キーリVII 幽谷の風は吠きながら 【電子特別版】
著者 著者:壁井 ユカコ , イラスト:田上 俊介
ベアトリクスを捜す旅を続けている、キーリ、ハーヴェイ、ラジオの兵長。手がかりを求めて教区境のバーに滞在していると、突然、兵長の調子が悪くなってしまう。 「そろそろ寿命かも...
キーリVII 幽谷の風は吠きながら 【電子特別版】
商品説明
ベアトリクスを捜す旅を続けている、キーリ、ハーヴェイ、ラジオの兵長。手がかりを求めて教区境のバーに滞在していると、突然、兵長の調子が悪くなってしまう。 「そろそろ寿命かもしれない」 と修理屋から言われたキーリたちは、兵長を直すため、古い部品が残るという首都へ向かうが、今度はハーヴェイの<核>に異変が起こり……。 「もう何もいらないから、ずっとこのままでいたい」 大切な仲間を失う予感に怯えるキーリだったが……。 電子特別版には、2005年発売の『電撃hPa』掲載短編「カスタム・チャイルド キーリ入りミックス天 海とラジオとSOS」も追加収録!
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いろんなものが失われていく
2018/06/30 18:39
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投稿者:gonna - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近定住の多かったキーリですが、7巻で再び列車の旅に出ています。
しかし、まさかの兵長が記憶喪失になってしまい、口調まで変わってしまうのには面食らった…(後で治ります)
物語の終盤がひしひしと近づいている感じがして、だんだん物悲しくなってきます。
列車内での状況は1巻とほぼ同じであるだけに、その当時のことを思い出して比べては、つらくなることもあります。
キーリの出生の秘密、ハーヴェイの辿る末路、ベアトリクスの行方等と、物語の根幹に関わるキーワードがたくさん出てきます。
それぞれが難しいテーマであるだけに、各伏線がどのように回収されていくのか、目が離せません。