる空気の振動をデジタル信号に置き換え、その周波数を分析する。さらに多数の音のサンプルから取った“音の辞書”と比較して、どれに似ているかを判定する。そのうえで音声信号を分析し、確率を計算することで言葉に置き換える。言語を理解しているのではなく、統計的な計算を繰り返して音声を認識していることがわかる。
著者は「現代社会を生き抜く武器としての科学常識」を意識して執筆したという。図や写真も豊富に盛り込み、読みやすいよう配慮している。
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