サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

「e-hon」キャンペーン 本の購入でe-honポイントが4%もらえる ~7/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.11
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社文庫
  • サイズ:16cm/297p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-73232-5
文庫

紙の本

宝永・富士大噴火 (光文社文庫)

著者 芝 豪 (著)

宝永・富士大噴火 (光文社文庫)

税込 565 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

300年前に実際にあった富士山噴火災害の実像に迫る

2003/09/16 00:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良書普及人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今から296年前に実際にあった「宝永・富士大噴火」を題材にした小説です。今では廃刊になっている新田次郎の「怒る富士」を彷彿とさせる小説です。富士山クラスの火山が大噴火するとどうなるのか、江戸時代長期にわたり住民、藩、幕府を悩まし続けた災害復旧の実態を分かりやすく読み物としたもので、現在想定されている富士山ハザードマップ作りにも、少なからぬインパクトを与える内容となっています。
 以下印象に残った内容を掻い摘んで紹介します。

・降灰処理に苦労した江戸幕府・地元の苦心がよく書かれている。
・降灰で江戸町民が軒並み風邪をひき、「これやこの行くも帰るも風ひきて知るも知らぬも大方は咳」という狂歌がはやった。
・吸い込んだ灰にコンニャクがよいということで、江戸でコンニャク需要が増した。
・降灰の厚さにより、「砂退け」と「砂掃き」という言葉の使い分けがあった。
・降灰被害の大きい小田原藩などの領地の一部が、「上知」され天領となり、幕府の責任で復興事業がなされ、何十年もたって復旧後、旧藩に復帰した。
・幕府が、復旧が困難とした地域は、「亡所」とし何もしないという判断をしかけたこと、それに対して、何とかしたいという努力を傾注した幕府官僚もいた。
・降灰処理作業、河川事業などのために、当時幕府は各藩から石高百石につき2両、十万石であれば二千両、全国ベースで四十八万両もの徴収を行った。
・当時の幕府の歳入は例年七十六から七十七万両であった。そして、当時の幕府役人のはじいた噴火事後対策経費は五十五万両と積算された。
・幕府は実際には、集めた金の数分の一しか富士山対策に使わなっかった。
・河川改修の事業は、幕府が「大名普請」により各藩に担わせた。
・結局、その工事は川の氾濫を防ぎ得ず、何十年もかけて酒匂川から海に砂が排出されることを待つしかなかった。
・この工事の責任者は、伊奈半左衛門忠順であり、利根川河川改修をした人物で、幕府の土木工事の責任者であった。
・この伊奈半左衛門が対峙した相手は、勘定奉行荻原重秀で、半左衛門は復旧に金を惜しむこの幕府金庫番に苦しめられた。

 小説ですから、事の真偽は分かりませんが、灰の処理に苦労した江戸時代の当時の状況がよく分かります。南九州の火山が爆発するモデルを描いた「死都日本」という本がベストセラーになっていますが、そう遠くない昔に実際にあった噴火災害を偲んでみるのも、勉強になります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。