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紙の本
二度にわたる蒙古軍の襲来など、鎌倉中期から後期にかけての変化の大きな時代を描いた歴史教科書です!
2020/07/23 09:45
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中公文庫から全26巻で刊行されている「日本の歴史」シリーズの第8巻目です。同書は、戦後の日本中世史研究を「権門体制論」の立場から牽引してきた黒田俊雄氏により一般向けに書き下ろされた内容で、記述されている時期は所謂「元寇」の時代としての12世紀後半から末期、鎌倉幕府の終焉にあたる時期であり、幕末の「黒船来航」と並び、日本の中世社会が構造的に大きく変動し始めた時期である。当時、二度の蒙古軍の襲撃という初めての外圧や、日蓮や一遍らの新仏教の胎動、天皇家の分裂など、鎌倉中期及び後期へと深まりゆく中世は、変革のたかまりの時代でもあったのです。新しい体制を求めて激しい抗争を繰り返す公家・武家・農民らの赤裸々な姿を多面的で複雑な時代相のなかにとらえていく同書は読み応え十分です。ぜひ、この機会に同書を読んでみてください。
紙の本
元寇に関する記述は全体の半分以下
2023/01/10 02:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
中公の「日本の歴史」叢書の第八分冊です。
この巻では今や、モンゴル襲来、
と名を変えつつある元寇の時代を
扱っています。
殺伐とした時代を生き生きとした筆致で
描出している好著です。