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紙の本
風邪の効用 (ちくま文庫)
著者 野口 晴哉 (著)
目からウロコ!のロングセラー風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するものである—自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮す...
風邪の効用 (ちくま文庫)
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商品説明
目からウロコ!のロングセラー風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するものである—自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になると著者は説く。本書は、「闘病」という言葉に象徴される現代の病気に対する考え方を一変させる。風邪を通して、人間の心や生き方を見つめた野口晴哉の名著。解説: 伊藤桂一【商品解説】
著者紹介
野口 晴哉
- 略歴
- 「社団法人整体協会」創設者。1911(明治44)年東京生まれ。17歳で「自然健康保持会」を設立。整体操法制定委員会を設立し、療術界で中心的役割を果たす。しかし治療を捨て、1956(昭和31)年文部省体育局より認可を受け「社団法人整体協会」を設立し、整体法に立脚した体育的教育活動に専念する。1976(昭和51)年没。主な著書に本書のほか、『整体入門』(ちくま文庫)、『体癖1、2』『育児の本』『躾の時期』(株式会社全生社発行)等がある。
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書店員レビュー
「風邪を引くたびに新...
ジュンク堂書店広島駅前店さん
「風邪を引くたびに新鮮な体になれる」という主張がとても興味深い一冊です。悪化させずに上手に治していくための呼吸法、入浴のしかたなどが事細かに紹介されており、実践してみたいと思うことばかり。今までただ、辛くてだるいだけだった風邪が、次からは治す過程を楽しめるものになるかもしれません! 文庫担当
紙の本
病気に対する考え方が変わります
2021/05/31 21:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東京のSS - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間が何故、熱を出すのか。身体が受け付けない時は吐く、下痢をする。風邪をひけば熱が出る。熱は早く出しきる。それが本来は身体を守っている事だと説法してます。風邪や病気を上手く経過する。人間の野生、自然治癒力の復活を問います。指圧、手当て、潜在意識への働きかけなど深い。医療と真逆の観点から人を観ています。東洋医学の原点を感じます。
紙の本
哲学
2015/08/23 03:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jake - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは哲学の書です。
心理学のフロイト、経済学のマルクスなどの様に運動力学の専門書が哲学にまで昇華した稀有な一冊。真正面から突き進む力強さに圧倒される内容。
紙の本
風邪をひくとたいてい体がととのう…との事。
2022/01/15 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夕湖 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1962年に刊行されたものを再構成した文庫本。
著者は社団法人整体協会の創設者。
17歳の時に「自然健康保持会」設立という経歴に
若くして成熟していらっしゃったのだなと驚く。
「風邪の特効薬が出来たらノーベル賞」と昔から聞いていたが、
そもそも治っていく経過だと本書で知り、納得している。
「病は気から」にも繋がる内容だ。
『風邪の効用』を参考に上手に風邪をひきたいと思うが、
ここ数年風邪をひいてない。
紙の本
風邪を引きたい
2004/04/14 22:01
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小原苑美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
逆説的なタイトルに惹かれ、読んでみた。
どうやら整体術とかいうものの本らしい。
風邪は治療してはいけない。治るもの、だそうだ。
悪いところから風邪を引くものだそうで、
それは無理に治さず自然に経過させるのが良い。
要するに、人体のホメオスタシスを信じなさい、と…
そういう言葉は使ってないけど、大まかに言えばそんな感じ。
まあ、その具体的な方法は置いておいて。
私も、ぜひ「体の偏りをなくし」て、
「蛇が皮を脱いだようにサッパリ」してみたい!
そんなものすごい解放感を、早く味わってみたい!
と、この本を手に、次の風邪を待ち構えているところだ。