紙の本
謎が解れていく
2003/10/08 01:22
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投稿者:夢々 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆっくりとゆっくりと、確かな緊張感を根底に抱えたままで様々な謎が解けてゆく。
複雑に絡まった糸が解れるかのように、徐々に事実が隙間から垣間見えてゆく様に、本を読むことを止めることは出来なかった。
そのうち、解れた糸の隙間から今までとは比較にならない事実が目の前にごろりと転がってくるのにきっと息を呑むだろう。
そして、続きを!と必死になって一気に読み終えること間違いない。
読みながら心のどこかでこの小説が終わらないで欲しいと思うのも。
それ程に引き込まれ、この静かな世界観から抜け出せなくなることが間違いない小説だ。
紙の本
まだ余裕
2021/09/13 17:46
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投稿者:凛子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一巻から読み進めて、まだあと4冊。
この世界から追い出されるのはまだ先。
読み急ぎたい気持ちのまま読んで行ける。
紙の本
この村では、未だに死者を土葬にするのだから 。
2016/08/12 23:45
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投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
「尋常でない何かが起こっている」。死者の数は留まるところを知らず、村は恐怖の連鎖に陥っていた。山々に響き渡る読経、毎日のように墓場に消えていく真白き棺。さらにそのざわめきの陰で、忽然と姿を消している村人たちがいたー。廃墟と化した聖堂に現れる謎の少女、深夜、目撃されるトラックの残響。そして闇の中から射る、青白い視線…[あらすじより抜粋]
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一巻を読んでしまったらもう止まらない、第二巻。村では感染症が疑われる不審死が続くが、検査結果はどれも陰性、発症から4日で決着が着いてしまう。
それと同時に村からは不可解な形で人が消えていく。
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こんなにのめり込んだ作品は久しぶりです。ホラー作品ですが、今のところ恐ろしいというより続きが気になって仕方ないという感じ。今後の展開がどうなって行くのかわくわくがとまりません。
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ー影は前兆に見えた。(生ける屍ー甦った死者)それでいけないはずがない。
この村では、未だに死者を土葬にするのだから 。
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「尋常でない何かが起こっている」。死者の数は留まるところを知らず、村は恐怖の連鎖に陥っていた。山々に消えていく青白き棺。そらにそのざわめきの陰で、忽然と姿を消している村人たちがいた──。廃墟と化した聖堂に現れる謎の少女。深夜、目撃されるトラックの残響。そして闇の中から射る、青白い視線……。目が離せない展開、戦慄の第二幕。
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長い小説です。文庫版だと全5巻です。しかし、ストーリーは面白いので飽きる事なく読破出来ると思います。ただし、文章が堅い(?)ため、読み難いです。更に、台詞等によるキャラ立がなってません。
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どんどん追い込まれてきました。
死者は増える、夜逃げのような引越しが続く・・。
う〜ん、どうなるんだろう!わくわく。
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死者の数がだんだん分からなくなってきます。死んだの誰それの話題が出ても、どの時点で死んだ誰それなのかと描写をしてくれないと分からない…なんてことも。私があほなだけか〜。そうか〜。
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人がバッタバッタと死んでいく原因を突き止めようとする主役の坊主と医者。しかしその調査を上回るスピードで人は死んでいく。そして、村の人間関係の内部が記されていく。物語の導入部にやっと辿り着いた、という感じ。相変わらず圧倒的な死の量に震えあがれる。まだ怖いです。
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村は死によって包囲されている。
沈黙を守っていた部外者が、村のあちこちに顔を出すようになった。それは垢抜けた美しい母親と、優しそうな父親。そして大人びた女の子。
一方、状況は加速的に悪化する。
毎日のように村のどこかで行われる葬式、死亡する前になぜか会社を辞めている病人、そして具合が悪いはずなのに夜中にこっそりと行われる引越し。そして高砂運送。
「本当に死んでいたんですか?」
知り合いの死を確認する一人の少年。
「あの状態で生き返ったらゾンビかドラキュラだ」
笑う医者。・・・ドラキュラ?
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死がじわじわと広がって行く様を詳細に描いている為、二巻の後半に入るまでは“読んでも読んでも進まない!”じれったさを感じます(苦笑)。
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次から次へと人が死んでいくんだけど、その死んで行く人の共通項が見え始める。
でもその共通項から「死」へどうやってつながっていくのかが???
それに「あれ」や「これ」は「死」とどういう関係があるんだろう〜
“o(><)o”くう〜!気になる〜
結末まであと3巻もあるなんて・・・
会社休んで引きこもって、一気に読んじゃいたいわ。
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死亡者があまりに増えていくのには疫病が原因なのだろうか…それとも新しく越してきた不審な住民にあるのだろうか。
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さて、苦行ともいえる一巻を終えてw、だんだん「何かがおかしい」と気づき始める人たちが出てきます。
たくさんの村人の中で最もキャラが立っていて、二本柱の主人公と言える医者の尾崎と僧侶の室井。
この二人の活躍が始まり、物語は急速に面白くなっていく。
それと同時に死人の数もUP。
他にも高校生の夏野など個性的な登場人物も出てきたり、
急速に面白くなっていく。
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原稿用紙3500枚の大作小説終了しました・・・
400文字として・・・1400000文字・・・
まあそんなことは良しとして
うちの好きな宮部さんが解説を書いていたのは
チョット以外と言うか、嬉しい誤算と言うか・・・
デモって長かったです 最後の方は一気読みでしたが
文庫5冊しかも厚さはそれなりにある・・・
描写が恐くて 登場人物が恐くて
でも 読んでいると 誰が恐いのか
分からなくなりました・・・
本当に 悲しいお話かも・・・と
小野さん いいお話をありがとうございました・・・
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病気の脅威が村中にかけめぐる。いらだつトシオと静信。そしてラストで示唆される新たな展開。続きが気になります。