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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.11
- 出版社: 中央公論美術出版
- サイズ:22cm/138p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8055-0530-3
紙の本
ル・コルビュジエの手
著者 アンドレ・ヴォジャンスキー (著),白井 秀和 (訳)
スイス出身のフランスの偉大な建築家、ル・コルビュジエ。彼をめぐるさまざまな追想を、その一番弟子とも言える著者が長短織り交ぜた50の項目にまとめ上げ、味わい深い文章で綴る。...
ル・コルビュジエの手
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商品説明
スイス出身のフランスの偉大な建築家、ル・コルビュジエ。彼をめぐるさまざまな追想を、その一番弟子とも言える著者が長短織り交ぜた50の項目にまとめ上げ、味わい深い文章で綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
アンドレ・ヴォジャンスキー
- 略歴
- 〈アンドレ・ヴォジャンスキー〉1916〜2004年。建築家。ル・コルビュジエ財団の第2代理事長を務めた。
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紙の本
一番弟子が巨匠を描写する。
2016/02/02 01:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章が良い。まるで一編の小説のよう、読みやすくて美しい。「背丈」「性格」など、建築に興味のない読者でも、つい読んでしまうような優しい目線が微笑ましい。
けっして、大笑いはしない、けれど、顔や両手で喜びを表現する巨匠の姿が目に浮かぶ。写真も多数掲載されている。
「開かれた手」というオブジェや、それに関する絵を残しているコルビュジエにとって、手は確かに人格の一部であったろうから、隅から隅まで、なるほど!・・・の1冊。
ただし、建築家としての業績や、作品論について知りたい読者にとって、本書はさほど役には立たないにちがいない。経歴や作品論は書かれていない。建築系の資料ではない。ライトなエッセイ、といった感じの1冊。