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紙の本
夢館 (創元推理文庫)
著者 佐々木 丸美 (著)
崖に聳えるガラスの館。かつてそこで命を落とした少女、千波は再びの生を得て、青年学者の吹原と出会う。しかし二人の前世からの縁と、吹原の一族に潜む愛憎がもたらす過去の悲劇が、...
夢館 (創元推理文庫)
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商品説明
崖に聳えるガラスの館。かつてそこで命を落とした少女、千波は再びの生を得て、青年学者の吹原と出会う。しかし二人の前世からの縁と、吹原の一族に潜む愛憎がもたらす過去の悲劇が、千波に新たな試練を課した。前世の思い出を映す未来に導かれるように、千波は崖の館をめざし、歩きはじめる。少女と館を巡る三つの物語、完結。単行本未収録作品「肖像」を併録する。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
夢館 | 9-261 | |
---|---|---|
肖像 | 263-286 |
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紙の本
佐々木丸美氏の傑作ミステリです!
2017/10/05 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、佐々木丸美氏のミステリシリーズの一冊で、「崖館」や「水に描かれた館」に続き三部作と言われています。内容は、千波という少女と青年学者の吹原の間に起こる人間模様を見事に描いた作品で、周囲の人たちの愛憎劇なども巻き込んで、非常に精緻な作品となっています。私は、佐々木丸美氏の文体が非常に好きですが、本書は特に好きな一冊です。
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3作目はファンタジー
2007/05/18 19:16
15人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イヌヤマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう最終巻です。
話が進むにつれミステリーでは
なくなってくるこのシリーズ。
3巻目、出だしは昼メロ。
年齢範囲を超越してモテモテのセンセ−を巡る
ドロドロの愛憎劇場。
後半は輪廻転生で巡り会うコイビト達の
お話しへとシフトします。
正直な感想は、思春期の少女妄想爆裂小説。
周りに花をいっぱい飾った部屋で
若干お年をめしたご婦人が
自己陶酔に浸りながらお書きになった様が目に浮かびます。
1970年代という時代背景を考慮しても
「さぶいぼ」の発生を抑えられない作品でした。
2作目の犯人もピンピンしているうえ、
誰も罪をとがめた様子はないし、
本人も何の罪の意識も感じていないようで。
残念ながら最後まで誰も何の責任もとらないお話しでした。
やっぱり関係者全員、崖の館ごと崩落して欲しかった。