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商品説明
iモードの開発に従事し、ウーマン・オブ・ザ・イヤー2000、MostPowerful Woman in Businessのアジア第1位に選ばれた著者が、自らの「原型」を創ったリクルートの20年を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
松永 真理
- 略歴
- 〈松永真理〉1954年長崎県生まれ。明治大学文学部仏文科卒業。リクルートを経て、NTTドコモ企画室長としてiモード開発に従事。退社後、松永真理事務所を設立。内閣IT戦略本部委員等を務める。
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紙の本
働く女性をもっと働かせる…かもしれない本
2002/10/08 01:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ユカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
iモードを利用していない私は、この本の続きになる内容と言える、ブームになった「iモード事件」を読んだのも最近です。
「iモード事件」に引き続き、この「iモード以前」を読んでも、著者はただ、状況に応じて一生懸命仕事をしてきたとしか書いていません。しかし、この「一生懸命に仕事をする」という一見普通に思えることが、今の日本人にはなかなか難しくなってきているように思います。
失敗をしても、そこに学び、次へ進む。
それを、とにかくやっていくしかないんだ、と著者は言っています。
失敗をすると怖くなって、「失敗しないように…」と次の仕事は恐る恐る行い、小さくまとまってしまうものですが、この著者の場合、次に大きくして返しているのが圧巻です。
帯に、「いったいどうして、いつの間に、わたしは働き者になってしまったのだろう?」とあります。
私もこの本を読んで、もっと働きたい、もっともっと働きたい、と思うようになりました。
失敗しても、午前様になっても、一時自由な時間がなくなっても、もっと真剣に仕事がしたい、と。
働く女性に、そして働く男性にも、ぜひ読んでもらって、一緒にこの本について話をしてみたい…そんな1冊です。
紙の本
元気をくれる本です
2002/08/08 23:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、最初書店で表紙を見たときから読みたい本でした。
就職活動からリクルート入社そして、「i-モード事件」でも記載のあるNTTドコモ
の榎さんとの出会いまでが書かれています。
「i-モード事件」では見れなかった悩みや葛藤などが明るく語られていて非常に
面白かったです。
僕が特に感動したのは、倉田さんのモットーである
「酒場では仕事の話を、職場ではプライベートの話を」
というのは、すごく感銘を受けました。
また、よく深夜番組で見かける藤原和博さんは、こんなにもすごい人だったのか
ということが分かって面白かったです。
この本でも、松永さんの高度なバランス感覚は、すごく勉強になります。
紙の本
風呂はいれよー、倉田さん!
2002/07/10 17:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かいたろー - この投稿者のレビュー一覧を見る
iモード開発に大きな役割を果たしたことで知られる著者は、その前はリクルートの社員だった。
この本で描かれるのは、そのリクルートに入ってから退職するまでのお話。
ほぼ全編がリクルートという会社が舞台である。
情け容赦ない異動、たった一人の編集部での奮闘、リクルート事件に揺れた激動の1年…まるでフィクションのように次から次へと事件が起こり、異能な人々が登場する。
いまは大企業となったリクルートだが、著者が入社したころは、タイトルに 登場いただいた倉田さん(リクルートの創刊屋の異名をとる)はじめ、ゲームのキャラのような異才が闊歩する、まだまだベンチャーの会社だった。
そして、そういう会社と会社の仲間を愛した著者の、あふれるばかりの愛情が本書の隅から隅まで込められている。
「これじゃリクルートの宣伝じゃないか」などと言ってはいけない。こんなに社員に愛された会社なんかそうそうあるもんじゃないんだから。
今のリクルートの社員は、もしかしてこの本を読んだら、すごくうらやましがるのかもしれないなとちょっと思った。
紙の本
個性的な人に囲まれて…
2003/02/22 19:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TAC - この投稿者のレビュー一覧を見る
「iモード事件」を読んだ時と同じことを感じた。
「なんでこの人のまわりには、こんなにも個性的な人が多いんだろう?」
松永氏の著作には、仕事好きの人間が常にいきいきと描かれている。
そんな本を読んでいると、自分も仕事好きでいたいと思うし、もっと仕事を
楽しもうという気持ちになってくる。
仕事やプライベートで疲れた時に読んでみると、きっと元気が湧いてきます!
紙の本
自分という他人としっかり向かい合うこと
2002/08/18 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の中にマラソンランナー有森裕子さんの話が出てきます。著者の松永真理さんは有森さんのことを「言葉をもったランナー」と書いています。アトランタオリンピックで3位にはいった有森さんは、バルセロナの銀メダルに続く偉業を達成した直前のインタビューであの有名な言葉を口にしました。「自分で自分を誉めてあげたい」。この時有森さんは、42.195キロを走り終えたばかりでしたが、きっともう一人の冷静な自分がいて、その人に向かって話しかけていたように思います。
「自信とは、自分への信頼である」。これは松永さんの言葉です。リクルートという異能な集団の中にあって、素晴らしい業績をあげた彼女のこの言葉も、有森さんの言葉にどこか似ています。どこかに自分という他人がいて、その他人が自分自身をしっかりと見ている。そのことで自分という価値を、あるいは愚かさを、客観的に判断できる。松永さんも有森さんも、そういう点で一流の人なのでしょう。
僕たちは何かに熱中すると自身を見失うことがあります。結果、そのことで誤りを犯すことがよくあります。もう少し冷静でいられたら決して失敗しなかったようなことが、自身を見失うことで気がつかない。その時、自分を動かしているのは自身の驕りのようなものです。そこには冷静に自身を見てくれる自分という他人がいません。そのことにも気がつかないのです。
松永さんのこの本は、自分という他人としっかり向かい合うことの大切さを教えてくれます。今仕事で悩んでいる社会人の人も、就職活動が思うようにいかない学生の人も、一度ゆっくり深呼吸してみてはどうでしょう。自身と一緒に生きていってくれる自分という他人の姿が見えてくるのではないでしょうか。
紙の本
大企業だけでの話ではない
2002/07/21 03:22
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投稿者:ユーヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る
店頭で立ち読みが止められず、そのまま買ってしまった。勤めて3ヶ月、意に添わぬ職場で、うつ病になりかかっている娘の参考になれば良いかなぐらいの気持だった。しかし、私がはまってしまった。1954年生まれの松永真理は私の一つ下だ。こんな有名な彼女に対して失礼とは思うが、嫉妬した。が、心地良い嫉妬だ。同時に、こんな私でも、遅くはないのかもしれないという希望を持たせてくれた。職種にこだわるあまり、転職を繰り返してきた私にとって、ようやく自分の活かし方の方法論を教わったような気がする。
紙の本
出版社紹介資料
2002/07/11 15:45
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今や契約台数3000万台を突破したiモード。その開発の顛末が『iモード事件』として紹介され、大ベストセラーになったことは記憶に新しい。では、そんな大仕事をやってのけた「松永真理」とは、いったい何者なのか?ヘッドハンティングされ「とらばーゆ」編集長からNTTドコモへ転職—そんな華麗な経歴から連想しがちな、エリート街道、バリバリのビジネスウーマンというイメージは、この本で痛快に裏切られる。
のほほんとしたフツーの女子大生が、就職試験に落ち続けて、世の中の理不尽さに直面する。そして偶然出会ったリクルートにようやく入社。期待と失望、無我夢中の新人時代、予期せぬ異動、幾多の修羅場、異能の人々との出会い・・・そうして松永真理は磨かれていくのだった。松永さんは言う。「今回の本は「私という願望」を探るものだった」「今のことを書くのではなく、あえて「前」を見つめることが、未来につながっていく」と。
暗い話ばかりの現在、この本は純粋な気持ちを思い出させ、多くの人に励ましと元気を与える。そして、20年間の波乱万丈のドキュメントでありながら、ビジネスヒント集としても読み応え充分である。
松永さん自信「ようやく私らしい本が書けた」という自信作であり、原稿を読んだ関係者から「読み出したら止まらない」という声が続出しています。