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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.4
- 出版社: 雄飛
- サイズ:19cm/220p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-902543-44-3
紙の本
海に還ろう (i novels)
青海は4歳の時、神秘的な祭りで有名な海辺の町に越してきた。初めて出来た友達は、野生児みたいな男の子・勇作。それから勇作は青海にとって世界のすべてになった。勇作がいれば他に...
海に還ろう (i novels)
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商品説明
青海は4歳の時、神秘的な祭りで有名な海辺の町に越してきた。初めて出来た友達は、野生児みたいな男の子・勇作。それから勇作は青海にとって世界のすべてになった。勇作がいれば他に何もいらない—。青海の幼い想いはいつしか秘密の恋へと変わっていった。けれど、美しく成長した青海が祭りの花形、稚児役に選ばれた事から、その身に忌まわしい出来事が降りかかり…。幼馴染みの二十年愛。【「BOOK」データベースの商品解説】
海辺の町に越してきた青海に初めて出来た友達は、野生児みたいな勇作。青海は彼に秘密の恋をしていた。けれど、美しく成長した青海が祭りの花形、稚児役に選ばれた事から、その身に忌まわしい出来事が降りかかり…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
4歳からの恋の話
2021/05/03 05:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
四歳の時に出会い(ほぼ一目惚れ?)
お互い大好きになり
・・・一生連れ添うそんな幼馴染話
因習の息づく地域の祭りを絡めて
話が進んで行きます。
さらに漁師町で男は家庭を持って一人前とみなされる場所なのです。
そこで二人の恋(愛)はそんな場所で進んで行くのです。
伝統を守りながらも、因習が消えていく現代の有り様が
織り込まれていてそこの部分がすごいなぁって思います。
ショタ趣味はないのですがこの二人可愛すぎます。
この二人のチュウすると子供できるネタは
悶え転げるほどです。
「泣いてっと、チュウするぞ」
勇作の物言いはもう殺し文句です。
「バイバイ」したくない青海の四歳の時からの
一途さとそれを裏切らない勇作の男気に
もう軍配を上げざるを得ません
成長して、ずっと変わらない気持ちを持って
身体の関係ももって・・・
でも、色々なことで勇作と別れないといけないと思う青海と
迷うことない勇作
でも結局「ゆうしゃくくんのお嫁さん」と言っていた頃から変わらない
思いを捨てられない・・・。
後ろ暗い因習、
そこで酷い目にあったりもして
(その理由もきちんと後で開示されたりするのがまた・・・)
捨てるのではなく変化する方向へもっていく描き方が上手い
(地元に残って・・・と若干の都合良さも感じますが
それはそれで良しかと)
それゆえに神官さんと海神の描かれていない物語は
描かれないままでよいかとも思う。
むしろなくても感じすら思えます。
(とはいえ、この二人の話は別だてで読みたいです)
でも、それすらもスパイスとした良作だったと思います。
☆3.5評価の4です。
紙の本
温度の低い幼馴染もの
2017/08/31 22:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも不思議な作品でした。
全体的に淡々として熱っぽさや焦れ焦れ感がなく、そこまで萌えなかったものの、何となく最後まで読んじゃったというか…。
幼なじみ物は好きなんですが、こんなに温度の低い幼なじみ物は初めて読みました。
作中の出来事も二人の執着もかなり鮮烈なはずなのに、これが作者さんの作風なんでしょうね。
淡々とし過ぎて後半ちょっと退屈にも感じるほどでしたが、設定や閉じた世界観は好きだったので、なかなか楽しめました。