美食家も恋をする
著者 剛 しいら
浪速生まれの創は、料理の腕はピカイチ。けれど喧嘩っ早いせいで、料理学校でも修業先でも長続きしない。そんな創に声をかけたのは、有名な美食家で色男の阿達龍之介。財閥の隠し子で...
美食家も恋をする
商品説明
浪速生まれの創は、料理の腕はピカイチ。けれど喧嘩っ早いせいで、料理学校でも修業先でも長続きしない。そんな創に声をかけたのは、有名な美食家で色男の阿達龍之介。財閥の隠し子でもある彼は、創の才能を認め、超一流の料理学校を紹介するという。信じて契約した創だが「これで私のものだ」と縛られ無理矢理抱かれることに! しかも目覚めた場所は豪華客船の上で……!? 「これが私流のしつけ方法だ。お仕置きだよ、創」一流の男達が乱舞する、スーパー料理ラブバトル! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください
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荒唐無稽
2021/02/21 07:49
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一言で言うならば「荒唐無稽」な話。
作者さんの
いつもながらの文章力と構成力でもっていかれるので
その荒唐無稽さが際だってしまって・・・
これをどうしたら良いのかと言う感じに持て余してしまう。
しかも、阿達さんが創を拉致する感じとか
阿達さんのキャラクター自体に若干デジャブ。
これ明らかに犯罪だよねーって相変わらず思うけど。
まあ、そこはあまり問題ではないのです。
(いや問題かもですが・・・)
創の明るい前向きな話し方とキャラクターで
補完してしまっている感じもするし。
ベースのストーリーが「ええ、何それ」状態なのに
料理の描写とがとてもリアリティがあって
そのアンバランスさにさらに読者としては当惑状態。
それ故に荒唐無稽さが際だって、
読者としては引いてしまいました。
阿達さん・・・
やり手かと思えば少しへたれだったり
いきなりプールで全裸とか・・・
なんかちょっと不思議な色合いをまとってました。
なんか、混乱させられたまま読み終わってしまいました。
「何だったんだろうか」って思わず言ってしまいたくなるような
荒唐無稽な話でした。