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紙の本
20世紀少年 8 本格科学冒険漫画 ケンヂの歌 (ビッグコミックス)
著者 浦沢 直樹 (著)
【文化庁メディア芸術祭(第6回)】【日本漫画家協会賞(第37回)】【星雲賞 コミック部門(第39回)】【「TRC MARC」の商品解説】▼第1話/すだれ▼第2話/ガラクタ...
20世紀少年 8 本格科学冒険漫画 ケンヂの歌 (ビッグコミックス)
20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 8
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- 税込価格:12,263円(111pt)
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商品説明
【文化庁メディア芸術祭(第6回)】【日本漫画家協会賞(第37回)】【星雲賞 コミック部門(第39回)】【「TRC MARC」の商品解説】
▼第1話/すだれ▼第2話/ガラクタ▼第3話/ケンヂの歌▼第4話/お迎え▼第5話/ともだちランド▼第6話/裏の世界▼第7話/頼み▼第8話/成績発表▼第9話/夏休み▼第10話/屋敷の怪▼第11話/秘密●主な登場人物/遠藤健児(通称ケンヂ。2000年末、自分が子供の頃書いた「よげんの書」通りに、謎の男"ともだち"が世界を滅ぼそうとしているのを知り、仲間と共に戦う。現在は生死不明)、遠藤カンナ(ケンヂの姉・キリコの娘。17歳の女子高生。現在、チャイナタウンにある中華料理店「珍宝楼」でアルバイト中)、蝶野将平(新宿歌舞伎町警察署の新米刑事。やる気はあるがカラ回り気味。かつて"ともだち"の事件を追った伝説の刑事・チョーさんの孫)、ショーグン(ケンヂの幼なじみ・オッチョ。現在は海ほたる刑務所の特別懲罰房に入れられている。"ショーグン"とは、彼がバンコクの裏社会でトラブル処理を請け負っていた頃のニックネーム)●あらすじ/2000年12月31日。“ともだち”による地球滅亡計画“血の大みそか”を止めるため、彼らの作った粗末な巨大ロボットの爆破を試みるケンヂたち。巨大ロボットに接近し、操縦席を見つけたケンヂは、ひとりそこまでよじ登ってゆく。しかし、“ともだち”はケンヂたちの動きを察していた…!!(第1話)●本巻の特徴/オッチョにより、“血の大みそか”の真実が明かされる本巻。また、高校の自由研究で“血の大みそか”と“ケンヂ一派”を調べていた小泉は、“ともだち”の政党団体・友民党が主催する“ともだちランド”の研修会に送られることに。そこから脱走しようとした彼女は、思いがけない人物に助けられる…!●その他の登場人物/角田(不謹慎な漫画を描いたということで捕まってしまった漫画家。海ほたる刑務所に送られ、ショーグンに出会う)、小泉響子(カンナと同じ高校に通う女子高生。日本史の自由研究で、ケンヂの行方を追う)、神様(不思議な夢を見る、元ホームレスの老人。ケンヂたちの強い味方)【商品解説】
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紙の本
おもしろい
2006/01/24 11:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えんど豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カンナは生まれ持った能力を駆使し、ヤクザやタイマフィアたちを相手に「ともだち」打倒の為の仲間を集うが…。赤ちゃんの時から片鱗を見せていた超能力をいったい何時になったら魅せてくれるのかと楽しみにしていたが、期待通り(それ以上?)に気持ちよく描いてくれて気分爽快!
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ケンヂ
2015/08/30 00:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:paguapgu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケンヂって本当のヒーローだ。ただの頼りないコンビニの店長だったのに、いつの間にかめちゃくちゃ格好良くなってる。きっとどこかで生きてるよね。
それにしても、ともだちランドがコワすぎる。
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2000年という過去
2002/07/26 18:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:竹柏 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2000年が過去として描かれていることに、何度読んでも違和感を感じてしまいます。かつて『2001年宇宙の旅』とか21世紀の申し子『鉄腕アトム』における「2001年」や「21世紀」とかいうことばは未来の代名詞だったわけです。ところが現実は既に21世紀になってしまった。21世紀は未来ではなくなってしまった。いままで「21世紀」が未来の代名詞だった逆手を取って、「20世紀」を過去の代名詞のように敢えて使っているのでしょうね。言うまでもなく、現代に生きる我々にとって2000年とは現代です。だからこそ、でしょうか、この作品には二つの過去が登場します。「血の大みそか」の2000年と、もうひとつ、ケンヂたちの少年時代——昭和という過去です。そして多くの人は、こちらの方を懐かしく、過去の出来事と感じて読んでいることでしょう。
2014年という「未来」を「現代」として描き、2000年という「現代」を「過去」として描く、そして昭和という「過去」を「過去」として描く。読んでいる人間が安心して立てる共有できる「現在」がこの漫画には描かれていないのです。それはサスペンスを盛り上げることにも効果を上げていますし、二つの過去のうち昭和という過去をいっそう懐かしいものにする効果もあるでしょう。それ以上に、現実に漠然と感じている現代への不安をうまくとらえているように思います。
小泉響子が感じている「血の大みそか」への興味と不安。2014年という「現代」の人間が感じる不安は、2000年という「現代」のわたしたちが感じている不安を代弁しているのではないでしょうか。
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新鮮な風
2002/07/25 18:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
7巻からの続き、「血の大みそか」のクライマックス部分が語られる。
ケンジは、最後の最後に「ともだち」と対面。とうとう、その顔を見た。
また、カンナの同級生、小泉響子はひょんなことから、「血の大みそか」の真相を知り、「ともだちランド」の研修会に参加しなければならなくなる。
響子は、この研修会の場所で、ケンジといっしょに戦ったメンバーのひとりと知り合うことになる。
こんなふうに、ひとり、またひとり……。みんな生きていてくれないかな、と願わずにはいられません。ケンジの目の前で死んでしまったフクベエは別ですが、その他のメンバーは、その死んだ瞬間や死体を見ていないので、まだどこかで生きているような気がするんですね。
待ち望んでいた、回想シーン。でも結局、メンバーそれぞれの安否ははっきりしないまま。何が起きたかはわかりましたが、まだまだすっきりしない感じです。
でも、この響子の登場は少し新しい風が吹いたような気がして、いいんじゃないかと思います。
カンナやユキジ、あのときのメンバーのみで話が動きすぎると、どんよりした空気が充満してくるというか……。何も知らないメンバー、それも響子くらい、ふつうの女子高生っぽいキャラクタで、雰囲気を軽くしてくれたほうが、新鮮味があっていいような気がします。
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「血の大みそか」の真相
2002/03/12 11:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
レポートの題材に「血の大みそか」を選んでしまった女子高生・小泉響子は、無理やり「ともだちランド」なる場所へ連れて行かれ、洗脳プログラムを受けさせられることに…。だが、そこには意外な人物が潜入していた!!
喜怒哀楽の激しい響子によってますます盛り上がる第8巻。
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「血の大みそか」以後
2016/08/14 11:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
「血の大みそか」以後に「ともだち」が
いかに支配基盤を固めたかが語られます。
パルチザンのリーダーとなったヨシツネ
も登場します。
紙の本
“ともだち”とケンジの対決と、ともだちランドが象徴するもの
2002/04/09 10:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏野涼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
血の大みそかはいよいよクライマックスに突入。細菌を噴射しながら突き進む巨大ロボットの下に潜り込んだケンジが見たものとは? そしてケンジは意を決してロボットを破壊せんと突入していく。
一方2014年、ともだちランドに送られた小泉響子は、そのおかしさに耐えられず脱走を図る。そこで血の大みそか以来地下活動を続けてきたケンジの幼なじみ・ヨシツネに助けられる。ヨシツネは響子にある使命をたくすのだった。
“ともだち”の支配するこの2014年は、なんだか今を映し出すカガミのような気がするのは私だけだろうか。国民が考えることをやめ、マスコミが真実追及をやめたとき、“ともだち”が跋扈し始めるに違いない。
紙の本
サイドストーリー
2018/08/27 06:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
後の物語展開の大きな伏線ではあるのでしょうが、原則的にはバイプレーヤーの響子とヨシツネの物語です。1971年から2014年と時間の振幅は大きいですが、全体的には小さなお話です。
紙の本
2000年という過去
2002/10/18 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:竹柏 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2000年が過去として描かれていることに、何度読んでも違和感を感じてしまいます。かつて『2001年宇宙の旅』とか21世紀の申し子『鉄腕アトム』における「2001年」や「21世紀」とかいうことばは未来の代名詞だったわけです。ところが現実は既に21世紀になってしまった。21世紀は未来ではなくなってしまった。いままで「21世紀」が未来の代名詞だった逆手を取って、「20世紀」を過去の代名詞のように敢えて使っているのでしょうね。言うまでもなく、現代に生きる我々にとって2000年とは現代です。だからこそ、でしょうか、この作品には二つの過去が登場します。「血の大みそか」の2000年と、もうひとつ、ケンヂたちの少年時代——昭和という過去です。そして多くの人は、こちらの方を懐かしく、過去の出来事と感じて読んでいることでしょう。
2014年という「未来」を「現代」として描き、2000年という「現代」を「過去」として描く、そして昭和という「過去」を「過去」として描く。読んでいる人間が安心して立てる共有できる「現在」がこの漫画には描かれていないのです。それはサスペンスを盛り上げることにも効果を上げていますし、二つの過去のうち昭和という過去をいっそう懐かしいものにする効果もあるでしょう。それ以上に、現実に漠然と感じている現代への不安をうまくとらえているように思います。
小泉響子が感じている「血の大みそか」への興味と不安。2014年という「現代」の人間が感じる不安は、2000年という「現代」のわたしたちが感じている不安を代弁しているのではないでしょうか。