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この湖にボート禁止 (福音館文庫)
著者 ジェフリー・トリーズ (作),多賀 京子 (訳),リチャード・ケネディ (画)
ぼくはグラマースクールに通うビル。湖のそばの山荘に引っ越してきた翌朝、見つけたボートで妹と湖の小島にこぎ出した。ところが待っていたのは、島の持ち主アルフレッド卿の「湖はボ...
この湖にボート禁止 (福音館文庫)
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商品説明
ぼくはグラマースクールに通うビル。湖のそばの山荘に引っ越してきた翌朝、見つけたボートで妹と湖の小島にこぎ出した。ところが待っていたのは、島の持ち主アルフレッド卿の「湖はボート禁止だ」の一言。島には何が隠されているのだろう。そしてついにぼくらは埋もれた千年前の「宝物」を発見する…。小学校上級以上。【「BOOK」データベースの商品解説】
湖の島にこぎ渡ることを禁じられたビルたちは、謎を追い、島の持ち主アルフレッド卿に立ち向かう。そしてついに埋もれた千年前の「宝物」を発見する…。トリーズの冒険物語が新訳で登場。【「TRC MARC」の商品解説】
ぼくはグラマースクールに通うビル。湖のそばの山荘に引っ越してきた翌朝、見つけたボートで妹のスーザンと湖に浮かぶ小島にこぎ出した。ところが待っていたのは、島の持ち主アルフレッド卿の「あの湖はボート禁止だ」の一言。島には何が隠されているのだろう。そしてついにぼくらは埋もれた千年前の宝物を発見する……。日常生活のすぐ隣にすばらしい冒険があることを語ったトリーズの傑作が、新訳で登場。【商品解説】
著者紹介
ジェフリー・トリーズ
- 略歴
- 〈ジェフリー・トリーズ〉1909〜98年。ノッティンガム生まれ。ジャーナリストや教師などを経て、作家活動をはじめる。イギリスの子どもの本の作家。著書に「黒旗山のなぞ」など。
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これぞジュブナイル!
2017/01/30 19:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒険ものと思いきや(冒険要素ももちろんありますが)、ビルとスーザンの兄妹が湖のそばの山荘に引っ越してくるまでのディテールがなんだか<家族小説>って感じ。
ビルの一人称で話が進むため、余計に「子供は子供なりに家族のことを一生懸命考えています」というのがわかり、それがイギリスの国民性をも映し出しているように感じられたり。
1949年の作品だそうですが、そういう意味では古びていない、むしろ新鮮で面白い!
ビルは地元のグラマースクールに通い、妹のスーザンは別の学校へ(この頃は男女共学ではなかったのかな?)。 湖のそばの山荘に引っ越してきた翌朝、二人はボート小屋を見つけて丈夫なボートを発見、喜び勇んで湖に漕ぎ出す。 ところが、湖の中にある小島の持ち主で対岸の屋敷の主・アルフレッド卿が突然現れて「あの湖はボート禁止だ」と言い放たれる。 なんでそんなことを言われなければならないのか? ビルとスーザンはそれぞれの学校で親友と出会い、4人で島の秘密を探るのだった・・・という話。
怖くて厳しい、と見られていた大人が実は話のわかるいい人だったり、とご都合主義と取られかねない部分がありますが、しかしその時代に大人は子供に対して厳しく接する責任があったということでもあるわけで。 そして協力が必要となったら惜しまないんです。 大人ってこうあるべきよね!、とまた学ぶわけ。
なんだか普通にわくわくして、面白かった。