「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
圭と悠季、2人の出会いを圭の視点で描いた「寒冷前線コンダクター」の裏話といえる「天国の門」ほか、「まさか」のドリーム外伝を収録した、フジミシリーズ10周年特別企画の書下ろし単行本。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
天国の門 | 5-167 | |
---|---|---|
雪嵐 | 169-208 | |
こよなき日々 | 209-227 |
著者紹介
秋月 こお
- 略歴
- 〈秋月こお〉小説家。著書に「Barパラダイスへようこそ」「身持ちの悪い姫と騎士」「夢見る眠り男」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
フジミシリーズ、10周年企画書き下ろし!
2005/06/25 17:53
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴか - この投稿者のレビュー一覧を見る
メインとなる「天国の門」は、フジミシリーズの初めの一歩である「悠季と圭」の出会いを圭の視点から描いている。フジミファンならあの「タンホイザー事件」はこういうことだったのねと妙に納得がいくことだろう。他にもうれしくなる短編が入っている。秋月氏の物語は読後に心がほっこりとほぐれるようで快い。この書き下ろし本もしっかり暖めてもらえること間違いなし!
フジミシリーズは「オケのコン・マスと指揮者の恋」なので、なるほどBLの使い方の王道だなーと思う。ストーリが面白く脇キャラもしっかり描かれていて、主人公である悠季の成長を見守っていたくなる。10年も続いた理由がわかる。音楽を文章で表現する難しさも、クラシック音楽の中でも比較的馴染み深いものを使うことでクリアしているように思う。本を読みつつ頭の中に自然にBGMが流れる。
実はファン暦は浅くフジミを読み始めて1ヶ月しかたっていない。1冊目を手にしてからどっぷりとはまってしまい一気に読み上げた。何度も読み返した。比較的新刊はbk1で注文したが、初めのほうは届くまでの時間が待てなくて、続きの巻を探すのにあちこちの本屋をイライラしながら廻った。是非「一気読みコーナー」に加えて欲しい。そして沢山の人に読んで欲しい。