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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.7
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/350p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-124331-X
文庫

紙の本

ロビンソン・クルーソーを探して (新潮文庫)

著者 高橋 大輔 (著)

ロビンソン・クルーソーを探して (新潮文庫)

税込 565 5pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ロビンソン・クルーソーには、実在するモデルがいた!?

2002/07/15 17:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大空アゲハ - この投稿者のレビュー一覧を見る

■内容

◎きっかけは、『世界探検史』を翻訳していた時に見つけたわずか400語足らずの囲み記事だった。「ロビンソン・クルーソーには実在するモデルがいた!?」 著者は直感する。この記事は自分に大きな夢と可能性を与えてくれるものだ、と。

◎バックパックを担いで、世界中の6大陸を放浪してきた著者の旅の最大のテーマは「自然と人間」であった。人間は大自然の中でどこまでうまくやっていけるのか? ロビンソン・クルーソーのモデルとなる人物の冒険と生涯を追いながら、著者自身もまた彼と同じ生活に挑戦する。

■書評

◎子供の頃感じたような、心の中がざわざわした「ワクワク感」。これって、すごいパワーがあるように思う。この本は、ワクワクする気持ちを引き出してくれる本だ。

◎ロビンソン・クルーソーには、実在するモデルがいた。
名前は、「アレクサンダー・セルカーク」。事実、南太平洋の無人島に置き去りにされ、4年にも渡って自分ひとりだけの世界で生き続けた男である。そのセルカークの足跡を、著者は長きにわたり追い続ける。彼が生まれたイギリスに行ったり、実際置き去りにされた島で生活してみたり。自分の足で歩き回って、セルカークの生きた跡をたどる。

◎探検。冒険。ワクワクする。古い時代の、秘密を求めて。あっち行ったり、こっち行ったり。ヒトを訪ねたり。文献を読みあさったり。断片的なピースとピースをつなぎ、「アレクサンダー・セルカーク」という人生のパズルを完成させていく。

 何が面白いって、セルカークの人生のプロセスを、順に一緒に追っていきながら、自分もセルカークの秘密を探る「わくわく感」を感じることができることだと思う。

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2010/08/26 21:59

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2016/03/14 22:04

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2020/02/11 21:59

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2022/01/15 16:04

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2022/05/25 21:36

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