- 販売開始日: 2014/08/12
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: 富士見ドラゴンブック
- ISBN:978-4-8291-4458-9
新六門世界RPGリプレイ3 やりすぎ射手と燃える森
著者 著者:北沢 慶 , 著者:グループSNE , 監修:安田 均 , イラスト:剣 康之
儀式魔法を使いまくれる古代遺跡の手がかり求め,目指すは北のジオテラン。エルフの森のその奥で、大活劇の幕が開く。罠あり、ラブあり、ポロリあり。ダメ駄目冒険者たちの最後の冒険...
新六門世界RPGリプレイ3 やりすぎ射手と燃える森
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商品説明
儀式魔法を使いまくれる古代遺跡の手がかり求め,目指すは北のジオテラン。エルフの森のその奥で、大活劇の幕が開く。罠あり、ラブあり、ポロリあり。ダメ駄目冒険者たちの最後の冒険に乞うご期待!
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最後の最後まで射手が主役のシリーズだった。
2005/09/02 10:39
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
このリプレイシリーズの一番の特徴は、本書の題名にもなっている“射手(アーチャー)”がパーティーの主戦力だということだ。数々の戦闘シーンで敵にとどめを刺したり、起死回生の一撃を与えたりするのは、通常なら補助的な役割が多い射手。本来の主戦力であるはずの騎士がドジ娘のため、結果的にそうなってしまったという場面も少なくはないが……ともあれ、毎回の戦闘シーンが、「フィクションなのでは?」と疑いたくなるほどに面白かった。
本書をもって、このパーティーの冒険はひとまず終了。呪われたり、幽霊に取り憑かれたり、地方を延々と転戦させられたりと、短いキャンペーンの割には詰まった内容だった。ライバルの存在もイイ味を出していたし、敵の強さのバランスも良かったと思う。なにより、GMもプレイヤーも、ゲームに参加した全員が楽しんでいる様子が伝わってきたのが良かった。
今回収録されているプレイはクライマックス直前から始まっているため、プレイヤー達が“遠足前夜の幼稚園児”のような心境だったのか、妙な盛り上がりを見せている。特にあるNPC(プレイヤーキャラクターではない登場人物)と射手のやりとりは、これまでのシリーズ中最高と言ってもいいだろう。このやりとりも含めての、題名の“やりすぎ射手”なのだ。
ダイスの目が天然ボケそのものというプレイヤーがいたので、シリーズの最後まで飽きることがなかった(その分、苦労を背負い込んだプレイヤーもいたが……)。このプレイヤーを必ず入れた上で、また別の冒険譚を読んでみたいものだ。