- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
美術史を語る言葉 22の理論と実践 みんなのレビュー
- ロバート・S.ネルソン (編), リチャード・シフ (編), 加藤 哲弘 (監訳), 鈴木 広之 (監訳), 秋庭 史典 (ほか訳)
- 税込価格:8,800円(80pt)
- 出版社:ブリュッケ
- 発行年月:2002.2
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
現代批評理論のキータームを美術史に導入するスリリングな論集(前編)
2002/04/04 01:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美術理論系で代表的な小出版社といえば、スカイドアやありな書房、そして本書の発行元ブリュッケあたりが特に代表格だろう。硬派な本をつくることがますます困難な現在、今回まさに「硬派な」最前線の理論書をブリュッケが邦訳出版してくれた。本書は「表象」から「ポストモダニズム/ポストコロニアリズム」まで、いずれも欠くことのできない22のキーワードをめぐって、気鋭の批評家たちが論考を寄せているアンソロジー集である。日本でも知られているミッチェルやバーバ、ケーナーやケンプ、カミール、バンなど、錚々たる論客が名を連ねている。キーワードはいずれも美術分野プロパーのものではなく、広く批評理論やカルチュラル・スタディーズなどの現代思想における、中心的な鍵概念が採用されており、それらが、美術批評の最も先端的な稜線をかたちづくる、ジャンル横断的な境界線になっていることを示している。
(→後編へ続く)
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |