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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2005/10/20
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/201p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-660467-8
新書

紙の本

東アジア「反日」トライアングル (文春新書)

著者 古田 博司 (著)

中華思想の本家・中国。小中華の韓国。ゲリラ国家の北朝鮮。彼らの「国是」である反日の起源をたどり、各国の主張を実証的に説得力をもって論破。日本のとるべき道と、東アジアの共生...

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東アジア「反日」トライアングル (文春新書)

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商品説明

中華思想の本家・中国。小中華の韓国。ゲリラ国家の北朝鮮。彼らの「国是」である反日の起源をたどり、各国の主張を実証的に説得力をもって論破。日本のとるべき道と、東アジアの共生共存の可能性を探る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

古田 博司

略歴
〈古田博司〉1953年横浜市生まれ。慶應義塾大学大学院修了。筑波大学人文社会科学研究科教授。「東アジアの思想風景」でサントリー学芸賞、「東アジア・イデオロギーを超えて」で読売・吉野作造賞受賞。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

永遠の反日を見据えるまなざし。

2005/11/05 01:46

13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中国、韓国、北朝鮮を知る納得の一冊。
この謎解きのための読みにくさがあるかもしれませんが、
読後は、光明が射したような明快な筋道に貫かれております。
私は、最後の「付録Ⅱ」から読み始めることをお薦めします。
古田博司氏本人を知りたければ、
第一章と、あとがきを読めばよいでしょう。
古田氏は1980年〜89年まで「韓国の大学の日本語講師として滞在し、そのうち四年間は韓国国営放送のKBS日本語講座にも出演していた。ちなみに、当時このテレビ放送は、視聴率で毎回30%を超える人気番組であった」(p30)その頃の雰囲気を書いております。「酒場で日本語を話していると、灰皿や特大マッチ箱がわけもなく飛んでくる。なぜか分らぬうちに、酔客に殴られたこともいく度かあった。大学に行けば学生たちが、『日本文化は教えるな、日本語だけを教えろ』と無理難題をふっかけてくる」「反日には日々苦しめられた」。
そういう現場を愛しておられる古田氏には、何とも日本の言論がおかしくひ弱に見えるようです。たとえば高橋哲哉著「靖国問題」を語る際に踏み込んでこう語るのです。
「ポストモダンの哲学というものが実は嫌いです。
なぜかというと、二次創作だからです。ラカンはフロイトの二次創作だし、デリダなんてハイデガーの二次創作じゃないですか。どうして二次創作を学んで喜べるのですか。・・今、日本のとくに哲学関係のインテリがやっているのは三次創作ですよ。三次創作なんかしちゃいけない。ポストモダンの哲学は読まなくていいと思っています。ホストモダンの学者は、破壊した断片を配列して別のことを言い立てる、という傾向が非常に強い。読んでも影響を受けるような本ではない。・・」(p174)
「永遠の反日」と終始向かい合う著者ならではの発言です。
「著者はかつて日韓歴史共同研究委員会のメンバーであった。その体験から言うのだが、対話を通じての共通認識の構築とはいいながら、研究水準は日本の方が高いはずであるから、史料批判を詳細にすればするほど、彼らの『正史』を突き崩すことになる。」
それは、やがて来るだろう日中近現代史共同研究委員会に焦点を定めます。
「彼らの・・研究代表者は、相変わらずの中華思想の徒であり、ナショナリストに違いない。この『正史』の代表者は、日本側の論理的な発表や報告を罵声や怒号で遮ることもあるだろう。いわく、『良心はないのか!』『中国に対する愛情はどこにあるんだ!』様子をうかがっていた何人かの中国人研究者は、この会議の行方が日本側に有利に終わることを恐れて、やがて次々と去っていく。最終段階に残り、結果が漏れたりすれば、日本側に弱腰であったと言われ、『国賊』として非難の的となるかもしれないのだ。そこで彼らの陣容は次々に入れ替わることになるだろう。そして数年間の共同研究期間を経て、両者がへとへとになった・・」
著者は大学教授であります。
「1人でも多くの大学院生の論文の下書きにちゃんと朱を入れてやり、将来の日中近現代史共同研究委員会に学者として送り出し、しっかりと戦えるような人材を育てることが急務であろう」と指摘しております。以上が第二章。
私には第四章・第五章が必読だと思います。
それからおもむろに全体を読んで見てはいかがでしょう。
論文でしっかりと戦えるような人材に、
語りかけるように示された一冊ですから、
簡単に読もうとしないでください。
反日という「一寸先は闇」に、読後ひかりが射し始める気がしました。
最後この言葉
「研究者はやはり事実を多くの人に知ってもらわなければいけない。
事実のために研究しているのであって、事実を覆い隠したり、別の配列にして違う話にしてはいけない。・・東アジアはこれから近代本番ですから、しつこいですよ。うんとしつこい。」(付録Ⅱ)

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紙の本

反日と戦い抜く覚悟

2006/02/15 22:30

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北祭 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者は横浜に生まれ、慶応義塾大学で東洋史を学んだのち、ソウル大学師範大学国語教育科に学び、韓国で日本語講師を六年間務めた経験をもつ。中国韓国北朝鮮が好きで、李氏朝鮮の儒家文集をかき集めたり、北朝鮮の党機関紙『労働新聞』なるものを何十年も読み続けたり、はたまた韓国の映画ビデオやCDを集める趣味をもつほどの東アジア愛好家であるらしい。最近まで日韓歴史共同研究委員会のメンバーでもあった。このような著者の東アジア政治思想の研究における視点は、右左に傾くことのない水平なものである。「朝鮮植民地、日中戦争、この二つははっきり言って侵略です」と言い切るのだからその点は察しがつくであろう。

 「東アジアに対する愛情と熱意にかけては人後に落ちない」という著者は次にこう言葉を続ける。「いかんせん最近の中国韓国北朝鮮の行動はあまりに見苦しい」と。なぜ、侮日なのか。なぜ、反日を国是とするのか。著者は、その反日の構造を新書という限られた枚数の中で理路整然と読み解いてゆく。

 論考の柱は、中国の中華思想、韓国北朝鮮の小中華思想とナショナリズム、さらに深いところにある民族の思想、社会主義が機能しなくなったがために新たな近代化へ向けて歩みを進めようとする国としての苦悩である。問題の根源は、中国韓国北朝鮮の中にある。日本は、仮想敵となった己を自覚し、これに毅然として立ち向かう必要があると説く。著者は自問する。東アジア諸国の伝統である中華思想によってお互いのプライドを傷つけあうというような、国家理性の欠如した情況を精算し、他者を尊重しつつ自らの国家の尊厳を守ってゆくことができないものかと。

 本書の付論には靖国神社への思いが綴られている。日本と東アジアの間には霊魂観の大きな相違があるという。日本においては、神道にせよ、仏教にせよ、その根本精神は「祓う」ことにある。霊魂の穢れは祓うことができ、宗教すらも無化してしまうのだという。岡本太郎が『沖縄文化論』の中で「日本人の血の中、伝統の中に、このなんにもない浄らかさに対する共感が生きているのだ」と語ったことを思い出す。

<ここには、高橋哲哉さんが『靖国問題』(ちくま新書)で発散しているような「憎しみ」は存在しない。同書中に、「靖国の論理は(中略)、その悲しみを正反対の喜びに転換させようとするものである。靖国の言論は戦死の美化、顕彰のレトリックに満ちている」とあります。「靖国の論理は、この『当たり前の人情』である悲しみを抑圧し、戦死を喜びとして感じるように仕向けるのだ」と。これはおかしい。「祓へ」は、こういうものを無化することですから、これでは無化にならない。これでは神道の意味がない。要するに憎しみや悲しみ、そういったものを祓ってしまう。喜びだって祓ってしまうのですからね>

 そのとおりである。神社へお参りにいき、本殿の前に立つときの心情には、およそ憎しみとか喜びといったふうな喜怒はふさわしくないものである。そこに哲学は無用であろう。昔から日本人のこころにある、ものの哀れや哀悼の念。その霊魂観を、東アジア諸国の人たちに、たとえ頭の中だけにもせよ理解してもらうために辛抱つよく伝えてゆくことの大切さを著者は説いている。

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紙の本

東アジア「反日」の根源

2005/11/24 15:27

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最近、中国・韓国の「反日」がマスコミでよく取り上げられ、国民によく知られるようになった。「反日」が原因で、日中・日韓の首脳会談も不協和音になっている。マスコミなどでは、小泉総理の靖国参拝が原因、などとバカげた主張も見られる。靖国参拝が原因などではなく、もっと根の深いものであることは言うまでもない。
 最近は、中国叩きや韓国叩きといった反日関連本も多く出版されている。本書はページ数はそれほど多くないが、思想という観点から彼らの「反日」の根源を探った、非常に内容の濃い書である。
 著者は、東アジアの政治思想が専門である。東アジア反日論とでもいうべき本書は、専門の学者らしい精緻な分析がされている。中国・韓国のナショナリズムや東アジア特有の中華思想がキーポイントだ。
「ナショナリズム」というと、近年の日本のナショナリズムを問題視する人もいるようだ。しかし、中国・韓国の方がはるかにナショナリズムの強烈な国であることは言うまでもないだろう。
 ところで、著者は、日韓両国政府主導の歴史共同研究にも加わった。共同研究によっても歴史認識を一致させることはできない。かといって、まったく無駄な作業とも言えないようだ。著者の経験も踏まえ、今後どのような姿勢で共同研究に取り組むべきか、ということにも触れる。
 本書は、傍らに置いておき、しばしば読み返してみたいと思う。そんな書である。

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2005/11/05 00:43

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2006/07/09 17:26

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2007/10/19 23:11

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2011/04/14 06:49

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2012/11/13 20:34

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2013/01/20 09:12

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2013/03/13 19:42

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