名探偵コナン 劇場版 瞳の中の暗殺者 （少年サンデーコミックススペシャル）

投稿元：

レビューを見る

劇場版の中でも一番じゃないかな？ってくらい好きなストーリーです♡蘭の中で新一の存在がとても大切なんだなぁって実感と新一の蘭への想い。まさに「恋愛ミステリー☆名探偵コナン」また映像でみたいなぁ
『好きだからだよ…オメエのことが好きだからだよ、この地球上の誰よりも』何度聞いても胸キュンなシーンです(#^.^#)

投稿元：

レビューを見る

【あらすじ】
狙撃犯を目撃してしまった蘭は、ショックのあまり記憶喪失になってしまう。蘭の記憶と事件の真相を追い求めるコナン（新一）と、目撃者として犯人に狙われ続ける蘭。事件のスリリングな展開とコナンの恋の行方が気になる、劇場版『名探偵コナン』シリーズのなかでも人気の高い作品。
暗殺者は拳銃の撃ち方から左利きであることがわかっている。今作における登場人物の中で左で拳銃を撃つことができる、左利き及び両利きの人間は5名。仁野環、友成真、小田切敏也、風戸京介、小田切敏郎で、いずれも被害者たちと関係の深い人物だ。コナン(新一)は蘭を救うことができるのか！？

【感想】

投稿元：

レビューを見る

『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』は2000年4月22日公開のアニメ映画。殺人未遂犯を目撃した毛利蘭が記憶喪失になり、命を狙われる。白鳥刑事は事件について「Need not to know」（知る必要のないこと）と述べる。これは事件が警察内部に関わることを指す。警察内部が関わる事件を「知る必要がない」と名付けることに警察の隠蔽体質が良く示されている。

この事件は警察の捜査の鈍さが問題である。安易に自殺で処理する傾向は現実味がある。目の前の問題を解決しさえすれば良いという公務員的な体質である。捜査すべきものを捜査せず、捜査しなくてよいところに注力する。池袋母子死亡事故と愛媛県警の女子大生誤認逮捕は同根の問題である。最後は良かったというように終わらせているが、トロピカルランドでは無関係な観客にまで被害を出している。警察が反省しなければならない。

鈴木園子は良い友達である。元々はコナンが有名人の殺害現場やクルーズ船や豪邸など閉鎖的な殺人現場に遭遇するためのキャラクターとして作られたと思われる。財閥令嬢ならば有名人やクルーズ船などにコナン達を連れていくことを自然に描ける。そこに殺人事件が起きる。ドラえもんの骨川スネ夫のような金持ち見栄はりキャラクターである。単細胞の見栄はりキャラクターは、毛利小五郎がいない時の推理役としても使い途があった。それが大親友になるとは物語の深みを感じる。