「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
いま人類を救えるのは生命システム論から生まれた哲学だ。自己組織現象としての「場」、「自己の卵モデル」や「共創場的創出の即興劇モデル」など、主客非分離的に対象を理解しつつ、コミュニティ的な共存在のあり方を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
清水 博
- 略歴
- 〈清水博〉1932年愛知県生まれ。東京大学大学院修了。ハーバード大学留学等を経て、現在東京大学名誉教授、金沢工業大学研究所所長。薬学博士。著書に「競争から共創へ」など。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
出版社からのオススメ
2003/09/21 03:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こや - この投稿者のレビュー一覧を見る
寄る辺なき現代社会のなかで,人はどう生きるべきか? この問いに,本書は生命システム論の視点から構想された「場」の哲学で答える.「複雑系としての生命」から「自己」の活(はたら)きが生まれ,さらに「自己」と「他者」の出会いから,自己組織現象としての「場」がつくられる──.「自己の卵モデル」や「共創場的創出の即興劇モデル」など独自のキーワードから,多様な個が,それぞれの違いを認めたうえで共に存在することができる社会をいかにつくっていくか.社会の現実に学び,社会の現実を哲学し,社会の現実に応用する.新たな公共の「場」へ向けた思想の,格好の入門書.
【担当編集者から】
「新しい時代をリードする哲学が出現するまでには,我々はまだ様々な経験と多くの苦しみの蓄積を必要とするであろう.しかし現在でも,この閉塞した状況を乗り越える一つの思想を示すことはできると,私は確信している.本書はこの思想を示すために書かれたものである.この思想は,生命の科学を研究する過程で,私の内部に次第に形成されてきたものである」(「まえがき」より).