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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.8
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/275p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-92397-6

紙の本

青鳥

著者 ヒキタ クニオ (著)

台北出身で、東京の広告代理店に勤めるウェイウェンが故郷に帰ってきた。爺爺は「幸福を見つけておいで」と言っていたが、未だに見つけられない。もう一方の主人公、田主丸も不条理で...

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青鳥

税込 1,760 16pt

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商品説明

台北出身で、東京の広告代理店に勤めるウェイウェンが故郷に帰ってきた。爺爺は「幸福を見つけておいで」と言っていたが、未だに見つけられない。もう一方の主人公、田主丸も不条理で不合理な世界に翻弄されて…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヒキタ クニオ

略歴
〈ヒキタクニオ〉1961年福岡市生まれ。小説家、イラストレーター、マルチメディア・クリエーター。著書に「凶気の桜」「ベリィ・タルト」など。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

予定調和的な話も、名人の手に掛かれば、ここまで読むことが出来る、っていう典型。ある意味、昔の石原裕次郎主演の日活映画みたいなノリではあるんだけどね、楽しいです

2004/02/08 21:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒキタは1961年福岡生まれ、イラストレーターであり、小説家でもある。わたしは『鳶がくるりと』、『消し屋A』と続けて読んでこの人の才能に感心してしまった。装画は木村タカヒロ、結構、楽しい。

主人公は親日家の祖父を持つ29歳の台湾女性。台北の大学を出て、アメリカ東海岸の大学院に行き、アメリカの広告代理店で働き、今は日本の広告代理店で働いている。台湾に帰ることは滅多になくて、自分を可愛がってくれる祖父に、ちょっと悪いなと思っている。

彼女が勤めるのは日本在住の外資系会社向け広告代理店フルポイントである。やり手の取締役統括部長は53歳の藤原。下で働くのは現在、妻の雅美と娘の里佳と別居中の田主丸、40歳。フルポイントに出向して4年が経つ。藤原は、言ってしまえば、お洒落なハゲである。といっても、デザイン系の会社のこと、鬘をつけている。

ただし、他の人と全く違うのは、毎日、鬘を変えること、人前で鬘を帽子みたいにあっさりと脱いで?ハゲ頭を拭いたりすること。それから、勿論、服装も鬘に合わせて(逆か?)毎日変わる。サーファー風なときもあれば、アイビーも、マッカーサーに合いに行く時の天皇陛下みたいな格好もする。モデルでスタイリストの奥さんと二人暮しで、夫の服の管理をするのは、勿論夫人である。

実は、彼女と藤原・田主丸たちとは同じ会社にいるものの、所属が違うので、互いにその存在を知らない。そんな彼らを結びつけたのが、外資のブキャナン証券からのCD−ROM制作の依頼であり、その制作で彼女に見当違いの注文を付ける若いトレーダーのデェイビットである。

クライアントの愚かさに音を上げた主人公を手助けに来たのが藤原・田主丸である。プロデューサー兼CDは田主丸、ADは主人公、そして、デザイナーは金髪の美男子フランス人ジョンステファンであり、プログラマーはインドからインターンで来ているネダル、イラストレーターは外注業者の巻上と、新しい陣容で我儘なクライアントに挑むのだが。

あとは、昔の石原裕次郎が出演した日活の痛快サラリーマン映画を見るような気持ちで楽しめばいい。視点が動くのが嫌という人もいるだろう。でも、それは藤原の珍妙な、それでいて的を外していない見事な戦略と、それにあわせたファッション、そして鬘に免じてもらうしかない。

印象的なのは、やっぱり主人公が立ったままで食事をする光景だろうか。箸で色々なものを指し示すことも、茶碗を片手に歩き回ることも少しも気にしない、痩せた、気の強い美女は、魅力的だ。でも、藤原の強烈な個性には敵わない。それから、デェイビットの上司のミス・ゴブレット、この二人に敵うものはいないかもしれない。

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紙の本

本当の「幸せ」を探す方法

2003/12/27 23:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:元高角三 - この投稿者のレビュー一覧を見る

実は、ヒキタクニオの作品を読むのはコレが初めてで、ボクは何のためらいもなく一気に読んだ。感想…。う〜ん!?つまらん…。いや、読んでいてワクワクしないのだ。ワクワクする小説ばかりを読みたいわけではないのだが、「凶気の桜」で独特の表現描写を行ってきた作者のことだから(他の評論を聞く限りは…)、もうすこし、アグレッシブなストーリー展開があっても良かったのではと、疑問を感じてしまう。

文学とは、必ずしも起承転結になっているのが望ましくはないと思うが、読み終わった後に、なんら考えることが出来ないというのも少々寂しくはないだろうか。話は、主人公の小威が東京の広告代理店で働き、台湾人女性の視点でキャリアウーマンの本音、恋愛等がさっぱりと軽いタッチで描かれている。登場人物もそれぞれが個性あふれるキャラクターとして描かれていて不思議と、くどい感じはあまりしない。特に藤原統括部長の存在が違和感なく物語に溶け込んでくる点も作者の上手さだろう。

しかし、そもそも台湾人に限らず、人種の坩堝のこの東京で生きているボク等って、日本人はまだ精神は鎖国的だと言われつつも、すごい国際的な存在ではないかって考える。そんな中で、自らの個性を出し続けていくことが求められる社会って、かえって退屈でしかないようにボクは考える。主人公は恋愛や自分を見つめながら本当の「幸せ」を探していくが、結局、こんな杓子定規な大都会で生き抜くには、自らの個性を出していかなければ勝ち残れないんだけど、そんな生活のなかにも、ふと自分を振り返る瞬間がきっとあって、作者はそれを描きたかったんだろうとボクは推測した。

ただ、恋愛小説に疎いボクにはそれが理解が出来なかった。次作に期待!!

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2007/05/06 18:28

投稿元:ブクログ

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2012/03/30 22:29

投稿元:ブクログ

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2015/09/15 22:53

投稿元:ブクログ

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