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紙の本
ロビンソン・クルーソーには、実在するモデルがいた!?
2002/07/15 17:25
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投稿者:大空アゲハ - この投稿者のレビュー一覧を見る
■内容
◎きっかけは、『世界探検史』を翻訳していた時に見つけたわずか400語足らずの囲み記事だった。「ロビンソン・クルーソーには実在するモデルがいた!?」 著者は直感する。この記事は自分に大きな夢と可能性を与えてくれるものだ、と。
◎バックパックを担いで、世界中の6大陸を放浪してきた著者の旅の最大のテーマは「自然と人間」であった。人間は大自然の中でどこまでうまくやっていけるのか? ロビンソン・クルーソーのモデルとなる人物の冒険と生涯を追いながら、著者自身もまた彼と同じ生活に挑戦する。
■書評
◎子供の頃感じたような、心の中がざわざわした「ワクワク感」。これって、すごいパワーがあるように思う。この本は、ワクワクする気持ちを引き出してくれる本だ。
◎ロビンソン・クルーソーには、実在するモデルがいた。
名前は、「アレクサンダー・セルカーク」。事実、南太平洋の無人島に置き去りにされ、4年にも渡って自分ひとりだけの世界で生き続けた男である。そのセルカークの足跡を、著者は長きにわたり追い続ける。彼が生まれたイギリスに行ったり、実際置き去りにされた島で生活してみたり。自分の足で歩き回って、セルカークの生きた跡をたどる。
◎探検。冒険。ワクワクする。古い時代の、秘密を求めて。あっち行ったり、こっち行ったり。ヒトを訪ねたり。文献を読みあさったり。断片的なピースとピースをつなぎ、「アレクサンダー・セルカーク」という人生のパズルを完成させていく。
何が面白いって、セルカークの人生のプロセスを、順に一緒に追っていきながら、自分もセルカークの秘密を探る「わくわく感」を感じることができることだと思う。