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商品説明
革命、内戦、そして亡命。ロシア革命後のソビエト政権を受け入れず国外へ去った白系ロシア人。彼らが日本に残した足跡を、さまざまな資料を駆使して調査し、その実態を浮かび上がらせていく。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第1章 白系ロシア人のイメージ
- 「哀切で,美しく,はかない」イメージ
- 「帝政ロシア貴族の,優雅で誇り高い」イメージ
- 「ロシア正教のエキゾチック」なイメージ
- 「奇矯な振る舞い」のイメージ
- 「力強い」イメージ
- 第2章 白系ロシア人と近代日本文化
- 日常生活への影響
- 芸術面の影響
- 教育・学術面の影響
著者紹介
沢田 和彦
- 略歴
- 〈沢田和彦〉1953年大阪府生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。埼玉大学教授。
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こういう人も白系の亡命者だったのね。
2008/12/24 06:51
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく書店で手にとって買って読んだら、すっかりハマってしまった。
戦後日本に引き揚げた-或いは移住した-ハルビン出身の日本人とのハーフがNHKの「ロシア語講座」に関わっていたとは知らなかった。ソ連軍が「満洲帝国」を占領した際に白系の亡命者を全て連行した、と書いた本があったが違うわけだ。故石井紘基氏の夫人と娘はソ連出身だから白系ロシア人には入らないが、グラドルの登龍門化した昨今、曾祖母がロシア人の小林恵美さんと祖母がロシア人の優木まおみさんの二人は白系の子孫に入るだろう?多分。
惜しむらくはリュシコフのような昭和に入ってからの亡命者もふれてほしかった。
ドイツ軍が撤退する際に一緒にソ連を離れた人々-中にはドイツ軍占領下で強制連行されて戦後帰国しなかった人々もいるだろうが-第二の亡命の波だそうだが。ヴラーソフ将軍のロシア解放軍をはじめとする対独協力の問題が絡むからか、日本人が書いた本では、あまり見かけないが。