生きてるうちに、さよならを
著者 吉村達也 (著)
「あなたが天国へ行った瞬間を知ってたわ。だって真夜中にきたわよね、私の部屋に。ごめんねって泣きながら…」「兄弟、おれに黙って、なぜ先に逝った。バカヤロー!」親友の葬式で、...
生きてるうちに、さよならを
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商品説明
「あなたが天国へ行った瞬間を知ってたわ。だって真夜中にきたわよね、私の部屋に。ごめんねって泣きながら…」「兄弟、おれに黙って、なぜ先に逝った。バカヤロー!」親友の葬式で、勝手に死者との絆を強調する自己陶酔型の弔辞に嫌気がさした会社社長の本宮は、自分自身の生前葬を企画する。だが彼は知らなかった。妻の涼子が重い病に冒されて、余命幾ばくもないのを隠していることを……。
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誰に感情移入するか
2023/03/23 21:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰に視点を合わせるかで
物語のぞっとする感じが変わってくるかも。
私は第三者(傍観者)→
本宮社長になったわけだけど…
なんだこの甲斐性なしは!というところから
しがらみ怖!妻(涼子)怖!愛人(さゆり)怖!
と変わっていきました
約30年越しの真実に鳥肌が立ちます…!