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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2005.10
- 出版社: 新書館
- サイズ:21cm/126p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-403-67019-9
暴れん坊本屋さん 1 (Un poco essay comics)
暴れん坊本屋さん(1)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:2,112円(19pt)
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紙の本
ここから確変
2020/05/04 13:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品から番子さんが化け始めた印象があります。
書店員の立場から、オタクの目線から本屋を、出版社を、作品と作家を切る良作です。
電子書籍
面白い
2017/10/19 15:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
本屋さんの裏側がよくわかります。
万引きって老人が結構ひどいことやるんですねー。
万引き捕まえて金一封出るのもすごい。
紙の本
本屋さん漫画
2016/09/14 11:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで働く漫画家の本屋さん漫画。
本屋さんのことがいろいろとわかりますね。
この人の漫画は全部読んだわけではないけど、エッセイのほうが好きだなー。
紙の本
わかりたい、あなたのための、出版業界入門
2005/12/15 23:12
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:拾得 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前、『誰が本を殺すのか?』が話題となった。出版業界の内情に多少とも関心のある者にとっては、さほど目新しいことが書かれていたわけではない。それにもかかわらずに、売れて話題になったのは、業界の内情を知る格好の入門になったからではないだろうか。ポストモダンなど、高尚な書籍しか読んでこなかった人にとっては、出版業界の前近代的な内情は衝撃だろう。
そんな「業界もの」の一角に、ボーイズラブ作家にして、現役の書店員でもある著者が「漫画」によって参入したのが本書である。陳列の仕組みから、配本状況、返本の手続き、さらには流通の仕組みまで、書店員の日常の目を通して出版業界を解説してくれる。加えて、「大手取次2社様」をたったひとつの絵で説明できる漫画という武器をもっている。
もちろん、出版業紹介が眼目ではなく、書店員としての日常の出来事が軸である。書名を覚えないで店員に問い合わせたり、マナーのわるい客なども次々と俎上に載せられる。「万引き」場面の描写等はミステリータッチのドキドキ感である。もちろん、時折挟み込まれる、(本業の)ボーイズラブネタも忘れない。ツボを押さえた配置は、知らない者にとっても笑いの涙を誘う。
本や読書についての議論は、えてして説教臭くなりがちだ。気持ちはわかるがつまらない。その点、本書は、多少の悪ふざけが過ぎても清々しい気分になる。本への無差別で純粋な愛を忘れていないからである。