サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 17件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2003/02/01
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/185p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-12-204165-1
文庫

紙の本

戦争童話集 改版 (中公文庫)

著者 野坂 昭如 (著)

戦争童話集 改版 (中公文庫)

税込 565 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

収録作品一覧

小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話 7-20
青いオウムと瘦せた男の子の話 21-33
干からびた象と象使いの話 34-47

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー17件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

もうやめてくれ

2019/07/20 16:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

潜水艦に恋をしてしまった鯨の話といえば、ほのぼのした童話のようだが、潜水艦の潜行している海というのも穏やかではないし、苦境に陥ってるとすればなおさらだ。それは昭和20年8月15日の直前のこと、日本軍の潜水艦は敵に一矢を放つか、逃げるかの瀬戸際にいたところだ。そんな人間の都合は鯨にはあずかり知らぬのであって、だがその呑気な恋心と裏腹に、彼は潜水艦の代わりとなって米軍の攻撃にさらされてしまう。
いつもオウムの鳥籠を持って防空壕に入る子供、大人がみんな死んでしまった後も、オウムの声と一緒にじっと待っている。
動物園の動物が皆処分される中を逃亡した象と飼育員、密かに山の中に隠れているが、どうにも食べるものはない。
そうやって、子供や動物たちが迎えた終戦の日は、はかない姿にしかならない。その日より前でも、後でも、その光景は同じだったかもしれないが、やはりその日が一つのカタストロフィの頂点ではあったろう。もうちょっとだけ生き延びることができれば、かすかにでもひらけた道が見えたかもしれない。その瞬間を越えることのできた人たちは、自分自身をたくましくして生き延びてきたろう。けれども、もっと弱い者たちはそこを越えられなかった。
そのことは、生き延びた人は忘れてしまうかもしれない。それを見ていた人たちが語らなければ誰も知ることなく、聞く人がいなければそんな記憶は失われてしまうのだろう。
満州から徒歩で引き揚げてくる人々の置き去りにした子供を拾った雌狼、お母さんの残してくれたお菓子のかけらを大事に持って防空壕でずっと待ち続けている子供、みんな歴史の記憶からはこぼれ落ちてしまう。
そういう悲劇は今でも世界中で綿々と続いている。
強い人たちが自分を守るためにすることは、弱い者たちを殺すことだ。
どうかあの小さな手を握った時のことを、時々は思い出してほしい。
空襲で燃えさかる炎の中でじっと子供を抱きしめていたお母さんが、この国にもたくさんいたことを。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/06/04 22:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/09/25 15:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/10/22 21:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/25 12:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/07/15 21:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/06 17:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/10/03 00:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/09/26 20:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/10/16 10:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/08/22 23:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/10/24 22:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/04/19 08:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/02/07 21:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/08/28 15:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。