紙の本
ヒーローヒロインがだいぶ問題有
2017/05/25 20:36
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投稿者:めめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒーロー・ヒロインはあくまで善人として描かれているけど、
やっている事がなかなかどうして下衆。
普段は滅多に感情移入しない、ライバルキャラに同情してしまう展開でした。
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話の主要な内容よりも、主人公さつきと畑山くんの仲良しっぷりが好きでした。
とても悲しい事件から立ち直れたのはやっぱ畑山くんのおかげですね。
赤川次郎さんの小説は好きですが、もうひとひねりほしかったですね。
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いろんな事件が起こっていって、それが全部トントンとおさまっていくのが、1話完結の連続ドラマみてるみたいな感じだった。テンポが良くて1日で読んでもた。
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すっと胸に染み入って来るような物語。やはり赤川さんは十代の少女の心理描写が上手い。一度しか読んでいないのに、とても鮮明に内容を思い出せます。人間特有の醜さも描かれているのに、爽やかな印象を受ける本でした。
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『「学校」という閉鎖社会で、純粋さゆえに追いつめられ傷つけられる者たちの、せつなすぎる物語(本書より抜粋)』難解な比喩も無く、率直で読みやすかったです。読後感が爽やか。
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まさか、あんなことが起こるなんて思わなかった。あふれだす血、動かない体。信じたくなくて、認めたくなくて、私は時間を止めた。 すべてが変わってしまう前の、幸せな時のままでいたくて――。
走ることをかたくなに拒む高校生・朝野さつきの、いたいけな表情の裏に封印された恐怖。「学校」という閉鎖社会で、純粋さゆえに追い詰められ傷つけられる者たちの、せつなすぎる物語。
2002年8月
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約5年前に初版で買っていました。
どうしてこの本を買ったのか、全く覚えていません。
が、赤川氏の作品なので、楽しんで読めています。
主人公と思われる女の子、朝野さつきは、学校にトラウマ的なものを抱えている?
今のところ、100ページほど読んだ。まだ先は見えない。
: : : 1/10読破 : : : :
さつきちゃん、よかったね的終わり方だった。
何となく物足りないんだけど、でも、きちんと終われてるから、う〜んって感じ。
スッキリはしてるんだけど、最後の大どんでん返しはない。
読みやすかったですよ。
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●2009年11月13日頃
高校に転校してきた少し変わった女の子、さつき。
「学校」の記憶がなくなる。走ることができない。
黄色信号が渡れない。遅刻を異常に怖がる。
そんな彼女をサポートする男の子、畑山。
彼女のそんな少し変わった面の奥に、一体何が隠されているのか。
学校という環境の中で傷つけられてきた子供たち。
さつきの悲しい過去は目を覆いたくなるほどでした。
畑山の彼女がどんどん深みにはまっていくのがかわいそうでもあり、
好きになれないなー理解できないタイプの子だなーと思いました。
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小学生時に作文の題材にした本です。幼心ながら、とても衝撃を受けた記憶があります。今読み返してみると、また違った観点から本を読んでいる自分にも驚きです。
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校門で学生を殺した教師、
かってに責任を押し付ける教師、
社会派小説かと思う題材がある反面、
飲んだくれて金をせびる親など、後ろ向きの生活も描写する。
それでいて、爽やかな方向へも向かう。
赤川次郎の迷いが、筆に現れている。
社会派小説だけにしたくない。
後ろ向きだけにしたくない。
それでも、前向きだけでは小説にならない。
どうしたいのか。
どうしてほしいのか。
書き続けるという義務感なのだろうか。
思いの丈を吐き出したいのだろうか。
まだ赤川次郎の闇に迫れない。
校庭に虹は落ちる
走る男女。
すがすがしいはずの運動少女が、嫉妬という壁にぶつかる。
本当だろうか。
女性が作者なら、こういう筋書きになるだろうか。
栗本薫に書き直して欲しいと思った。
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鉄板の赤川さん。畑山イケメン!この、学校での淡い恋っていうのは本当に赤川さんらしい。好き。でも物語的にはちょっといろんなことを詰めすぎだと思った。
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まさか、あんなことが起こるなんて思わなかった。あふれだす血、動かない体。信じたくなくて、認めたくなくて、私は時間を止めた。すべてが変わってしまう前の、幸せな時のままでいたくてー。「走ること」をかたくなに拒む高校生・朝野さつきの、いたいけな表情の裏に封印された恐怖。「学校」という閉鎖社会で、純粋さゆえに追いつめられ傷つけられる者たちの、せつなすぎる物語。
ハッピーエンドなのかなって思う。学校は完結して次に進む。本当にそうだなと思ってしまう。忘れてしまうけど、いつか思い出す場所。
友だちが全てだった時代が懐かしい。
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信頼を失った学校が、話の中とはいえ、登場するのは辛いですね。こんな学校どこにもないと信じたいのに、でもあるかもしれない、と思わずにはいられない自分が悲しいです。
この話は、決して推理小説とかではないのですが、読み進んでいくうちに、新しい事実がどんどん出てきて、そして、それらが巧みにつながっているのに驚かされます。どれも主人公の女の子にはつらいことばかりなのに、その子が決して前向きさを失わないのが頼もしいです。
う~ん、久々に考えさせられました。
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「自分が何者かを知るには、他人を知らなければ。他人を知って、他人との違いを知るのが、自分を知るということだ」
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赤川次郎さんの著作は、1978年~発行されている『三毛猫ホームズ』シリーズをずっと読んでいたのですが、
『三毛猫ホームズ』シリーズ以外は読んだことがなく、
談話室で知ったのがきっかけでシリーズ以外の本を読むことができました
こちらを読む前に談話室で紹介されていて気になっていた『ふたり』も読了
両作品ともに出てくる、残酷すぎることをしてしまう子どもたちに、なぜそこまでできる?!!!と驚き、
自分が身近にそういう体験をしていない、知らないだけで、
こういうことは、実はよく起きてしまっていることなのかもしれないけれど
残酷すぎて驚いてしまった。
赤川次郎さんの文章は次を読みたい読みたいと思うほんと読み易い
久しぶりに読めてよかった^^*