サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:小学生 中学生
  • 発行年月:2002.1
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:23cm/325p
  • 利用対象:小学生 中学生
  • ISBN:4-00-115566-4

紙の本

辺境のオオカミ

著者 ローズマリ・サトクリフ (作),猪熊 葉子 (訳)

ローマ軍の若き指揮官として北ブリテンに赴任したアレクシオス。ローマ帝国の辺境で繰り広げられる民族間の紛争、友情と憎悪、出会いと別れを描く。【「TRC MARC」の商品解説...

もっと見る

辺境のオオカミ

税込 2,970 27pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

ローマ軍の若き指揮官として北ブリテンに赴任したアレクシオス。ローマ帝国の辺境で繰り広げられる民族間の紛争、友情と憎悪、出会いと別れを描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ローズマリ・サトクリフ

略歴
〈ローズマリ・サトクリフ〉1920〜92年。イギリスを代表する歴史小説家。著書に「ともしびをかかげて」「アーサー王最後の戦い」などがある。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ロマンブリテンの集大成

2002/02/10 01:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yan - この投稿者のレビュー一覧を見る

 代表作のローマン・ブリテン3部作の最終刊。4作目というふれこみでしたが、エメラルドのイルカの紋章の指輪を持った男の物語の集大成と言う感じがしました。
 時代的には、イギリスがローマに支配されていた時代の最盛期をかなりすぎた頃。「第九軍団のワシ」より後の時代指輪を持つ男は、アレクシオス・フラビウス・アクイラ、第九軍団のマーカス・フラビウス・アクイラの孫に当たる人です。
 この話の根幹は、一度仕事に失敗した男の再生というところでしょうか。「辺境のオオカミ」、と言うのは今でもスコットランドに残るハドリアヌスの壁、アントニウスの壁のむこうに住むケルト人の氏族で、ローマの軍隊に入って活動する人々のことでした。アレクシオスは、ローマの軍率を犯して戦いのさなかに独断で撤退し部下をおおぜい亡くします。それが元で「辺境のオオカミ」たちがいる砦の司令官に左遷されてしまうのです。

 まず初めの絶望。そして、自分の位置を確立していくための戦い。これは三部作に共通のテーマです。「オオカミ」たちを理解し融和することでしたが、こちらはうまくいきます。自分のオオカミ(4本足の)を狩る、投槍のみでオオカミの命を止める。まさに「太陽の戦士」のシーンでしたが、このことによってオオカミたちとヴォタディニ族の族長の息子クーノリクスとの友情が深まります。
 ところが、クーノリクスの弟コンラの悪ふざけが上官の怒りを買い、命令によってアレクシオス自身がコンラを殺さねばならなくなります。氏族との戦いの中で、アレクシオスはまたもや独断の撤退をしなければならなくなるのです。初めの撤退は失敗でしたが、二度目の撤退は正しい判断だったため、アレクシオスはその後砦の司令官に復帰することができるのです。これは彼自身の意思による選択で、「オオカミ」たちとともに生きることを選択した彼の中には、指輪を受け継いできた男達が持っていたのと同じ「誇り」があふれていました。

 アクイラの一族が共通に持っていた「誇り」がここで集大成されていると私は感じました。

Yanのホームページにおいでください

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大迫力!サトクリフのローマ・ブリテン4部作の待望の4部目の翻訳版がでました。

2002/03/26 16:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エーミール - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この原作は1980年に刊行されています。ローマ・ブリテン3部作といわれている『第九軍団のワシ』(1954年)『銀の枝』(1957年)『ともしびをかかげて』(1959年)から21年たって書かれ、あわせてローマ・ブリテン4部作ともいわれます。この四作は、イルカの家紋をもつある一族とその家紋のイルカの印章のついた指輪によってつながっています。一族の祖先・子孫ということで、扱っている事件も時代も違うので、一作づつ読んでもとても面白いのですが、1作目と2作目は、ローマ軍団のワシの旗印ということでもつながりがあるので、あわせて読むとまたその圧倒的な迫力を味わうことができると思います。

 サトクリフの歴史小説の魅力は、その取材による知識がすっかり作者のものになりきっていることもあるのでしょうけれど、登場人物が考え悩み迷う姿を見てきたように生き生きと描き出す想像力と筆力の素晴らしさにあるといえます。本の厚さと扱っている時代の重さで、とっつきにくいと思いがちですが、いったん読みだすとやめられなくなる面白さです。男の物語のようでありながら、要所要所に忘れられないような女の姿を描いているのも心憎いところです。犬好きのサトクリフは、犬をよく登場させて、犬のしぐさなども効果的にあちこちに書き込んでいます。歴史は人間が作ってきたのだというしっかりとした視点で書かれているので、人々が動き回っているのがドラマのように見えてきます。

 四作の中では、この『辺境のオオカミ』が時代の流れや行動半径という点では一番スケールが小さい作品だといえます。でも、リーダーというものをどう考えるかといったような、人間について考えるための今日的な問題を一番多く含んでいる作品なのかもしれません。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。