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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 117件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/02/01
  • 出版社: エスコアール出版部
  • サイズ:21cm/175p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-900851-38-2

紙の本

自閉症の僕が跳びはねる理由 正 会話のできない中学生がつづる内なる心

著者 東田 直樹 (著)

自閉症の人の独特の話し方はどうして? すぐに返事をしないのはなぜ? 自閉症の子どもの多くは自分の気持ちを表現する手段を持ちません。自閉の世界は、みんなから見れば謎だらけ。...

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自閉症の僕が跳びはねる理由 正 会話のできない中学生がつづる内なる心

税込 1,760 16pt

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商品説明

自閉症の人の独特の話し方はどうして? すぐに返事をしないのはなぜ? 自閉症の子どもの多くは自分の気持ちを表現する手段を持ちません。自閉の世界は、みんなから見れば謎だらけ。自閉症の著者が綴る、自閉症の人の心の中。【「TRC MARC」の商品解説】

養護学校中学2年(当時)の著者が自閉症について「どうして目を見て話さないのですか?」「手のひらをひらひらさせるのはなぜですか?」等50以上の質問に答えます。
巻末には短編小説「側にいるから」を掲載しています。この小説は著者の家族に対する愛情に満ちあふれた内容です。【商品解説】

目次

  • はじめに
  • 第一章 言葉について ~口から出てくる不思議な音~
  •  筆談とは何ですか?
  •  大きな声はなぜ出るのですか?
  •  いつも同じことを尋ねるのはなぜですか?
  •  どうして質問された言葉を繰り返すのですか?
  •  どうして何度言っても分からないのですか?
  •  小さい子に言うような言葉使いの方が分かりやすいですか?
  •  独特の話し方はどうしてですか?

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書店員レビュー

もっともっとたくさんの人に読んでもらえることを願っています

文教堂北野店さん

この本に出会ったのは、NHKの番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」でした。どのような内容だったのかというと、

「自閉症である自分自身の心の内をエッセイに書いた東田直樹さんと、それを英訳した作家のデイヴィッド・ミッチェル氏の交流を描いた番組です。自身も自閉症の息子を持つミッチェル氏は、この本を読み息子の気持ちがわかってきたと言います。日本の若者と外国人作家の出会いから生まれた、希望の物語」

(NHKオンラインから引用)とあります。20か国以上で翻訳されベストセラーになっています。私たちが抱く自閉症児のイメージとはまったく違う。豊かな感性、客感性、独創性、強さ、優しさ、家族への愛にあふれた内容の本です。放送直後は入手しにくかった本書も重版され今では手に取ることができるようになっています。

副題は「会話のできない中学生がつづる内なる心」現在24歳の彼が中学生の時につづった内なる心のその広大さに驚きをかくせませんでした。会話はできなくても「筆談」を母親と訓練の末に習得。その後文字盤やパソコンによるコミュニケーション方法を使って、そのまま執筆へとつながっているようです。おおまかに言うと、言葉、対人関係、感覚、興味・関心、活動についての五章と短編小説で構成されています。「自閉症を個性と思ってもらえたら、僕たちは、今よりずっと気持ちが楽になるでしょう」東田君のこの言葉にハッとしました。自閉症児を抱えるご家庭だけでなくもっともっとたくさんの人に読んでもらえることを願っています。


(評者:文教堂書店北野店 若木ひとえ)

みんなのレビュー117件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

無発語という暗闇に住む息子からの手紙のようでした

2007/05/24 11:36

56人中、55人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者は養護学校の中学部に在籍する無発語の自閉症の少年。お母様や療育者とともに懸命に努力してパソコンで本を綴れるまでになったという。本書の存在をネットで知り、即座に注文を出した。届くまでの日数をこれほど長く感じた本は他にない。読後、これこそ私が最も読みたかった本だと心底思った。
 私にも自閉症の息子がいる。九歳の今も無発語で、文字の読み書きは覚えたけれども、自分の気持ちを言葉にするというスキルを身につけることができない。話せないために実際以上に幼く扱われ、知能検査では言葉の理解の不足のため測定不能に近い最低数値をたたき出す。期待されるようなことは何もできない子。それが息子の知的能力に対する一般的な評価である。
 作者の東田君は、そんな自閉症児の真情を切々と訴える。「僕たちだって成長しているのに、いつまでたっても赤ちゃん扱いされます」「赤ちゃん扱いされるたびに、みじめな気持になり、僕たちには永遠に未来は訪れないような気がします」そして彼は言う。「本当の優しさというのは、相手の自尊心を傷つけないことだと思うのです」。生活場面の大半で「何もできない子」として扱われている息子がときおり癇癪として発せざるを得ない気持ちが、鮮やかに代弁されていると感じた。
 東田君はこうも言う。「僕は色々なことを学んで、成長したいのです。僕と同じように思っている人は、他にもいると思います。僕たちにとっての問題は、自分だけでは勉強できないということです。僕たちがみんなのように勉強できるようになるためには、時間と工夫が必要です」。
 息子が重度の発達遅滞であると分かったとき、周囲の一部の人々は「この子に勉強なんかさせるのは可哀想」と言った。でも親の私には、息子の脳内に知的な思索や観察の力が詰まっていることが言葉を介さずとも理解できた。ふとしたはずみに見える、知性的で情感豊かな表情やふるまいが、それを雄弁に伝えてくれるからである。けれども息子にはそれを他人に知らせる方法がない。放っておけば決まり切った儀式行動に耽るばかり。
 東田君は言う。「自閉症の人が繰り返しを好きなのは、自分のやっていることが好きだとか、楽しいからではないのです」「たぶん、脳がそう命令するのです」「僕がそれに従わないのならば、まるで地獄に突き落とされそうな恐怖と戦わなければならないのです」。
 息子の常同行動をうまく止めることができると、息子はパニックを起こしながらも、どこかホッとした表情をすることがある。自分でやりたくてやっているのでないことは、そんな様子からも分かる。けれども「自閉の子を落ち着かせるには、同じことをさせておけばいい」という固定観念が世間では強く、彼らの本心はないがしろにされがちである。本当は新しい経験をたくさんしてみたいのかもしれない。けれども思い通りにならない脳と体に妨げられて、自閉の檻に閉じこめられている…そのことを東田くんの本は言葉ではっきりと教えてくれる。
 無発語の自閉症者の手記は、他にビルガー・ゼリーンというドイツの青年の「もう闇のなかにはいたくない」という、すばらしい作品を読んだことがある。ビルガーは自閉症状がとても重かったため、作品が贋作ではないかと疑われ、マスコミに叩かれるという憂き目にあい、傷ついて執筆をやめてしまった時期もあるという。自閉症の子を取り囲む闇は、脳障害と周囲の無理解という、二重の暗い壁によって形成されていることを痛感する。東田君も、少なからずそうした闇に苦しんできたことだろう。
 内側から外に手を伸ばすことのできない孤独に苦しむ子供たちを、闇に放置しておいてはならない。そのことを改めて強く感じた。

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紙の本

東田さん、自閉症のことを教えてくれてありがとう。

2021/07/24 13:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の仕事であるはずなのに、まだまだ知らないことがたくさんありそうだと気づきました。はっとさせられることも多くて、思い当たる自分の対応の数々に反省したり、そんなふうに感じているのであれば、次の時はこんなふうに声をかけてみようとか新しいアイディアに繋げようと思ったり、兎に角目から鱗でした。筆談を猛特訓してくれて本当に良かった。彼らがパニックになった時に、唯一間違っていなかった私の対応は「そばにいるよ」と伝えてきたことで、ああ良かったんだと心から安心した。

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紙の本

勉強になりました

2015/01/28 12:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トーマスだいすきっこのまま - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビで拝見し、興味を持ったので購入。とても読みやすいし、勉強になりました。

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紙の本

すべての人によんでほしい本。

2015/01/27 22:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:0123 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとことで自閉症といっても、その症状や感じ方はそれぞれだと思うので、すべての自閉症の方に通ずるものではないと思いますが。
でも、自閉症の方と同じ世の中で生き、すべての人が出会い共に生きていく可能性があるわけですから、これはすべての人が読み、自閉症を少しでも理解するべきだと思います。
字も大きく、お子様やご年配の方でも読み易いと思います。

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紙の本

自閉症者の世界を言葉にしてくれた本です

2014/11/15 22:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKで採り上げられたので、番組に続いて、こちらの本も読んでみました。
会話のできない中学生の自閉症の男子(2014年では成人してみえるのですが)が書いたというものです。自閉症者の内面を語っていて、これが様々な偶然によって外国語に訳されて、海外で評判になっているというテレビ番組だったのですが、いろいろな意味で驚きでした。それで、一体どんな本なんだろうと思ったわけです。
テレビで見ていた限りではエッセイのようなものなのかと思っていたのですが、少し違っていました。
ほぼ見開き2ページに、タイトルのように質問が挙げられており、それに対する答えのように短文が収められています。自問自答というわけではなく、たぶん著者がよく質問されることを並べたのでしょう。そのいちいちが、自閉症者について知りたいとか不思議に思っているようなことなので、読んでいて納得させられることが多かったですね。
例えば「どうして質問された言葉を繰り返すのですか?」に対しては、「阿僕らは質問を繰り返すことによって、相手の言っていることを場面として思い起こそうとするのです。言われたことは意味としては理解しているのですが、場面として頭に浮かばないと答えられません」とあります。
「独特の話し方はどうしてですか?」に対しては、「内容を想像しながら読めないからです。読むことに精一杯で、ひとつひとつの文字を拾って声を出すことでやっとなのです」と答えています。
そんな中で、具体的な質問に直接答えたものではないのですが、印象的な言葉がありました。それは、「自閉症の人には自由がないのです。なぜなら、僕たちは原始の感覚を残したまま生まれた人間だからです」というものです。まだまだ自閉症がどのような原因で生じるものなのかわかっていないのですが、実際に自閉症者と接してみたり、自閉症に対する研究の成果のいくつかを知ると、何となくこの言葉に真実味があるような気がしてなりません。この一文も含めて、ページをめくるたびに自閉症者の真実が出てくるように思えてしまいます。
ただ、これが自閉症者であったとしても中学生が書いた文章なのかと、疑う訳ではありませんが、不思議に思えてしまいます。ここに書かれている文章はかなり抽象的な内容のようにも思います。中学生でこれだけの言葉を使いこなすことができるのでしょうか。それも含めて、これが著者の特異な能力なのかもしれません。そういう自閉症者もいるわけですし。

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紙の本

どうしてか

2008/02/23 01:49

23人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る

自閉症児の内面が豊であり、それを文字と言う方法で表現できるのだとしたら、それはある意味素晴らしいことなのでしょう。
健常者と呼ばれる我々の価値観基準で、彼らの理解が出来るのでしょう。
しかしどうして我々の価値観の中に彼らを入れ込まなければ成らないのか。

自分の子供が発達障害であったとしたら。
私もこういう事をするのだろうか。
同じ様な世界を歩んでくれるとばかり思っていた我が子が、
実は周りと違う「障害児」と呼ばれる物であったととしたら、
私もこういう事をするのだろうか。
こう言うことも有りなのだろうか。
もしそうだとしたら、それは発達障害に対して、
実に納得の行かない最悪の結論を出しているようにも感じられる。

人の考え方は色々であるが、私は発達障害児を我々の価値観で認められる
世界の中で理解できる様にすることが、その対応だとは思わない。
どうしても自分の価値観では認められない者の存在。
それが我が子であり、自分の死んでしまった後も存在する者であったとして、
それがなおさらにどうしようもない思いに突き落とされる者であったとして、
世間も政治も何もしてくれないものであったとして、
どうにも成らなくっても、その子がそこに存在する意味は、
そんな浅いところには無く、意味はもっと深い所にある物だと感じる。
それがどういう意味なのか、今の私には分からないが、
一生分からないかもしれないが、
こんな形で結論付けられるのは、どうにも違う気がするのだけは確かだ。

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紙の本

NHKのドキュメンタリー番組

2014/11/26 14:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ischan - この投稿者のレビュー一覧を見る

2014年11月24日、朝10時からのNHKの『君が僕の息子について教えてくれたこと』という番組を見ました。
現在は22歳になっている東田直樹さんのドキュメンタリーでした。
7年前に書かれた東田さんの最初の本は、重度の自閉症の息子さんを持つアイルランドの作家の目に止まりました。
その作家は自分の息子の心をどう理解したら良いか苦悩していましたが、この本が息子さんの気持ちを代弁してくれていると感じ、英訳しました。そしてそれはさらに数か国語に翻訳されて、世界中の自閉症のお子さんを持つ親御さんの心を支えるようになった・・・というお話でした。
私のまわりにも自閉症のお子さんが何人かいらっしゃいますが、ひとくくりに自閉症とまとめるには、その症状は千差万別で、だからこそ、ご家族や先生も、どのように接したら良いかを常に模索されているのだと思います。
私はこの本をまだ読んでいませんが、NHKのドキュメンタリーでは、東田さんが自閉症の方にとっては奇跡的とも言える、「書き言葉で思いを表現する」方法を習得し、文字盤をたどって一字一字言葉を発しながら、自らの内面を綴り、他者と対話する様子が、感動的でした。
この本の内容があまりに繊細に心の動きを表現しているために、「本人が書いたものではないのではないか?」という憶測をする方もおられるかもしれませんが、ドキュメンタリーでは、東田さんと会うために来日したアイルランドの作家との初対面の対話の映像から、その憶測は的外れなものであることがわかりました。
多くの自閉症の方が、自分でも思うように行動できず、他者からも正しく理解されないという状況にありながらも、家族と共に過ごす時間を幸せに感じて暮らしていらっしゃると知ることができて、本当に良かったです。
是非これらの本を読んでみたいと思います。

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