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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.8
  • 出版社: マガジンハウス
  • サイズ:20cm/219p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8387-1695-8

紙の本

覚えていない

著者 佐野 洋子 (著)

人生は忘却の中に埋れているのだ。50代はつくづく若かったなあと思い、そして書いてある出来事を私は全部忘れていた…。『本の雑誌』に連載されたエッセイをはじめ、さまざまな紙誌...

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覚えていない

税込 1,650 15pt

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商品説明

人生は忘却の中に埋れているのだ。50代はつくづく若かったなあと思い、そして書いてある出来事を私は全部忘れていた…。『本の雑誌』に連載されたエッセイをはじめ、さまざまな紙誌に掲載されたものをまとめて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

50代の佐野洋子さんが記した実に力強いエッセイ

2006/09/29 15:22

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「五十代は若いのである。
青いと言ってもいい。
こんな事を書き散らしていたのかと思うと
恥ずかしくて死にたくなった。同じ自分かと思う。」
あとがきで、現在68歳の佐野洋子さんが振り返る。
このエッセイには50代の佐野さんが実に壮絶に息づいている。
大胆な行動や辛辣な意見に度肝を抜かれ、
時にはゲラゲラ大笑いし、佐野さんってすごいわぁ!と思い続けて読んでいた私は
あとがきを読んで、少しビックリした。
佐野さんって、自分のこれまでしてきたことを、10年後には同じ自分か…と振り返ってる。
でも、続けてこう書いてあって納得した。
「書かれた文章が恥ずかしいのではない。
私は恥ずかしく生きて来たのだ。
そしてみんな忘れているのだ」
実に潔いお人だ、素晴らしい、私は深く深くそう思った。
男と女の関係、
母になるということ、
息子に対する日本の母親の現状、
はたまた家庭について、
佐野洋子節が心地よく響く。
例えば、
「どの道バカな男だったら、美青年だけを相手にせよ」とか、
「家庭というものはそれぞれ中を見てみればほとんど化け物で〜」とか、
「今だって日本人の男は十二歳の子どもである。
ほとんど全てを、女にしりぬぐいをさせている。
その上威張っている」とか…。
かと思えば、「ビシバシ息子をきたえた方がいいのだ」と言った直後に、
「私?もう息子がかわいくてかわいくて、いくつだって?
二十歳過ぎの178センチの大男よ」とおっしゃる。
そして、お恥ずかしいがと前置きして、自らワイドショーおばさん
であることを打ち明け、みのもんたさんをもはや他人とは思えないともおっしゃる。
しかし、「みっともない事はみっともないのだし、
立派って言えば立派なのだ。
滑稽も立派もひっくるめての人生だ」と声高らかに宣言する。
すんなりと納得させるだけの大いなる説得力が、彼女の文章にはある。
実に力強い文章なのだ。
椎名誠さんを絶賛する佐野さんの文章を読んで、
負けた…と思った。
詩人の伊藤比呂美さんを正統に評価する佐野さんの文章を読んで、伊藤さんの詩をよんでみたくなった。
内田百閒の小説に心底ほれ込み、ぞくぞくと嬉しかったのであると書かれてあるのを見て、私もぞくぞくしてきた。
私は佐野さんのことをもはや他人とは思えないようになってしまった。
読後、本のタイトルの「覚えていない」が実にしみじみ心に沁みわたった。

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紙の本

不思議

2023/02/27 12:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議だ。佐野さんの文章は読んでて元気が出る。第一部の男女の話が面白い。「山手線夫婦の葛藤」とか、言ってることが無茶苦茶で。言いたいことがすごくわかる。ほんと、不思議だ。

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2007/01/12 12:01

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2007/11/02 13:28

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2009/08/18 22:40

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2010/12/20 12:57

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2011/06/23 16:14

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2011/08/29 05:45

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2015/09/13 10:52

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2019/02/09 00:50

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