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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.4
- 出版社: 集英社インターナショナル
- サイズ:18cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7976-7147-5
紙の本
ショージ君のALWAYS 東海林さだおが昭和を懐かしむ
著者 東海林 さだお (著)
東海林さだおの“ほのぼの”昭和の食べ物、モノ、ひと、場所。特別対談・東海林さだおVS.なぎら健壱。【「BOOK」データベースの商品解説】いた、いた。あった、あった。東海林...
ショージ君のALWAYS 東海林さだおが昭和を懐かしむ
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商品説明
東海林さだおの“ほのぼの”昭和の食べ物、モノ、ひと、場所。特別対談・東海林さだおVS.なぎら健壱。【「BOOK」データベースの商品解説】
いた、いた。あった、あった。東海林さだおの「ほのぼの」昭和の食べ物、モノ、ひと、場所。なぎら健壱との特別対談も収録。文庫本、単行本収録のエッセイを再編集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
東海林 さだお
- 略歴
- 〈東海林さだお〉1937年東京生まれ。早稲田大学露文科中退。平成12年紫綬褒章、平成13年日本漫画家協会賞大賞などを受賞。著書に「笑いのモツ煮込み」「ショージ君の漫画文庫傑作選」など。
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紙の本
懐かしむお年頃ですかね
2017/11/25 08:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和33年の東京下町を舞台にして大ヒットした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」が封切られたのが2005年11月。
きっとこの本はその昭和ブームをショージ君でもと企画されたのでしょう、東海林さだおさんの数々のエッセイから昭和の匂いにする作品を再編集したもの。
2006年4月刊行ですから、出版界もブームとなれば慌ただしいかぎり。
それくらい、2005年以降、昭和30年ブームになったといえる。
この本の副題が「東海林さだおが昭和を懐かしむ」ですから、もう涙、鼻水、涎、なんでも流れてしまいかねません。
「食べ物編」「場所編」「ヒト編」「モノ編」それに、なぎら健壱さんとの特別対談と、もう全ページ昭和昭和昭和。
ちなみに東海林さんは昭和生まれといっても昭和12年。戦争中には疎開も体験しているほどの昭和の大御所。昭和30年代といえば、もう二十歳を過ぎた青年ですから。
そんな東海林さんが子供時代に遊んだ遊びと昭和30年生まれの私が遊んだ遊びがほとんど同じなのはどういうことか。
おそらく昭和30年代あたりまでは時間の流れは実にゆっくりしていたのでしょうね。
だから、東海林さんの知っている昭和と昭和30年生まれの私が知っている昭和は同じ匂いがするから、この本のエッセイ全部が懐かしい。
例えば、缶詰の空き缶にひもを通してパカパカ乗って遊んだり、馬とびゴムだんといった遊びの数々は、最近でがめったに見られない光景で、誰も月光仮面や怪傑ハリマオみたいに変装することもないのに、ちょっぴりさみしさを感じてしまうお年頃になりました。