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紙の本
生まれる森 (講談社文庫)
著者 島本 理生 (著)
失恋で心に深い傷を負った「わたし」。夏休みの間だけ大学の友人から部屋を借りて一人暮らしをはじめるが、心の穴は埋められない。そんなときに再会した高校時代の友達キクちゃんと、...
生まれる森 (講談社文庫)
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商品説明
失恋で心に深い傷を負った「わたし」。夏休みの間だけ大学の友人から部屋を借りて一人暮らしをはじめるが、心の穴は埋められない。そんなときに再会した高校時代の友達キクちゃんと、彼女の父、兄弟と触れ合いながら、わたしの心は次第に癒やされていく。恋に悩み迷う少女時代の終わりを瑞々しい感性で描く。【「BOOK」データベースの商品解説】
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終わらせられないことがある
2009/05/19 01:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
失恋。これに限らず、マイナスの感情は、
終わろう、終わらせようとしても、どうしても終わらない時がある。
終わらせたはずなのに、ふうっとよみがえってきてしまう瞬間がある。
ふった方の気持ちがそう簡単には変わらないように、
ふられた方だって、気持ちはそう簡単には変えられないのだから。
いつ終わるかわからなくても、
いつか出口がある。
そんな気がする小説。
いまつらい人に、
大丈夫だよ、と言っているような話でした。