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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.2
- 出版社: ブリュッケ
- サイズ:22cm/645p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-434-01622-9
- 国内送料無料
紙の本
美術史を語る言葉 22の理論と実践
著者 ロバート・S.ネルソン (編),リチャード・シフ (編),加藤 哲弘 (監訳),鈴木 広之 (監訳),秋庭 史典 (ほか訳)
現代の美術史学が用いる22の批評用語を論評し、具体的な美術作品を解釈する。美術史のなかで理論について言葉で語り合うことを促し、議論を近づきやすくするために、他の分野の批評...
美術史を語る言葉 22の理論と実践
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商品説明
現代の美術史学が用いる22の批評用語を論評し、具体的な美術作品を解釈する。美術史のなかで理論について言葉で語り合うことを促し、議論を近づきやすくするために、他の分野の批評理論と美術史の間に架け橋を作る試み。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
表象 | デイヴィッド・サマーズ 著 | 29-51 |
---|---|---|
記号 | アレックス・ポッツ 著 | 52-72 |
シミュラークル | マイケル・カミール 著 | 73-98 |
著者紹介
ロバート・S.ネルソン
- 略歴
- 〈ネルソン〉シカゴ大学美術史学教授、同大学文化史研究グループ代表。
〈シフ〉テキサス大学オースティン校の美術および建築学教授、モダニズム研究センター所長。
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紙の本
現代批評理論のキータームを美術史に導入するスリリングな論集(前編)
2002/04/04 01:49
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投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美術理論系で代表的な小出版社といえば、スカイドアやありな書房、そして本書の発行元ブリュッケあたりが特に代表格だろう。硬派な本をつくることがますます困難な現在、今回まさに「硬派な」最前線の理論書をブリュッケが邦訳出版してくれた。本書は「表象」から「ポストモダニズム/ポストコロニアリズム」まで、いずれも欠くことのできない22のキーワードをめぐって、気鋭の批評家たちが論考を寄せているアンソロジー集である。日本でも知られているミッチェルやバーバ、ケーナーやケンプ、カミール、バンなど、錚々たる論客が名を連ねている。キーワードはいずれも美術分野プロパーのものではなく、広く批評理論やカルチュラル・スタディーズなどの現代思想における、中心的な鍵概念が採用されており、それらが、美術批評の最も先端的な稜線をかたちづくる、ジャンル横断的な境界線になっていることを示している。
(→後編へ続く)