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- カテゴリ:一般
- 発売日:2006/09/01
- 出版社: ベターホーム出版局
- サイズ:21cm/142p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-938508-79-6
紙の本
彼女のこんだて帖
恋を失って泣きたい夜に食べるフルコース、専業主婦の憂うつを救うシチュウ。あなたはどの「彼女」の料理を作る? 角田光代のハートフル・ストーリーに、登場する料理を再現した詳し...
彼女のこんだて帖
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商品説明
恋を失って泣きたい夜に食べるフルコース、専業主婦の憂うつを救うシチュウ。あなたはどの「彼女」の料理を作る? 角田光代のハートフル・ストーリーに、登場する料理を再現した詳しいレシピ付きの、2度おいしいこんだて帖。【「TRC MARC」の商品解説】
料理好きで知られる直木賞作家・角田光代が、料理をテーマに感動ストーリーを紡ぎ、ベターホームがレシピを再現した連作短編小説集。ソフトカバーの本書は読みやすく、調理時に広げやすいB5判ほどのサイズです。
長く付き合った男と別れた。だから私は作る。私だけのために、肉汁たっぷりのラムステーキを! 仕事で多忙の母親特製かぼちゃの宝蒸し、特効薬になった驚きのピザ、離婚回避のミートボールシチュウ…。
涙あり、笑いあり、そしてふと胸つまるときもある傑作短編15編を、おいしい料理とともに味わって。【商品解説】
収録作品一覧
泣きたい夜はラム | 4−13 | |
---|---|---|
恋のさなかの中華ちまき | 14−21 | |
ストライキ中のミートボールシチュウ | 22−29 |
著者紹介
角田 光代
- 略歴
- 〈角田光代〉1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」でデビュー。「対岸の彼女」で直木賞など受賞多数。他の著書に「空中庭園」「ドラママチ」「夜をゆく飛行機」など。
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紙の本
予想以上に美味しい
2006/11/21 12:02
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を手に取るのを本当に心待ちにしていました。
だって角田光代さんのエッセイとそれからエッセイに登場する料理の写真とレシピ付き。
一度で二回、いえ実際に料理を作ったら、
もっともっと楽しめる美味しい本なのですから。
で、実際に手にとって見て、これは予想以上に美味しいと思いました。
エッセイにはもちろん引き込まれてしまいますし、
それぞれのエッセイに続いて紹介されている料理のおいしそうなこと!
すぐにでも食べたくなる気持ちを抑えて、
レシピにもじっくり目を通す。
15のエッセイはそれぞれが独立しているようでいて、
実はところどころ繫がっているところもある。
主人公は実に多岐にわたっており、
例えば、彼と別れようかな〜と思っている女性、
その女性の姉、
その姉の夫、
はたまた姉が立ち寄ったブティックの女主人、
その女主人の息子の彼女…、
くるりくるりと変わっていく主人公達。
主人公が違うだけで、同じ状況や景色でもこうも違って見えるのだなぁと感心しつつ、
やはり料理のことが気にかかる。
私が一番心惹かれた料理は「恋のさなかの中華ちまき」。
早速、もち米を買いに走らねばなりませぬ。
紙の本
「料理」・・・その秘めたる力とは
2006/11/17 15:33
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「料理」にまつわる短編15編と、その料理の写真と詳しいレシピを掲載した「こんだて帖」。
どの料理も、本当においしそうに紹介されていて、ストーリー一編一編が、更にその料理を惹きたてていた。
料理する過程、食べたいと思った心情、思い出など、綴られるストーリー全てが鮮やかでリアル。
笑いあり、涙ありで何度も胸がいっぱいになり、思わず、自分でも作って味わってみたくなってしまった。
私にとって「料理」とは、なんでもない日常の一片でしかなかった存在なのに、この本を読んだら、考え方が変わった。
そして、料理というものは、食べて味わう、それだけに留まらず、もっと大きな大切な何かが込められているものだとつくづく感じられた。
あとがきで、「料理とは、自分にとって手間を超えた何かだった。食べることを超えた何かだった。」と綴られているが、まさにこの言葉が実感できた作品集だったと思う。
著者と母と料理の関係も淡々と綴られていたが、淡々とあればあるほどに、ボロボロと涙がこぼれて仕方なかった。
この本に出会えて本当によかったと、心から感じた一冊だった。
紙の本
愛情いっぱいの料理
2022/11/01 23:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつの時代も変わらない男と女、いつもながらの泣き笑いが淡々と綴られていました。上手くいかないカップルの空腹を満たす、こだわりレシピの数々がおいしそうでした。
紙の本
食事の短編集
2020/01/30 21:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
食事に関する15の短編とレシピです。
それぞれの話は独立しているのですが、
登場人物の1人が
次のエピソードにつながっていて、
思わぬ話が展開していくのも面白いです。
食卓の上での海外旅行が1番気に入りました。
今度真似してみようと思います。
最後の、角田さんのエッセイもよかったです。
紙の本
おいしそう
2017/10/22 21:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとつの短編の長さがほどよくて読みやすかった。そして出てくる料理がどれもおいしそうだし、みんなやる気に満ち溢れていると感じた。