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トリックスターズM (電撃文庫)
著者 久住 四季 (著)
周がまどろみの中で見た夢、それは大胆な犯行予告とも言うべき「予知夢」であった。被害者の視点で紡がれる夢は、一体誰に起こりうる未来なのかを知らせてはくれない。ただ、今までの...
トリックスターズM (電撃文庫)
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商品説明
周がまどろみの中で見た夢、それは大胆な犯行予告とも言うべき「予知夢」であった。被害者の視点で紡がれる夢は、一体誰に起こりうる未来なのかを知らせてはくれない。ただ、今までの経験上言えることは、ごく近しい人間—いつのまにか周にとって大切となってしまった凛々子たち5人である可能性は高かった。未来視とはその名の通り、確定した未来を事前に見るものである。不可避の未来を前に初めて、それを変えようと動く周。そして、いつどこで誰が被害者になるのかを探るイレギュラーな推理が始まるのだが…!?魔術師と“M”の物語、登場。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
本当の意味でのデビュー
2010/05/07 01:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでのように流されるのではなく、自らの意思で選択し行動した、天乃原周の本当の意味での魔術師デビューとなる事件。そして、行動しなかった後悔を抱き続けて来た犯人と、行動して変えることを覚え始めた名探偵見習いの邂逅と見ることが出来よう。
事件を未然に防ぐという、古今東西の名探偵が望みながらも容易に実現できないことが、未来視をキーワードに描かれる。今回はトリック自体は魔術的ではないことも、これまでのシリーズとは少し違う。
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魔術もミステリーもなし
2006/08/15 21:19
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はトリックもなくミステリー性はほとんどなし
魔術にしても未来予知に関する記述がいくらかありますが、それも曖昧なもので魔術世界がまったく構築できていないですね
キャラクターも最低でも五人組くらいはちゃんとキャラ立てして欲しい所
ストーリーは犯人が分かっていて犯行現場を押さえるというものですが、一番トリックを入れやすい部分のはずが何のトリックも引っ掛けもなくごく当たり前にストーリーが展開してゆき、結局犯人の動機がひどく曖昧なまま、周自身の意思も表面に出てきません
基本的に予知夢の描写に映像性も臨場感もなく、危機感が感じられない
またラストの予知夢のシーンだけ何故か三人称で書いてあるのがラストシーンが台無し