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  • みんなの評価 5つ星のうち 2.8 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.12
  • 出版社: 原書房
  • サイズ:20cm/256p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-562-03717-2

紙の本

クリスマスローズの殺人 (ミステリー・リーグ)

著者 柴田 よしき (著)

さびしい年末の懐をあっためようと引き受けた、なんの変哲もない浮気調査のはずが交換殺人? 死体消失? ミッシングリンク? 軽ハードボイルド+コージー+本格推理。ヴァンパイア...

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クリスマスローズの殺人 (ミステリー・リーグ)

税込 1,760 16pt

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商品説明

さびしい年末の懐をあっためようと引き受けた、なんの変哲もない浮気調査のはずが交換殺人? 死体消失? ミッシングリンク? 軽ハードボイルド+コージー+本格推理。ヴァンパイア探偵シリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

柴田 よしき

略歴
〈柴田よしき〉1959年東京生まれ。青山学院大学卒業。95年に「RIKO」で第15回横溝正史賞を受賞。著書に「少女達がいた町」「フォー・ユア・プレジャー」「淑女の休日」など。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価2.8

評価内訳

紙の本

たおやかなミステリ

2004/03/29 11:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『Vヴィレッジの殺人』のヴァンパイアたちが活躍するミステリです。ヴァンパイアたちがーの特性や人間関係を理解するため、本書を読むにはVヴィレッジシリーズを先に読んでおいた方が楽しめるのではないか、と思います。

「軽ハードボイルド+コージー+本格推理」と銘打ってありますが、読んだ感じは「軽ハードボイルド+軽コージー+軽本格推理」といったところでしょうか。
三つの要素は楽しめるのですが、どれも軽く、といったところ。ちなみに吸血鬼の要素はホラーとしてのものではないので、恐怖を期待して読まれませんように。

それにしても柴田よしきとという作者は、女性を描くのがとても上手い作家ですね。女性の心理、女性からの視点、女性ならではのものの考え方、観察の仕方など。『炎都』の香流、『Riko』の理子、『猫探偵・正太郎の冒険 3』のひとみなど、著者が描く女性の主人公はすべて優しくて勇気があって、行動的です。

本書のミステリもまた、女性独特の繊細な視点によって描かれ、謎が暴かれていきます。いってみれば、春のようにたおやかなミステリ。しかし男性には少し感情移入しにくい部分があるかもしれません。

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紙の本

トリック的にはなかなか面白く読めるのだが、無理があるといえばそうとも取れるところが微妙な評価となりそうです…

2004/03/01 21:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

原書房が力を入れている“ミステリー・リーグ”の作品である。
なるほど、帯には「軽ハードボイルド+コージー+本格推理」と書いてある。
決して過大広告ではない。
でも私の率直な感想としては“軽妙すぎる”のである。

吸血鬼物ですが、全然怖くありません。

主人公は人間世界で住むようになったメグ。彼女は生活難の為に探偵役を引き受ける。
浮気調査の役を回して貰うのであるが…

前作となる『Vヴィレッジの殺人』から読むべきだったのかもしれない。
そうしたらメグの出身地である「Vヴィレッジ」に関しての知識やメグや周りの人が人間社会に住むこととなったいきさつ等を理解した方ががもっとついて読みやすかったであろう。

人間社会に混じって生きている事に違和感を感じたのは残念だ。

トリック的にはなかなか面白く読めるのだが、無理があるといえばそうとも取れるところが微妙な評価となりそうです。

本作は読者が“変幻自在”な柴田さんに読者が何を求めてるかによって感じ方が違ってくる顕著な作品であると思う。

きっと私が柴田さんの作品に求めてるものとは微妙にずれていたのであろう。
もっと“女性たちの愛憎というか嫉妬振り”を前面に出してもらえたら楽しめたのですが、それを期待するのは作品のコンセプトからして酷なのでしょうか(笑)

楽しく読めるミステリーなのかもしれないが、柴田さんの力量からしたら物足りないような気もした。
私は贅沢な読者なのであろうか?

メグと太郎のキャラに惚れこんでる方は次作(続編)も待ち望まれてるでしょうが…

トラキチのブックレビュー

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2006/01/06 20:00

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2006/04/30 00:51

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2009/12/26 23:53

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2010/01/14 22:22

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2014/02/22 22:15

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