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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.4
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/329p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-334-92429-8

紙の本

臨場

著者 横山 秀夫 (著)

「終身検視官」の異名を持つ倉石。他の者たちとは異質の「眼」を持つ彼は、死者の人生を救えるのか−。組織と個人、職務と情…警察小説の圧倒的世界。【「TRC MARC」の商品解...

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臨場

税込 1,870 17pt

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商品説明

「終身検視官」の異名を持つ倉石。他の者たちとは異質の「眼」を持つ彼は、死者の人生を救えるのか−。組織と個人、職務と情…警察小説の圧倒的世界。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

横山 秀夫

略歴
〈横山秀夫〉1957年東京生まれ。国際商科大学卒業。上毛新聞記者を経て、フリーライターとなる。「陰の季節」で松本清張賞を受賞して作家デビュー。著書に「半落ち」「第三の時効」「顔」ほか。

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みんなのレビュー82件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

8つの話の化学反応。

2009/05/04 15:08

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る

8話からなる本作品において、
“どの話を最も薦めるか?”と問われたら、
散々迷ったあげくに、『眼前の密室』と答える。
 理由は、いろいろあるが、そのうちの一つは、
新聞記者を中心として、描かれているからである。
 著者の横山秀夫氏は、元新聞記者であり、
「クライマーズ・ハイ」を始めとして、
その経歴からくる作品の一つが、
この『眼前の密室』である。
 この話は、新聞記者の仕事の本当に
細かいところが、描かれている。
 それは、新聞記者の仕事のいい面ばかりでなく、
よく言われる記者クラブ制度の弊害のようなものも
著者の意図はともかく、見えてくるところが、
読ませる。
 この話を薦めるもう一つの理由は、
主人公である検視官の倉石義男の描写が、
少ないところである。
 主人公自体の描写により、主人公を
際立たせるのではなくて、あまり登場させない
ことにより、その存在を際立たせているところが、
実に憎い。
 そして、主人公の検視官倉石を連想させる
存在が、新聞記者の妻というのが、
著者ならではなのだろう。
 8話のうちの1話にしか登場しない
キャラクターのなかで、彼女の存在が、
一際印象に残った。

 『眼前の密室』を最も薦めると書いてきたが、
もちろん他の7話があるからこその存在である。
 どの話もそれぞれ異なった視点から描かれていて、
どれか一つでも欠けたら成立しないそんな作品である。

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紙の本

またまたシリーズでドラマ化されそうな作品

2004/06/23 09:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る

「終身検視官」との異名を持つ捜査一課調査官「倉石義男」が主人公の8編の短編集。

倉石は鑑識畑一筋。鑑識の総決算というべき死体の目利きのは歴代検視官の中でも図抜けている。
ヤクザのような風貌と職人気質から倉石を快く思わない上司もいるが、倉石のもたらした情報から鑑識ネタからホシを挙げた刑事は数知れない。
死体はもちろん、空気・臭い・植物・埃など現場にあるすべてが事件を物語る。
小さな情報から事件を見抜いてしまう。

短い短編の中に中長編にも相当する人生の波を含んだ内容の濃い作品が多い。
一作が短いので短時間でも読みやすいと思う。

倉石は横山作品の中では異色のスーパーマン主人公だと思う。
登場人物が魅力的なのでシリーズでドラマ化されそうな作品だと思う。
ドラマ化すると主人公は誰だろうと想像するのも楽しいと思う。

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紙の本

読んで貰うしか無いです、この素晴らしさ。

2004/07/04 16:34

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

「臨場」横山秀夫。事件現場へ行き、初動捜査にあたる事を臨場と言う。…で、本のカバーの真ん中よりちょっと上、縦に題名の「臨場」とある「臨」と「場」の間を「KEEP OUT 立入禁止」の文字が連なる黄色のテープが巻かれています。事件現場かいな。おしゃれですね。(^_^)v ぼくらはこのテープくぐって中にはいるわけだ。現場には(1)赤い名刺(2)眼前の密室(3)鉢植えの女(4)餞(5)声(6)真夜中の調書(7)黒星(8)17年蝉…と7篇が収録されています。

 倉石義男、52歳は「終身検死官」の異名を持つ捜査一課調査官です。倉石の下で働いた事のある部下達は、その初動捜査の眼力に敬服し自分たちを倉石学校の生徒と称し倉石を「校長」とも呼んでいます。捜査一課長や本部長など上司に対しても諂うことなく、むしろ命令さえ無視してしまう県警内の無頼漢で通っています。しかし、無頼漢は他の追従を許さない見事な眼力で見事に解いて行くのです。…と、まあ、この倉石捜査官の活躍を描いたのが「臨場」なのですが、短編ならではの話の積み重ねと云いましょうか、事件を解決するたびに、その人なりとか警察内部の事情とかが解ってきて別な意味でも楽しめたりします。ホームズばりで解決したり、胸に迫る情が溢れていたりと、様々な事件がまたより一層楽しめたりします。今更ですが、横山ファンならずとも十分たっぷり楽しめます。これまた大推薦の1作です。

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紙の本

抜群の切れを見せるベテラン検視官の技とは

2004/05/09 22:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公は倉石義男.52歳.『終身検視官』の異名をもつL県警の捜査一課調査官.検視官というのは現場で自殺か他殺かを判断するのを第一の任務とする.自殺を他殺と誤認すれば,100人もの刑事を無駄に働かせることになり,他殺を自殺と誤認すれば殺人犯人を追及せずに野放しにすることになる,絶対に間違いの許せないポジション.そこで,間違いをおかさないだけでなく,一気に犯人まで探し出すという達人技を常に見せていく.

 たとえば老人の殺人のあった部屋の臭い.そこが何も臭わないことから,老人は家族から手厚く遇されていたことを見破り,…という具合である.そんな話が1編あたり,40ページほどで8編語られる.1編のなかに二つの話が盛り込まれている場合もある.

 論理としては文句のないものなのだが,あまりにあっさりと解決し,鮮やかすぎて,感激が薄い,とも言える.よくもこれだけのプロットを次から次に生み出せるものという感嘆はあるものの,短編であることのプラスとマイナスが極端に現れている感がする.

 これだけではちょっとという感じもしたのだが,最後に人情に訴えた一編が泣かせる.

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紙の本

死者の代弁者・倉石

2004/04/26 02:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sagaga - この投稿者のレビュー一覧を見る

“終身検視官”と称される名物検視官・倉石を軸に描かれる短編集。
一作一作、適度な緊張感と謎解きが用意され、最後まで飽きさせない。

変死体が発見された現場から読み取れるありとあらゆる情報を分析し、
死亡推定時刻、死因などを調査する「検視」という仕事。
つまり「自殺」か「他殺」か、
その判断は検視官の能力にかかっているわけだ。
現場に残された僅かなヒントを見逃せば、殺された者は報われず、
殺人者は野放しにされたままである。
また逆に、自殺者を誤って他殺を判断すれば、
何十、場合によっては100人以上の警官に無駄骨を折らせることになる。

しかし、そんなプレッシャーもなんのその、
研ぎ澄まされた観察眼で鮮やかなまでに死因、死亡した時の状況、
はたまた死者の思いや犯人までもを明らかにする倉石は、
名高い名探偵たちと方を並べるほどの能力の持ち主と言っても
過言ではないと思う。

そんな倉石であるから、男も女も放ってはおかないわけで、
痩身でオールバック、しかもヤクザのような顔つきにも関わらず、
倉石は多くの刑事たちに倉石学校の「校長」と呼ばれて崇拝され、
彼の身の回りの世話をしたがる女も一人や二人ではない。
そういった部下たちや女性への、厳しいながらもどこか優しさを感じる
言葉や態度がまた良い。

そして、死者への真摯な態度。これがもう、たまらない。
もう何も語れない死者たちの「代弁者」、それが倉石である。
何も付け足さない、作らない、想像しない。
徹底的に真実だけを探そうとする倉石の検視は、
いわば死者への手向けなのかもしれない。

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紙の本

読者の期待が大きいと横山さんも苦しいかな…

2004/05/01 17:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

横山秀夫さんの最新刊は著者お得意の連作短編集となっている。
本作にて登場する“終身検視官”の異名を持つ倉石はとっても個性的で有能である。
彼の見立ての鋭さはまるで“死者が生き返った”の如くである。

とっても評価の分かれる作品だと思う。
連作短編集ならではの1篇1篇の話の展開はミステリー度も高くてさすがに読ませてくれるのであるが(特に「餞」は泣ける話です)、少し物足りなく感じた面はやはり他作と比べて主人公の倉石の“心の葛藤”や“正義感”の描写が稀薄な点であろうか。
もっと組織内での軋轢等の描写を望む(あることはあるのですが)には主人公の年齢が高すぎたのかな。
ただ、後半の悲哀感あふれる展開には拍手を送りたいと思う。
しっとりと読ませてくれる点においては、横山さんの作品の中では突出しているかもしれませんね。

そこで考えたいのは横山作品の魅力についてである。

個人的には横山さんの小説の特徴というか魅力は“力強い文章と胸がすく思いのする会話でもってグイグイ読者を引っ張り込んでくれる点”だと思う。
その中でもとりわけ、主人公自身の心の葛藤が読者に大いなる共感をもたらせてくれるのであろう。
しかしながら本作においては、どの篇においても主人公の倉石は脇役的な感は否めず、その強烈な個性を生かし切っていないような気がした。
もっと主人公が追いつめられたりするシーンを期待してた読者も多いのではないだろうか…

並の新人なら“力作”という言葉が当てはまるのであろうが、“その活躍はとどまるところを知らない(著者紹介に書いてます)”横山さんとしたらやや読後のインパクトの薄い作品となってしまったような気がする。

読者の期待が大きいだけに人気作家も大変である。
連作短編集としては頂点を極めた感が強い『第三の時効』を超える作品を胸をふくらませて待ちたいと思う。

トラキチのブックレビュー

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2011/07/01 09:47

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2004/11/27 20:59

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2004/12/05 12:01

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2005/02/17 13:08

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2005/03/31 20:19

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2005/09/02 17:59

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