サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 9件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.7
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:20cm/382p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-323190-7

紙の本

イデアの洞窟

著者 ホセ・カルロス・ソモサ (著),風間 賢二 (訳)

【英国推理作家協会(CWA)賞最優秀長篇賞(2002年)】古代ギリシアの連続殺人を描くミステリ「イデアの洞窟」の脚註の中でテキストの謎に翻弄される訳者の正体は? 驚愕のメ...

もっと見る

イデアの洞窟

税込 2,305 20pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

【英国推理作家協会(CWA)賞最優秀長篇賞(2002年)】古代ギリシアの連続殺人を描くミステリ「イデアの洞窟」の脚註の中でテキストの謎に翻弄される訳者の正体は? 驚愕のメタ・ミステリ。イギリス推理作家協会最優秀長篇賞受賞作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ホセ・カルロス・ソモサ

略歴
〈ホセ・カルロス・ソモサ〉1959年キューバ生まれ。作家。元・精神科医。現在はスペインのマドリッド在住。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー9件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

いやあ、またまたメタミステリ。でもね、正直私には、本編以外の話を読み取る能力がなかった。厖大な脚注に秘められた謎ってか?

2004/10/23 06:51

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

さあて、問題作である。まず、私はこの小説の構造が全く読み取れないのである。大体、哲学人間を限りなく馬鹿にする私が、この本を選んだ理由、それはひとえにイギリス推理作家協会賞最優秀長編賞受賞作(多分、ゴールド・ダガーのことなのだろう)という蠱惑に満ちた言葉による。

しかしだ、この本くらい読書人を泣かせる本は少ないのではないだろうか。基本的に、難しい話ではなさそうなのである。訳文は、決してもって廻った、僕哲学しってんものねー、といった浅墓、痴愚魯鈍といったものでは全くない。ということで、メインの話はすんなり腑に落ちるのである。

しかし、である。カバーに書いてある紹介には

「古代ギリシア、アテネ。野犬に食い殺されたとおぼしき若者の死体が発見される。だが不審を抱いた者がいた 《謎の解読者》と異名をとる男、ヘラクレス。調査に乗り出した彼の前に現れるさらなる死体。果たしてこの連続殺人の真相は……
……という書物『イデアの洞窟』。その翻訳を依頼されたわたしは、物語世界を傷つけかねない頻度でちりばめられた象徴群に不審を抱く。ギリシアで「直観隠喩」と呼ばれた技法だった。だが『イデアの洞窟』のそれは過剰すぎた。やがて身辺に怪事が頻発しはじめ、わたしは何者かに監禁されて……
……という異形の形式が驚愕の結末へと読者を導く破格のミステリ。めくるめく謎の迷宮に「作者探し」の興趣も仕込む、イギリス推理作家協会賞最優秀長編賞受賞作。」

と書いてあるのだ。「……という異形の形式が驚愕の結末へと」私を導くはずなのである。にも係わらず、一向に驚愕しないのである。ただし、著者であるホセ・カルロス・ソモサ、出版元である文藝春秋、或は訳者である風間賢二に不満があるわけでは全くない、絶対にない、間違いなくない、きっとない、たぶん ない……

ともかく、メタと名のつくものならミステリであれ、純文学であれ、何でもござれの翻訳者風間賢二が言うのである、これはメタ・ミステリであると。そうなんだ、メタ化しているんだ…。っていうことは、それだけでも独立した物語となりうる、あの長い脚注ならぬ脇注に鍵が潜んでいる? いやあ、本筋が終えないので、端折って読んじゃったしなあ、今からもう一度読めっていっても、後にはマシュー・パールの『ダンテ・クラブ』が控えているしなあ、無理ですー!となってしまうのである。

で、とりあえず本筋の登場人物紹介。まず、探偵役である《謎の解読者》ヘラクレス・ポントがいる。わがままなヘラクレスに振り回される熱血哲学教師 ディアゴラスがいる。そして謎の中心に、非業の死を遂げた青年 トラマチウスがいる。さらに言えば、その母イティス、トラマチウスの友人ユーネオス、同じく友人で美少年の誉れの高いアンティスウス、その元教師でヘラクレスの知人ユーマチウス、放浪者でヘラクレスの旧友クラントー、その愛犬ケルベロス、彫刻家で詩人のミーナクマスなどがいる。

私にはメタミステリというよりは、分かりやすいミステリを核に据えた実験小説に思えてならないのだけれど、正直、1回読んだだけでは、この作品を少しも楽しんだことになっていない気がする。Webの書評誌などでは、難解、意味不明、哲学マニアには堪らないのだろうけれど、といった言葉が並ぶ。ただし、内容の無さを哲学用語や形而上的な会話で誤魔化した似非哲学小説でないことだけは確実に伝わってくる。

最低、三回読み直せば、絶対にハマル、そう思う。でも、一回しか読んでいない私は、その渦中にはいない。勿体無い気がするけれど仕方が無い。ということで、速読厳禁、要再読、乞熟読という要求に応えられる人にお薦めの一冊である。多分…

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/11/30 23:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/02/09 02:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/09/12 00:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/01/29 18:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/08 19:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/05/02 22:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/06/07 11:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/03/02 13:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。