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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.6
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/589p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-340506-5
文庫

紙の本

八月の博物館 (角川文庫)

著者 瀬名 秀明 (著)

八月の博物館 (角川文庫)

税込 817 7pt

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みんなのレビュー39件

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評価内訳

紙の本

夏といえば、チューブでしょ、いやこれは前に書いたか。小説のタイトルで言えば『夏への扉』か、やっぱりこれでしょ『八月の博物館』。カバーの清々しさもバッチシだし、ほらね蝉の鳴き声だって聞えてきそうだし

2003/08/06 21:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、娘と博物館に行くことが多い。先日も、上野の科学博物館でフーコーの振り子を見ながら、この小説について二人で話していたら、昨年、遠足が雨でながれて、奥多摩行きが上野巡りに化けてしまったとき、娘の同級生が、この振り子に触れてしまい、パニックに陥ったと告白した。いやいや、今時の女子中学生は何をやるやら。

現在は作家であるトオルが、恐竜展のポスターに惹かれて入った博物館。入り口で動きつづけるフーコーの振り子を見たとき、彼が思い出したのは、20年前の夏休みの時に紛れ込んだ不思議な洋館のことだった。舞台は過去の、懐かしい少年の頃から、紀元前のエジプトのメンフィス、1859年のエジプトとパリ万博、そして現在と自在に移っていく。

昔、その私設博物館で出会った少女の美宇。トオルに声をかけてくる謎の英国人紳士、彼が飼う黒猫。トオルと同人誌を作る仲間の啓太、図書委員の鷲巣恵子。そして1859年、エジプトで発掘に汗を流すフランス人マリエット。紀元前523年のエジプトで聖牛アビスの殺害をはかるカンビュセス二世。当時の埃臭さ、渇いた空気、照りつける太陽、建造物の陰の涼しさ、蝋燭の黄色い灯り。

少年の冒険に、現在の作家の苦悩が交錯する。そこからは、『パラサイト・イヴ』で余りにも派手なデビューを飾った著者の等身大の悩みが伝わって来る。才能のある作家なら当然なのだろうが、瀬名が、こんなにファンタジックな物語を書くとは思っていなかった。この作品があったから、ラルフ・イーザウ『盗まれた記憶の博物館』に、さほど感激しなかったのかもしれない。

装画の影山徹は、池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』や、最近の国書刊行会の探偵小説全集、原書房のミステリー・リーグのカバー画を手がけている。キリコの絵を思わせる、ちょっとシュールで単純な色使いが見せる独特の味。とくに今回の、蝉時雨が聞こえてくるような遠い夏の日を思わせるカバーは秀逸。少し緑色が入った深みのある水色は、タイトルにぴったり。今のじきにあまりにぴったりなタイトルは、紹介する方も照れくさくなるけれど、海外に輸出されても、評判になりそうな本だ。

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紙の本

挑戦は買いたいが

2008/02/17 14:28

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学校最後の夏休み、奇妙な博物館に迷い込んだ少年。興味のおもむくままに、古代エジプトの謎を巡る冒険に飛び込んで行く。その博物館は、狭いはずの場所はどこまでも広く展示室は限り無く、さらに展示されている物たちのいた時代を映し出してしまう、不思議な力の働く場所だった。少年の夏は、世界が広がるのと同時に、何かを失っていくことに気付く夏だ。だけど前に進むことしかできない。博物館はそんな少年を受け入れ、支えてくれたのだろうか。
と、そういう話になっていれば、かなり面白い作品になっていたと思う。この主ストーリーに被せて、物語の作者が登場し、さらにその作者、といった幾重ものメタフィクション構造を持ち込み、冒険の結末もその構造に依存するという、意欲的な試みをしているが、成功しているとは思えない。むしろつまらなくしている。「作者」の独白は素朴で独りよがりにすぎて、共感するよりは突き放してしか見られない。少年の冒険も、緻密と言うよりは、どうでもいいところで長々とした説明が続いて飽きる。あと、大学教授の息子で、テストはいつも「たまたま」満点の少年というのはこういうものなのかもしれないが、僕が小学生の頃はもっとがさつでクルクルパーだったので、人物の行動もよく理解できなかった。
たぶんこの四分の一ぐらいの長さにして、挿し絵をたくさん付けた絵本仕立てにすれば、博物館の楽しさを伝える、それこそ科学方面への関心をかき立てる読み物になったろうと思う。しかし持ち込まれたいろいろな道具立てはその目的を弱めてしまっているし、その裏にある「作者」の意図も魅力不足だった。題材を練りきれないのはベストセラー作家の悩みかもしれないが。あるいは細かい情景描写に力点を置くなら、アニメ化は面白いかもしれない(既にされてたらすいません)。あるいはそれが狙いだったか。

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2004/10/15 01:11

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2004/10/24 02:21

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