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紙の本
彩雲国物語 12 白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)
著者 雪乃 紗衣 (著)
監察御史として、自分なりに歩み始めた秀麗。一方国王の劉輝は、忠誠の証を返上して去った、側近の藍楸瑛を取り戻すため、藍州へ赴くことに!案内役として、後宮に入った藍家の十三姫...
彩雲国物語 12 白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)
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商品説明
監察御史として、自分なりに歩み始めた秀麗。一方国王の劉輝は、忠誠の証を返上して去った、側近の藍楸瑛を取り戻すため、藍州へ赴くことに!案内役として、後宮に入った藍家の十三姫を連れ、ひっそりと旅立った劉輝。そして、その後を追うのは秀麗のシゴトで…!?迷える将軍・楸瑛、王として悩む劉輝、そしてちょっぴり複雑なキモチの秀麗の、それぞれの旅はどうなる!?疾風怒涛の急展開・シリーズ第12弾、堂々登場。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
不穏な要素満載
2019/04/09 05:13
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は「楸瑛編」最終巻といえます。王に花を返上して帰郷する楸瑛を王が極秘に追っていくエピソード。秀麗も王を連れ戻す命を受けて後を追います。藍家本山である九彩江は方向感覚を狂わせる場所で、大抵の人は入ったら二度と出られないと言われており、特にその中の宝鏡山は王を試す山として知られ、真の王のみが山頂の縹家の社に辿り着けるという。藍家の館があるのは違う山ですが、王として迷いのある劉輝は宝鏡山の方へ行ってしまいます。
一方上官の葵皇毅に「王が九彩江に入ったら追うな」と警告されていた秀麗は、王の九彩江入りの報を聞いて迷わず王を迎えに行こうとします。 宝鏡山の山頂で王と秀麗を待ち構えていたのは珠翠の体を術で乗っ取った縹家当主の姉の瑠花。本人が登場するのはこの巻が初めてですが、強烈に怖いおばあちゃんです。 秀麗の変質しつつある体や王不在の間を狙って李絳攸を追い落とそうとする御史台の動きなど不穏な要素満載で次巻に続きます。
前回暗殺集団の頭として登場し、秀麗に「牢屋の幽霊」の情報などを流し、敵なんだか何だかわからなかった隼(しゅん)と十三姫の過去がこの巻で明らかにされます。