水の炎
著者 著者:松本 清張
東都相互銀行の若手常務で、野心家の夫塩川との生活に心を満たされぬ信子は、大学の通信教育を受け、独身助教授浅野を知った。彼女の知的な美しさに心を惹かれて愛を告白する浅野。信...
水の炎
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
東都相互銀行の若手常務で、野心家の夫塩川との生活に心を満たされぬ信子は、大学の通信教育を受け、独身助教授浅野を知った。彼女の知的な美しさに心を惹かれて愛を告白する浅野。信子は、その想いの激しさにたじろぐが、夫は、妻の不貞を疑いながら、二人の接近を画策した。不倫をでっち上げることで実業界への飛躍を図ろうとしたのだ――。巨匠松本清張が、美しい人妻の心の遍歴の行末を描く、長編サスペンス!
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
松本清張氏による美しい人妻の心の遍歴を描いた長編サスペンスです!
2021/02/05 10:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『或る小倉日記伝』(芥川賞)をはじめ、、『ゼロの焦点』、『砂の器』、『かげろう絵図』、『古代史疑』、『火の路』などの幅広い作品を発表されてきた松本清張氏の代表作です。同氏は、1958年に『点と線』や『眼の壁』を発表され、これらの作品がベストセラーになり「松本清張ブーム」、「社会派推理小説ブーム」を起こしたことでも知られるようになりました。同書は、東都相互銀行の若手常務で野心家の夫、塩川弘治との結婚生活に心満たされぬ信子を主人公とした作品で、信子夫人は独身助教授の浅野と知り合いにあります。彼女の知的美しさに心惹かれ、愛を告白する浅野ですが、その後、様々なサスペンスへと展開していきます。美しい人妻の心の遍歴を描いた松本清張氏の代表作です。
ストーリーの中引きずり込まれてしまった。
2002/06/13 10:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
松本清張はミステリーか歴史物しか書かないのかと思っていたが、この本が、若くて美しい人妻が主人公の現代物と知ってちょっと驚いた。恋愛物というわけではないが、若くて美しい人妻が、野心家の夫や社会に翻弄されていく様が、息もつかさない風に書かれていて、ストーリーの中引きずり込まれてしまった。
やっぱり松本清張はすごい。