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- カテゴリ:一般
- 発売日:2003/01/01
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:20cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-642-07793-6
紙の本
娼婦と近世社会
著者 曽根 ひろみ (著)
【女性史青山なを賞(第18回)】近世社会、「性」を商品化された女性達の実態を、生活やこころの問題、梅毒や性愛のあり方も視野に入れながら描く。性の売り手・買い手が都市下層民...
娼婦と近世社会
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商品説明
【女性史青山なを賞(第18回)】近世社会、「性」を商品化された女性達の実態を、生活やこころの問題、梅毒や性愛のあり方も視野に入れながら描く。性の売り手・買い手が都市下層民まで拡大し、売買春を成り立たせてきた歴史的背景を女性史の立場から探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
曽根 ひろみ
- 略歴
- 〈曽根ひろみ〉1949年静岡県生まれ。一橋大学社会学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、神戸大学国際文化学部教授。
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目次
2003/02/26 16:20
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「売買春」はなぜ存続するのか。その歴史的背景を女性史の視点から問う!
近世社会には遊女・芸者・熊野比丘尼、隠売女・飯盛女・夜鷹など、さまざまに「性」を商品化された女性たちがいた。その実態を生活やこころの問題、梅毒や性愛のあり方も視野に入れながら描く。性の売り手・買い手が都市下層民まで拡大し、売買春を成り立たせてきた多様な歴史的背景を女性史の立場から探る。現代の「売春」論議にも一石を投じる。
〈主な目次〉I=売春の歴史をめぐって(現代の視座から—1990年代以降の売春をめぐる議論/売春史の可能性/他)/II=「売女」(売春社会の出現/隠売女/他)/III=近世の熊野比丘尼—勧進と売色(売色する比丘尼/勧進の変遷/他)/IV=芸者の世界(遊芸を売る女性/宮津の酌取女・茶汲女/他)/V=近世の梅毒観(娼婦と梅毒/近世における梅毒の実状/他)/VI=婚外の性愛—女性史から見た『好色五人女』/終章=近世売買春の構造