紙の本
破綻寸前の会社を見事に蘇らせた真実のストーリーです!
2018/01/07 13:02
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、社員は残業残業で疲弊しているにも関わらず、会社経営は赤字で、給料は下がる一方といった破綻寸前の企業を見事に蘇らせた真実のストーリーです。本書には、こうした疲弊した企業の内実が詳細に描かれるとともに、それを立て直した驚くべき手法とテクニックが、余すところなく開示されています。非常に読みごたえがあり、また、企業経営者には示唆に富む内容となっています。
紙の本
出版社コメント
2003/11/05 22:23
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投稿者:日本経済新聞社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
残業を重ねて社員は必死に働くのに、会社は赤字。社内には不信感が渦巻き、人も給料も減らされ、上からは改革の掛け声ばかり。こんな会社を本当に蘇らせた手法を迫真のドラマで描く大ベストセラー、いよいよ文庫化。
■著者紹介
柴田 昌治(しばた・まさはる)
(株)スコラ・コンサルト代表/(株)エデュコンサルト代表。
1979年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。大学院在学中にドイツ語語学院を始め、その後、ビジネス教育の会社を設立。企業内教育、人材活性化、企業風土改革のサポートを数多く手がける。
<主な著書>
『なんとか会社を変えてやろう』
『ここから会社は変わり始めた』(編著)
『トヨタ式最強の経営』(共著)などがある。
■目次
第1章 あきらめるのはまだ早い
第2章 突破口を開く
第3章 改革はなぜ失敗するのか
第4章 動き出す自律のサイクル
第5章 スピードの勝負
第6章 ビジョンを掲げる
第7章 正念場の危機
第8章 奇跡の再生
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初めて私が転職したころにベストセラーだった本。会社を外から変えるのは難しい、でも、中にいて変えるのもすごくパワーがいるなと壁を感じてた時に、タイミングよく登場した本。ちょっとアツイけど。
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会社を何とかしたいと動いてみても、若手社員には何もできないよ。課長でも何もできないよ。と言って諦めていませんか?これは、そんな現状を変えたい方に是非読んで頂きたい一冊です。(2006.04.22)
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組織化が進むと分業化が進み安定状態になるが、それは、牽制し合う関係になっているからであり、改革を押しとどめてしまい企業を老化させていくことになる。
それを打破するのがいかに難しいかが良く解る本。
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2007.1.29読了
ビジネス書であるが物語り形式になっているので読み進めやすい。
今勤務している会社でもやっているオフサイトミーティング。改革の柱に「まじめな雑談」ができる土壌を作り、会社の風土を変えていくことを可能にする。改革のスピードを上げることが可能になる。とはいえ小さな会社でもなかなか実行は難しい。
読みやすいって書いたけど1ヶ月くらいは鞄に入っていたかな。。。
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前職の部長と、久し振りに会った際に薦められた本。
ちょうど部長も、業務改善がミッションだったらしくこの本を読んでいると言うことだった。
ストーリー仕立ての会社風土改革に関する参考書的な内容で、 各章のストーリーの後ろに、その章のストーリー中で紹介されたエッセンス が纏められている。
主人公が、会社の現状を社内誌に載せたことがきっかけで、起業改革が幕をあける。
社内のあらゆる部門を巻きこんでいくようなところは、
自身も事業会社にいた経験があるので、とても共感できた。
口だけの「評論家」ではなく自らが動かなければ何も変わらない。
後半部分は、正直感動で涙が出ていた。
やはりいつかは、事業会社で、会社一体となって何かを成し遂げたいと思える本。
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組織/制度をかえただけでは企業はかわらない。 という立場にたつ企業変革のストーリを小説仕立てで紹介。
風土/体質の変革、組織/制度のリエンジニアリング、戦略/事業計画のリストラクチャリングの3層からなっていて、一番下の風土/体質というリ・コミュニケーションが大事。(84)
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会社を変えるヒントがたくさんある。これを実行するにはどうしたらいいんだろう。できない、知らない、わからないって言わない。一人で抱え込まない、疑問をそのままにしないetc...あきらめなければなんとかなる そんな気がする。一人の力はちっちゃいけど、みんなでやればなんとかなる。やっぱ楽しく働きたいし、そうしなくちゃつまんないよな。
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中堅の自動車部品の工場を舞台に、
いかに改革を起こすか?を主題にした本です。
ただこれはどの規模の会社でも、使えると思います。
仕事の進め方や、顧客にたった考え方など、
とても参考になる本です。
ビジネスマンの方は、ぜひ一読をお勧めしたいです。
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勉強本1。
危機突破の風土改革ドラマ、『なぜ会社は変われないのか』。
・不安定な状態というのは、別の面から見れば活性化した状態とも言える。
・自らの頭で考え、自らの責任で判断する。
・個々が自律的に行動しながら全体としては秩序をもっている。
・創造とは、収束よりも発散の中からのほうが種が見つかりやすい。
・二割の社員が変わればよい。
風土改革ドラマ。口で言うのは易し。このドラマもかなり高テンポで
進んでいく。色々思うところはあるが、改革のイメージの共有という
意味ではかなり良書。次のシリーズもぜひ読みたい。
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小説仕立てでとても読み易いのがGOOD。
著者は(株)スコラ・コンサルトの社長であり、現在もプロセス・デザイナーとして現役で企業風土改革のサポートを続けている。
実際の体験をもとにドラマ仕立てで仕上た小説。
会社に入って頂いているコンサルティングの方が著者の柴田さんとお知り合いでこんな風に言っていました。
「ある会社のコンサルを初めて1年たった時に、今は何をしているのですか?と訪ねたら”自己紹介です”との事。1年間ずっと自己紹介を続けているんですよー」と半ばあきれ顔で教えてくれました。
影響を受けたキーワード
・”気楽に真面目な話をする場が必要”
昔より仕事以外の会話をする場が減ってきている。それは時代の変化でどうしようも無い。にも関わらず「コミュニケーションが足りない!」や「俺の若い頃は・・・」といっても仕方が無い。職場内で活性化を促す為にもオフサイトミーティングが必要である。
・”衆知を集めて一人で決める”
大枠の合意を得て進める事は大切だが、末節についてはその担当者が、皆の意見を集めて最後には責任を持って決める!事が非常に重要である。
読中、読後にいろいろ考えさせられる本でした。
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柔らかな心と企業文化
・ソフトな要素が企業改革において欠かせないものであること
が伝わります。
・現場と打ち手の乖離など本音が詰まっています。
/声があげにくいという文化
/いいだしっぺが損をする文化
本質的問題が見過ごされる文化をマネジメントチーム
と組織のメンバーがともになって作っているというところ
に気づかされます。
本音が話せる雰囲気づくり、本音を聞く能力。
全ての企業人にとって必須のスキルではないでしょうか。
登場人物と自分を重ねあわせて読みました。
組織は みんなの力で変るものという勇気を与えてくれる本です。
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タイトルに興味が引かれた。
読みやすい物語風で、冒頭に出てくる物語の中の会社は、
うちの会社も同じだ!、という部分が多かった。
物語を身近な存在に置きかえながら、入り込んでいった。
今、どうしたら僕の会社を変えられるのか、と思っている。
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組織、人に関する悩みに、何かヒントを与えてくれます。
(でも私の悩みは、まだ解決できていませんが・・・)