サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 82件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/06/10
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/409p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-719238-1
文庫

紙の本

隠し剣孤影抄 新装版 (文春文庫)

著者 藤沢 周平 (著)

秘剣、外に語らず―藤沢周平が剣客小説に新境地を開いた名品集“隠し剣"シリーズ。凶々しいばかりに研ぎ澄まされた剣技を秘める主人公たちは、また人としての弱さもあわせ持つ。剣鬼...

もっと見る

隠し剣孤影抄 新装版 (文春文庫)

税込 814 7pt

隠し剣孤影抄

税込 704 6pt

隠し剣孤影抄

販売終了

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 4.1MB
Android EPUB 4.1MB
Win EPUB 4.1MB
Mac EPUB 4.1MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

秘剣、外に語らず―藤沢周平が剣客小説に新境地を開いた名品集“隠し剣"シリーズ。
凶々しいばかりに研ぎ澄まされた剣技を秘める主人公たちは、また人としての弱さもあわせ持つ。
剣鬼と化し破牢した夫のため捨て身の行動に出る人妻、これに翻弄される男を描く「隠し剣鬼ノ爪」。他に「邪剣竜尾返し」「臆病剣松風」「暗殺剣虎ノ眼」「必死剣鳥刺し」「女人剣さざ波」「悲運剣芦刈り」「宿命剣鬼走り」の全8篇を収録。
姉妹篇『隠し剣秋風抄』とあわせて全17篇。全体で「海坂城下異聞」となっている。解説・阿部達二【商品解説】

収録作品一覧

邪剣竜尾返し 7-50
臆病剣松風 51-92
暗殺剣虎ノ眼 93-132

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

書店員レビュー

ジュンク堂書店姫路店

八つの短編からなるの...

ジュンク堂書店姫路店さん

八つの短編からなるのですが、とくに印象に残ったものが「臆病剣松風」で、秘剣を伝授されるほどの剣の使い手であるのに平凡な夫を見くびっていた妻ですが、夫が自分に対して弱さを見せ頼ってきた時、「秘剣を使う夫」ではなく、「臆病で真面目な夫」を愛おしく思う夫婦のお話です。
ありのままをさらけ出して、それを受け入れる二人の姿がとても美しく、羨ましいと感じました。
秘剣を伝えられた主人公たちはみんな大人しく、真面目で、なんだか不器用で弱さがちらりと見える。ただ力があるだけではだめで、秘剣の恐ろしさを理解し、いざという時にしか使わない、そんな人に伝授されるのだと思いました。
また、登場する女性が慎ましく控えめで、でもとても意志の強い人たちでとても魅力的です。
実用書担当林

みんなのレビュー82件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

個性的な主人公が放つ個性的な秘剣が魅力のエンターテインメント時代小説

2010/01/11 19:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

隠し剣シリーズの第一弾。全8編からなる短編小説集。
秘剣を伝授された主人公が、それぞれのタイトルになっている秘剣を最後に放つ、という共通する展開の物語が収録されており、剣闘の緊迫感と個性的な主人公たち、彼に秘剣を使わせる環境の変化が魅力のエンターテインメント性の強い作品。
収録されている『隠し剣鬼の爪』は映画化、『宿命剣鬼走り』はTVドラマ化されている。

特に気になった作品の感想をいくつか。

『臆病剣松風』
とても臆病な普請組の瓜生新兵衛は、地震が起きれば、妻や母を置いて寝巻のまま戸外へ逃げ出す始末で、妻・満江からは軽んじられている。
剣の奥義を伝授された人物という理由で、満江は縁談を決めたのだが、時間が経つにつれ、夫の臆病に気づき始めると夫を軽んじる気持が生まれ始めた。
満江は、藩内の政争により若殿の護衛に付くことになり本気で震えている新兵衛を見た。

臆病の新兵衛が放つ秘剣『松風』とはどんなものか、夫を軽んじていた満江の心の変化が母性本能をも描き、読みどころだった。

『女人剣さざ波』
姉が美しいというだけで妹の邦江と縁談を決めた浅見俊之助。
俊之助は邦江に冷たく当たり、邦江も自分の不器量をわきまえて夫との距離を置いていた。
あるとき藩庫から大金が消え、翌月には戻ってくるという事件が起こり、その裏に政敵の影を感じた筒井家老は、俊之助に事件の秘密を探るよう命じた。
剣才の無い俊之助に政敵の刺客の影が迫る。

『臆病風松風』とある意味対照的な物語。
妻の決死の行動が夫の心を溶かす様子は、余韻に浸れる読後感を残す。

『宿命剣鬼走り』
鬼走りを伝授された小関十太夫と、生涯の好敵手・伊部帯刀との宿命の物語。
読み手の期待を裏切り、ひたすら絶望を感じさせる内容に複雑な心境。
バッドエンドなので、こういうラストが嫌いな人は上記2作品を最後に読むといい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

秘剣は孤剣なり

2004/10/20 23:39

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「地震・雷・火事・おやじ」と恐いものの筆頭に挙げられているのだから、
江戸時代、男が地震に驚き家から飛び出しても、軽蔑されるほどではない。
しかしその男が、寝たきりの老母も妻も構わずに、裸足で庭に飛び出したとしたら、どうか。ましてや彼が秘剣「松風」を伝えられたほどの剣の使い手だったとしたら、「何だ、臆病な奴。」と途端に鼻白むのではなかろうか。

「隠し剣」シリーズは、冒頭に登場した瓜生新兵衛(「臆病剣松風」)をはじめとして、普段目立たない人、いや、むしろ軽んじられている人達が、いざという時豹変し、絶対不利に思われた戦いを、秘剣を振るって制す面白さが、当時人気だった。「普段はだらしなく見えても、いざという時は、やれるんだ。」という所を見せた剣客達に、自分を重ね合わせる読者が多かったのだろうか。しかし、彼等に羨望の眼差しで見られた秘剣の使い手達は、本当に幸せだっただろうか。

拮抗する実力に見せる、一瞬の隙をついた一瞬の動き。それが勝負を決め、生死をわける。実に明解な結果の出し方であり、一瞬の快感ももたらす。しかし秘剣がもたらすのは、それだけではない。

皆に知られてしまえば、秘剣ではない。だから一子相伝となり、師匠亡き後は、たった一人で剣技を磨く事になる。「これでいい。」とあいまいにすれば、たちまちに無敵の剣ではなくなる。自らに妥協を許さない、厳しい姿勢が必要となる。子供に継がせたいと思い、子供も願ったとしても、その力量がないとわかれば、親子の情を断ち切らなければならない。子供にも伝えないのだから、肝胆相照らす剣友にさえも、その詳細を明かせない。映画化された「隠し剣鬼の爪」などその悲劇の最たる例だ。片桐宗蔵と同門だった狭間は、宗蔵に伝えられた秘剣「鬼の爪」に取り憑かれ、牢を破り人質を取って小屋に立てこもる。そして討手にわざわざ宗蔵を指名してくる。事件は狭間だけでなく、彼を助けようと奔走する妻をも不幸にする。秘剣さえなければ、狭間は想像の中で膨らませていった秘剣にとらわれる事などなく、宗蔵との因縁は、ここまでこじれずに済んだはずである。「宿命剣鬼走り」の相対する初老の武士どうしも、同じ事が言える。秘剣を得た相手、得られなかった相手は、どこまでも悪しき縁で結ばれる。秘剣を持つ故に、彼等は不幸にして苛酷な運命に、巻き込まれていったとは見られないか。更に、必殺の剣である秘剣の持ち手はしばしば暗殺を命じられる(「暗殺剣虎ノ眼」) 。自分とは何の因縁もない相手と、お互い藩の御家騒動の末端同志として斬りあわねばならない。無事役目を終えたとしても、理不尽に追われる (「必死剣鳥刺し」)。

人の命を奪った刀は血の匂いをまといつかせ、己が人の命を奪った事を、長く忘れさせる事はない。無敵の秘剣を持つ者は、並々ならぬ孤独と苦しみ、そして逃れ得ぬ宿命と、常に戦って生きている。剣客を羨み、そうなりたいと想像する読者達の平穏な日常こそ、実は彼等が渇望してやまぬものであるかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

隠された技、秘められた人間ドラマ

2011/07/04 10:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 名匠として、時代小説の歴史にその名を燦然と刻む藤沢周平。その匠の技と魅力とを手っ取り早く知ろうとするなら、この「隠し剣」を素材とするこの短編集はまさにうってつけではないか。そういえばここ数年、「隠し剣」のシリーズから何本か映画が作られたが、それも納得である。たしかに映画にしたくなるもの、かつ映画として成功するだけの理由が、ここにはあると思う。
 「隠し剣」というからには、日ごろは人に知られていない秘密の剣技である。なんといってもこの設定の着想が魅力だ。
 たとえば、かの有名な佐々木小次郎の「燕返し」であれば、世に鳴り響いた技であっただろうし、どのような技かについて、イメージぐらいは一般にあったであろう。実際には、その技の詳細を知ることは対戦相手にしか許されず、ということは知ることはそのまま死を意味したかもしれないにしてもだ。
 しかし「隠し剣」の場合、技の正体は不明であり、場合によってはその存在すら知られていない。というわけで、どのような技なのか、というのがまず謎としてあって、読者をひきつける。ミステリーなのである。
 だがミステリーというのなら、謎としてあるのは、剣の技もさることながら、それ以上にそれにからむ人間たちについてのものだ。秘技が生まれるには当然それなりの経緯がある。また、それが秘密のベールを破って使われるとなると、それ以上に人間のドラマがからむ。こうした事情を明らかにする中で浮かび上がる人間像、その心象風景こそが、つまるところこの短編集について真に魅力的な点だろう。それはまた、この作家の持ち味が最も発揮される点でもあると思われる。
 そう考えると、「隠し剣」という共通項のもとに、さまざまなタイプの技が描かれ、同時にそこに潜むさまざまな事情や人間模様が描かれる「連作短編集」という形式はもってこいである。バリエーションが実に楽しい。手元において、じっくり読み味わえる本だと思う。
 とはいえ気軽に読める話かといえば、必ずしもそうではない。若い頃はひたすら暗い作風だったというこの作家の物語は、ときに重い。描かれた真実が心に沁みるわけだが、重さを敬遠する読者があっても不思議はないだろう。そうなると好みの問題といわざるを得ないわけだが、それでも語りの巧みさは疑いようがないと思う。
 特に印象深かったのは、最近、豊川悦司の主演で映画になった「必死剣鳥刺し」。映画についてはほとんど知らないが、なるほど注目すべき作品なのはよくわかる。寝る前に読んだのが、翌朝まで深く深く心に残った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/07/28 00:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/11/12 18:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/03/21 17:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/05/31 14:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/10/09 21:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/01/21 00:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/02/08 23:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/04/08 00:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/07 22:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/08/02 23:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/08 15:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/12/09 12:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。